98年9月20日(日曜日) 鹿島港

土曜日の夕方、家族を東金の実家に送り届けることになったので、帰りに鹿島の様子を見に行くj事にしました。実家を夜12時過ぎに出発し、1時半ころ鹿島北新堤到着。車の中でゆっくり準備をして、2時半ころ釣り開始です。今日の目的は、夜の太刀魚と朝の回遊魚です。

まず、太刀魚狙いでイワシの1匹掛けの浮き釣りをしますが、これは外れ。まったく当りがありません。通常のサビキでは、まれにアジが掛かりますが、アジに関しては、夜はどうしてもライトで集魚している人たちに分があります。集魚中の隣の人はぽつぽつとアジをあげていました。

結局朝方までに釣れたのはアジ1匹だけ。空が白み始めたので、太刀魚を狙って、タコベイト+メタルジグ仕掛けを内側に投げます。すると当り。しかし、太刀魚にしては小さなあたりです。上がってきたのはなんとアジです。ついにタコベイトでアジまで釣ってしまいました。

さて、このころになると堤防の外がわにはアングラーの山です。数十人がルアーを投げつづけますが、何も釣れません。私も外側へ参加してみることにしました。もちろん仕掛けはタコベイトです。

すると、やはり当りです。さっきよりは強い引きです。でも変です。回遊魚系の力強い引きではありません。上がってきたのは、やっぱりアジ。但し3匹です。それで引きが強く感じたのでしょう。

ここからアジの入れ食いが続きます。数匹同時に掛かることも珍しくありません。タコベイトでこんなにアジが釣れるとは知りませんでした。本当に入れ食いです。このままでは、釣れすぎるので、帰りにきむさんの家にでも寄って、おすそ分けしなくっちゃと思ったほどです。

しかし。この入れ食い、10分ほどでぴたっと終わってしまいました。そこで、仕掛けをジェット天秤+弓角に変えます。すると足元でまた当りが復活。やっぱりアジです。弓角でアジが釣れたのも初めてです。しかし、この当りも5分ほどでなくなりました。まさに朝方の15分だけアジが擬餌に入れ食いとなるようです。その後はどこに投げても当りはありませんでした。

結局その後は何も釣れませんでした。ルアーの人たちには、ぽつぽつと40センチクラスのカンパチが釣れていましたが、ほとんどの人は坊主です。カンパチはタコベイトには見向きもしないようで、私のほうには掛かりませんでした。活きアジの泳がせ釣りもしたのですが、アジのサイズが大きすぎ、背中をかじられただけで終わりました。背中に孫針を打っておけばと悔やまれる歯跡でした。結局カンパチは諦め、8時前には納竿してつくばに戻りました。ちなみに、アングラーに混ざって、一人だけ岩イソメ餌で遠投投げ釣りをしている人がいて、チビハナダイを次々に釣ってました。これも初めて見ました。あんなところにハナダイがいたんだ・・・・

ところで、今回釣ったアジですが、N・Iさんご指摘のように2種類いました。最初は内湾性のアジかと思ったのですが、違います。これはメアジです。メアジはマアジに比べると側線が真っ直ぐぎみで、ゼンゴもあまりありません。一番の特徴は目が大きいことで、死ぬと黄色い縦じまが現れるのも特徴です。(本当の見分け方は鰓蓋の陥没とその下の突起のようです)

今回釣れたアジの大半はこのメアジでした。まあ、メアジもマアジも味はほとんどいっしょなので、あまり気にしなくてもよいと思います。(写真の一番上がマアジ、あとの2匹はメアジです。今回はデジタルカメラを持っていなかったので、写真のデキが悪いです。ごめんなさい。)

結局アジは16匹でした。釣れていたのは本当に15分だけですから、この間だけ釣れば、効率のよい釣りですね。もちろん、真面目に餌で狙えばもっと長い間釣れると思います。タコベイトなど擬餌だけで釣れるのがこの間ということです。

では。今週末は西湘遠征??です。