97年4月26日 土曜日 鹿島港

先週のアジの悔しさを胸に、再挑戦。今回は情報収集の末、禁断の地鹿島南堤に出撃する事にしました。もちろん新聞を調べて、波が1.5メートルから変化しない事を確認済みです。南堤を選んだのは、ホームページ用の写真も撮りたかったからです。

さて、南堤に到着する前に東京電力の排水口の写真を撮影しました。釣り人は2〜3人で、釣れている様子はありませんでした。

南堤の入口に到着。頑丈そうなゲートですが、ちゃんと隙間が空いています。側には57人死んだとの警告文がありますが、それでもとりあえず入ります。200メートルほど歩くと、再度ゲートです。今度は外側からテトラの上を渡るのでちょっと大変でした。但し、あゆみはゲートの隙間から通れてしまうので、そこは一安心です。

さて、意外と中は人でいっぱいです。到着は4時半頃でしたが、昼から釣っている人(投げ釣り中心)には、全然釣れてる様子はなく、次々に帰っていきます。でも入れ替わりにアジ釣りの人がぽつぽつやってきます。

アジ釣りの人はパイプラインの真ん中あたりに集まっています。そこがよく釣れるとは聞いていたのですが、こちらは子連れなので、込んでるところは遠慮して、だいぶ手前の周りに迷惑のかからないところで釣ることにしました。

6時までの間、投げ釣り好きの私としては、初めての場所で、かつ2度と来ないであろう場所なので、投げ釣りもしてみることにしました。青イソメを餌に、内側にカレイ仕掛けで置き竿。外側で胴付きイシモチ仕掛けを手持ちで探りながら内側の竿の当たりも見ると言う、2兎を追うものは1兎も得ず?体制です。この間あゆみは内側で浮き釣りをしますが、結局予想通り両者釣果なしに終わりました。

6時を過ぎたので投げ釣りは終了、アジ釣りにかかりました。電気浮きによる投げ浮きサビキ釣りです。6時半くらいに1匹目がかかりました。ただ、アジのサイズ(20センチくらい)に比べて針が小さすぎたので、結構あげている途中で落ちていきます。(失敗その1)

で、私が3匹、娘が1匹釣ったまでは、まあ好調だったのですが、ここで問題がおこります。ここは危険だからということで、娘にフローティングベストをきつめに着せておいてのですが、突然おなかが痛いといい始めたのです。どうもきつい服を無理矢理着込んでおなかを締め付けすぎたようで、ベストを緩めて30分くらいすると直ったのですがその間にアジはどこかへ行ってしまいました。(失敗その2)

今回の釣果はアジ4匹。教訓は、あじにせよ、人間にせよ、「成長が早いので、体形に合った道具を使うこと」
でした。ちゃんちゃん。