97年11月30日(日曜日) 日立港

今週は土曜日が大雨だったので、釣りはあきらめ、日曜日の早朝から行くことにしました。狙いは予定通りカレイです。朝5時に木村さんの自宅に行き、木村さんの車で出発です。大雨で高速が50キロ規制になっている中、雨が止むのを待ちながらゆっくり日立に向かい、到着は午前6時半でした。まず第五埠頭に行って赤イソメを買いますが、沖堤防はやはり波が高いので渡船しないとのことで、やむなく車から近い第二埠頭で釣ることにしました。

さすがに雨では人気の第二埠頭も誰もいません。早速北角のスペースを確保し、準備を開始します。この頃には雨もやみ、次々と釣り人が来はじめて、あっという間に第二埠頭先端は満員になってしまいました。一瞬の差で場所取りに成功したのは幸先が良かったのですが・・・

まず4本の投げ竿を準備し、カレイ狙いの全誘導仕掛けを作ります。今日はいろいろな針を試してみようということで、「ネムリセイゴ」、「セイゴ」、「ムツ」、「クワセカレイ」、「ビックサーフ」の5種類を使ってみました。基本的には2本針の段差仕掛けで、上針に赤イソメ、下針に青イソメを付けてみました。

まず最初に木村さんがシャコを釣ります。そして私も・・・結局シャコばかり釣れます。しばらくシャコに明け暮れます。9時頃、やっと魚、でもハゼです。どこに投げても、針を変えてもシャコばかりです。ヒラメ釣りもしたかったので、小ハゼ釣りをしてみますが釣れません。置いておくと、すぐシャコです。シャコは置き竿にすると来るので、なるべく仕掛けを動かそうとするのですが、1本シャコが釣れてそれを取り込んでいる間に別の竿にシャコが釣れるという状況です。

11時頃にはシャコさえ来なくなりますが、12時過ぎ、ついに魚の感触です。しかし不思議な手応えです。シャコのように重い(シャコが釣れると結構重いですよね)のですが、確かに時々引き込みます。しかし、重さに見合う大型カレイの引き込みとは明らかに違います。何だろう・・・・ってちょっとは期待したのですが・・・あがってきたのは・・・

そう、アナゴでした。ちょうど食べごろの立派なアナゴが、シャコとの一荷釣りで上がってきたのです。それでシャコのように重く、カレイとは違う引き込みだったわけで・・・まあ、こんな昼間っからアナゴが釣れるということは海が荒れて濁っている証拠ですね。濁っているならイシモチが釣れてもよさそうですが、隣で朝からずっとイシモチを狙っている人には何もきませんでした。

ということで、3時過ぎまで釣りましたが、一時的にはぜとシャコの入れ食い状態が生じたものの、結局最後にシャコとハゼの一荷釣りをして締めくくりました。本日の釣果は、木村さんと二人で、アナゴ2匹(1匹は鉛筆)、ハゼ11、シャコ29匹!!!でした。本日の敗因は、やはり水が濁っていたことでしょう。カレイは水が濁ると食いませんねえ・・・・

思わず並べてみたくなるほどのシャコです

さて、来週は釣りに行けそうもないので、次は再来週になりそうです。日立の沖堤防に行けるかなあ・・・・