2002年119日 土曜日 冷凍できる魚  

冷凍できる魚

さて、今週も三連休です。といっても、娘は土曜は学校があるので、いつも通り娘を学校に送りつつ、ベルサイユに行きます。行きがけに家内に何を買ってくるか聞いたところ、「冷凍して置いておいて塩焼きで食べられる魚(但しサバ以外)がほしい」というので、それを考えながらベルサイユに向かいます。

さて、いつも通り、魚屋を見て廻りますが、これといって珍しいものは出ていません。冷凍しておける魚というのも、なかなかピント来ません。どうしようかな〜〜と悩みながら見て廻ると、久しぶりに太刀魚がありました。

私の好きな魚屋は、夏前に改装して以降、魚の置き方が変わったこともあり、太刀魚はフィレになったものにか見ることが無かったのですが、久々に丸物がおいてあったのです。太刀魚なら冷凍にも向いています。そこで、まず1匹は太刀魚に決めます。

煮魚用であれば、Rascasseやカレイも冷凍向きではあるのですが、家内の要望は解凍して塩焼きできる魚ということなので、難しいのです。秋刀魚があれば簡単なのですが(笑)

冷凍にしても味が落ちない魚の代表は鮭ですよね。でも、鮭は我が家ではあまり人気がありません。そこで、鮭の仲間であるニジマスを買うことにしました。とりあえず2匹買ってみます。これで、家内の要望は満たしました。

ウニ登場

今日の収穫はなんと言ってもウニです。やっと安いウニが出始めました。一番安い店ではキロ11ユーロでした。今日買ったのは、キロ15ユーロのものです。

このウニ、身もなかなかたっぷり詰まっており、味もgoodでした。この値段でウニが出始めれば、いろいろ試してみることも出来るのですが、今年はどうもウニが不漁のようですね。今後のウニの入荷が安定することを祈りたいものです。

ところで、最近ベルサイユで、よく日本人の家族を見かけます。特に、お嬢さんを二人連れたご夫婦は、いつもクーラー持参で来られているので、よほど魚好きなのでしょう。今日もイカと鰻を買っていました。この選択を見ても、よく魚屋に来ている証拠ですよね。

さて、私の方は、今日のお昼のおかずには、イワシを買いました。イワシは安くて美味しくて庶民の味方です。写真の量で500gですから200円程度かな。鮮度はいまいちでしたが、刺身でも何とかなりそうなイワシでした。

しかし、あゆみ用の刺身がイワシだけでちょっと不足です。そこで、マグロの切り身を買うことにしました。いつものトロではなく、背身の輪切りです。かなり大きいマグロのもののようで、脂も乗っていそうです。鮮度がいまいち怪しかったのですが、漬けにして食べたかったので、鮮度は無視することにしました。

最後にいつもの牡蛎屋さんで牡蛎を買います。牡蛎は先週も買ったのですが、家内もあゆみもカキフライが食べたいということで、二週連続の牡蛎です。カキフライ用なので、No.1を二ダース買いました。

夕食は生ガキ・カキフライ・イワシの塩焼き

さて、土曜の夕食ですが、塩焼用の魚として太刀魚とイワシの二つがあります。太刀魚は半分は冷凍に回したのですが、残り半分でも夕食用としては十分です。しかし、イワシは足が速いので、夕食の焼き魚はイワシに決定しました。

牡蛎は家内が生で食べたいというので、4つを生食用とし、残りをカキフライにしました。先週はカキフライ用のカキが一ダースだったので、ちょっと不満が残ったのです。今日はたっぷり食べられます。

御刺身はイワシを3匹とマグロにしたのですが、このマグロはいまいちでした。やはり少し鮮度が落ちていたようです。そこで、殆ど手をつけず、漬けにすることにしました。醤油に酒とみりんをちょっとだけ入れて、漬けておきます。この漬け、日曜、月曜のおかずになりましたが、とっても美味しかったですよ。

あ、ウニも御刺身として食べました。美味しかった。

塩鮭大成功

さて、先週から作っていた塩ジャケですが、一応ほぼ一週間で完成させてみました。今回の手順は、

・ベランダで塩漬け熟成 一日半程度
・冷蔵庫でゆっくり熟成 四日間
・流水で塩抜き 一日半
・ベランダで乾燥 二日間

ということで、9日間かかりました。出来上がりが下の写真です。

味は狙ったとおりの濃塩作りになりました。でも、塩辛いだけじゃなく、塩ジャケのうまみが十分に出ており、懐かしい塩ジャケの味でした。大成功です。

この塩鮭に嵌ってしまい、この後一週間、毎日夕食はご飯と塩ジャケで済ましました。職場の同僚にも少しお分けしたので、一週間で一匹食べ尽くしてしまいました・・・・・・次回は2〜3匹一度に作って、御歳暮にしようかな(笑)

下の写真は、この塩ジャケと海苔(韓国製)、いくら(瓶詰め)で作った鮭茶漬けです。これが美味しくて美味しくて・・・やっぱり日本人だなあ(笑)

さて、来週もウニが安いといいなあ・・・

ではでは。