98年8月15日(土曜日) 鹿島港

先週はまともな釣りが出来なかったので、ちょっと欲求不満気味です。ということで、今週は大物を狙ってまたも鹿島港北新堤防です。夜のうちにアジを釣って、それを泳がせてヒラマサを釣ろうという遠大な(無謀な?)計画です。

鹿島北新堤防到着は午前2時半頃。早速歩いて堤防先端近くまで行きます。途中で様子を覗いてみると、まずテトラ崩れの修理が始まっているようです。新しいテトラがいくつか入っていました。このテトラ崩れはまもなく無くなりそうですね。釣り人のほとんどは休憩状態ですが、ライトをつけて魚を集めている人のところはふぐの山です。一応太刀魚も来ていますが相当数は減ったようです。大きくなる前に全滅しちゃうかもしれませんね。アジは内側ではあまり釣れていないようで、外側でライトをつけている人のところでポツポツ釣れていました。

いつも通り堤防のテトラが無くなった先の中ほどまで行き、内側でアジ釣りです。最初にサビキ+アミエビ仕掛けを試してみますが、ふぐが多くてふぐばかりが釣れます。そこで、ライトを点けてふぐを寄せ、アジはその外側の暗いところで狙うことにしました。餌も各針にはつけず、純粋なサビキです。こうするとふぐに餌を取られること無く、光を求めて回遊しているアジを釣ることが出来ます。この方法でアジを数匹確保しました。

しかしアジもそろそろ大きくなっており、20センチ近くあります。これを活き餌に使うのは少し勿体無いのですが、今日の目的は活き餌釣りによるヒラマサ狙いですから、使わないわけにいきません。とりあえず1本竿を作り活き餌のアジをつけて投げこみました。

さて、午前4時過ぎにはきむさんも到着です。今日はきむさんは青物専門ということで、早速スキップバニーを投げ始めます。私はジェット天秤+弓角仕掛けで探りますが、全く当たりはありません。ナブラも全く立たないので、休憩することにしました。980815p1.gif (20489 バイト)

休憩中に海面を見ていると、魚が泳いでいます。ひらひらと葉っぱのような魚で、少し弱っているようです。取りあえずタモですくってみると、鹿島では初めて見るハクセイハギでした。弱っているようだったのですぐに逃がしてやりましたが、前回のマツダイなど、鹿島には珍しい魚が多いですね。

さて、なにも釣れないので、しばらくサビキに戻りますが、明るくなってからはアジもほとんど釣れません。諦めムードが漂い始めた頃、近くで黙々とスキップバニーを投げつづけていた人がシイラを釣り上げます。40センチ弱の小型ですが、北新堤防でシイラが釣れたのを見たのは初めてです。これをみた周囲のアングラーがこぞってスキップバニーを投げますが、結局釣れたのはこの1匹だけでした。この後一度だけ何か魚を掛けた人が居ましたが、上げてくる途中でばらした様です。

結局泳がせ釣りの方にも何も来ず、10時半に場所を移動することにしました。で、帰り際、角付近の内側に吊されているスカリの中を見てびっくり。一つには40センチ級のイナダが2本、そしてもう一つには70センチはありそうなヒラメが入っていました。うーん、参った。

さて、きむさんと次に行ったのは、懐かしの突堤です。今日はヒラメ狙いです。冷凍イワシ餌をつけぶっこみます。

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でも釣れません。全く当たりすらありません。ということで、2時間ほどでこの釣りにも見切りをつけ撤退しました。結局今日の釣果は、餌のつもりで釣ったアジ7匹だけでした。まあ、刺身にしたら美味しかったからいいかな。

さて今週はまだ未定です。どこに行っても釣れないような気がします。どこかいい場所ないかなあ・・・