98年4月18日(土曜日) 磯崎〜大洗

最新釣況情報にも書きましたが、この時期の茨城は一番釣り物に困ります。釣れない時期はどこに行ってもつれない事は分かっているのですが、あえてこの時期に釣り場の開拓をする事にしました。場所は磯場です。といっても、磯釣りをする訳ではありません。磯場で投げ釣りをするのです。

いつも通り朝6時出発で、まず餌を仕入れに平磯のフィッシュオンに行きます。ここの餌はいつも元気ですし、予約しておけばさらに元気な餌を準備してくれる親切なお店です。餌を買うついでに最近の状況も色々聞きました。(最新釣況情報参照)

で、コンビニに寄ったところできむさんの車のタイヤにネジが刺さっているのが発見され、ガソリンスタンドでパンク修理。結局最初の磯崎の磯に着いたのは8時過ぎでした。この近くでは、昨年短竿の探り釣りでカサゴ、ギンポ、クジメ等を釣った事がありますが、今日は良型のアイナメを狙って、磯の隙間の砂地を狙って投げようという作戦です。

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当然磯場ですから、最初は根掛かりとの戦いです。仕掛けは中通し錘の1本針で、ムツ針を使ってみました。で最初の数投げで小型のアナハゼが釣れました。アナハゼでは駄目ですが、少なくとも魚がいる事が確認できたので安心です。これで、次々に釣れるかと思ったのですが・・・それ以降全く釣れません。近くできむさんが20センチ弱のクジメを釣りますが、それっきりです。私の方はやっと砂地を見つけ、そこを集中して攻めますが、餌は無くなるものの、魚は釣れませんでした。

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12時過ぎに投げ釣りを諦め、竿を1本手に持って探ってみると、15センチほどのアサヒアナハゼが釣れてきましたが、これも後が続きません。きむさんの方も進展が無いようです。でも海はきれいだし、眺めも良いので、結構気持ちの良い釣りです。こういう場所だと、釣れなくても結構楽しめます。しかし、釣れないとお土産が無いので、結局1時過ぎにここを引き上げる事にしました。釣果は全て(といっても全3匹ですが)リリースされました。

次に向かったのは、大洗の磯場です。夏になると海水浴客が多くて釣りにならなくなりますが、今はまだ大丈夫です。

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ここは、砂地の上に所々磯がある感じなので、砂地を見つけるのは簡単です。ただ、カジメが沢山生えているので、その隙間を狙って投げ込むのが釣果には繋がりそうです。とりあえず私は砂地に投げ込みました。きむさんはカジメの間を探っているようです。しばらくして遠投した1本に20センチ弱のクジメがかかりました。リリースサイズですが、針を飲み込んでいたので弱っており、キープしました。980418p4.gif (26746 バイト)

このころになると雷雨の予報はどこへやら、いい天気になってきました。思わず砂浜で昼寝をしてしまいました。今週も徹夜続きで金曜も徹夜のまま釣りに来ていたのです。3時に目覚めて竿を上げようとすると、1本の竿に魚の感触があります。クンクンと引くので、小型のアイナメかなと思いながら上げると、なぜかウミタナゴでした。サイズは20センチで、この時期のレギュラーサイズです。結局この1匹が最後で、納竿とすることにしました。やはりなかなか新しい釣り場というのは難しいですね。ただ、どちらの釣り場も、時機を選べば結構期待できそうです。しばらくリサーチして、対象魚を変えて再挑戦してみたいと思います。980418p5.gif (31709 バイト)

結局2週続けて、ほぼボウズ状態です。このボウズ菌を駆除するのは大変そうです。仕方が無いので、一緒に感染したきむさんと愛車のインプレッサを写真に収めた後、那珂湊の魚市場にボウズ菌駆除に向かう事にしました。

那珂湊港では、湾奥の排水溝横でご夫婦が釣りをしていました。ここは水質が悪いのですが、魚影が濃く、いつも何かが釣れています。ご夫婦にも30センチクラスのマルタがぽつぽつ釣れていましたが、食べるつもりはない様で、純粋に釣りを楽しんでおられるようでした。最初から食べない前提なら、ここでの釣りも面白いかもしれませんね。

ちょうど魚市場に着いたところであゆみから電話が入り、刺し身が食べたいという要請に応じてマグロの中トロ中オチ(2パック1000円)を買って帰りました。きむさんはホウボウとタラです。タラは超大型が2匹で500円だったので、私の中オチと交換してもらいました。このタラはさつま揚げ風ハンバーグになりました。

さて、来週はあゆみの復帰第一戦になりそうです。でも午前中は参観日なので、午後だけの釣りになりそうです。ということはイシモチの夕マヅメ釣りかなあ・・・

ではまた来週・・・