2000年1月8日(土曜日) 東海村

釣り初めは東海村に決定

8日は今年の釣り初めです。きむさんとメイルで行き先の相談をします。年末に私の車が故障したので、自転車で行く場所は駄目。ということで、この時期に釣り物が見こめる候補として、釣り場は

に絞られました。本当はカニが第一候補だったのですが、きむさんはまだ奥さんとお子さんが実家にいて、カニを釣って帰っても仕方が無いという事で、一発勝負の東海村カレイに賭けることになりました。実はノビタさんのHPで、イワシとシャコが釣れていたのも東海村に決定した理由の一つです。何しろイワシとシャコは我が家で最も喜ばれる釣果ですから(^^;;;

「ノビタさんのHPだと、イワシは朝だけみたいだね。4時起きで行く?」

「この時期、それは辛いなあ・・・」

「じゃあ、普通に出発にしようか。」

ということで、8時にきむさんが我が家まで迎えに来てくれます。途中、フィッシング大洗で餌や仕掛をたっぷり購入し、東海村到着は9時半過ぎでした。久々の東海村は駐車場の柵の様子などが変わっており、ちょっと戸惑いましたが、なんとか一文字に向かいます。一文字は南向きは結構な人で、入る場所がありません。

「ノビタさんがカレイ釣ったのどっち?」

「う〜〜ん。昨日HPを読み返してみたんだけど、南側じゃないかなあ・・・少なくとも、漁船がヒラメをやってたのは北側って書いてあったよ。」

「ノビタさんは来てないかなあ。」

「GAMIさんや拓さんもいるかも。」

「黒鯛が釣れてるなら、アジさんも居たりして・・・・」

などと話しながら、ちょうど真中辺りで、唯一南側が空いていた場所に入ることにしました。隣には、男の子2人とお父さんがサビキと投げ釣り、反対側は黒鯛釣り師です。ノビタさんはいらっしゃらないようでしたね。

サッパ・イワシ・アジ・・・

さて、周りを見ると、隣の子供達が歓声を上げながら魚を釣っています。釣れているのは去年は殆ど姿を見ることの無かったサッパです。しかし、

「今度はイワシだあ。」

「アジが釣れたあ。」

「黄色いアジの群れも来たよ。」

と次々に魚を釣り上げます。早速きむさんがサビキを出しますが、コマセを持っていないので、餌付け方式です。このため、どうしてもコマセグループには負けるようで、なかなか釣れません。

私は、カレイのポイントが全く分からないので、とりあえずカレイ竿を4本作り、南側と北側に2本ずつ、1本は遠投で、もう1本はちょい投げで投込みます。

しばらくすると、早速きむさんがサッパを釣りました。2000年初の釣果はサッパでした。その後も、ポツポツと釣れつづけます。イワシも1匹混ざったようです。そのうちにアジも釣れはじめたようです。

私の方はカレイ竿に当りが無いので、今日の主目的であるシャコ釣りに入ることにしました。この竿で、私の2000年最初の釣果が釣れます。もちろん「シャコ」です。お互いに最初の釣果がサッパとシャコというのはちょっと寂しいものもありますが、どちらも狙ったものを狙い通り釣ったということですから、今年の釣りは「狙いが当る」年になることを祈りましょう(^^;;;

その後、きむさんは、釣れたイワシの泳がせでひらめを狙い、赤イソメのへち釣りでアイナメを狙います。私は一応イワシを狙って餌付けサビキをしてみます。

しばらくして、きむさんが大きく竿を曲げています。何か釣れたようです。竿の曲がりからすると、相当大物のようですが、どうもきむさんは淡々と巻き上げています。で、上がってきたのは、30センチ近い良型の「ドンコ」

「ああ、こいつの事を忘れてたよ。へんな当りだと思ったらドンコかあ・・・」

「でもいい型だね。」

「上げるよ。ドンコ汁作ってみたら?」

ということで、ドンコは私のクーラーに入りました。

初カレイ!!

さて、私もカレイ竿を上げようとして合わせると、懐かしい魚の感触です。

「お、魚が釣れたよ。」

「何?カレイ?タモいる?」

「タモがいるほど大きくないけど、この当りはアイナメじゃないよ・・・あ、カレイだ。タモお願い。カレイは大切にしなくっちゃ。」

ということで、きむさんの差し出したタモに収まったのは30cmを軽く越える良型カレイでした。

「やったね。今年の初魚類はカレイだぞ!!」

ということで記念撮影です。このカレイを片付け、もう一本の竿を上げようとすると、こちらも全く同様の当りです。

「お、こっちも釣れてる。」

「またカレイ?」

「わかんないけど、アイナメじゃない。こっちの方がさっきより大きいよ。」

「大型のカレイ?」

「かなあ・・・・・ああ、アナゴだ。こいつの事を忘れてた!!」

ということで、上がってきたのは、良型のマアナゴでした。確かに思い返せばアナゴの引きなのですが、しばらくアナゴの影を見なかったので、忘れていました。(^^;; しかし、このアナゴもマアナゴとしては良型ですので、写真撮影です。

サッパ・シャコ大漁!!

この後はカレイ狙いの竿には当りが途絶えます。きむさんはサビキでサッパを釣っています。私はお土産確保のためシャコ狙いに集中です。そのかいがあって、シャコはハゼ交じりでコンスタントに釣れつづけます。ハゼはぶっこみの餌にしてみたら、ドンコが釣れてしまいました。ナマコも釣れましたが、これはリリースです。

結局この後は夕方までシャコ狙いに終始してしまいました。今日の反省点は、シャコ狙いに走りすぎて、カレイ竿の世話が十分に出来なかった事です。この釣り場はシャコが多いので、青イソメ餌はすぐに無くなっています。カレイ竿も、上げるたびに餌がなくなっていました。と言う事は、かなり長い時間、餌が無い状態で海中にあったわけで、みすみすカレイを逃した可能性が高そうです。東海村でカレイを狙う場合は、竿を3〜4本に押さえ、こまめに餌を取りかえるのが良さそうですね。

ところで、今日の一文字は釣り人で満員状態でしたが、その中に、ゴミを集めて堤防の上で燃やしているグループが2つもありました。ゴミを無くす努力は認めますが、コンクリートの上での焚火は危険ですから、絶対止めましょう。コンクリートの堤防上で火を燃やすと、コンクリートに含まれた空気層が膨張して破裂するので思わぬ怪我をする事があります。堤防も痛みますしね。

ということで、今回の釣りは、この時期にしてはまあまあの釣果でした。私の釣果は、カレイ1、アナゴ1、シャコ14、ハゼ数匹、サッパ1匹、ドンコ1匹でした。きむさんはサッパとドンコをかなり釣りました。アジは2匹、イワシは1匹だけだったようです。きむさんは、奥さんがまだ実家なので、すべての釣果を私が頂きました。どんこは煮付けに、カレイは塩焼きに、サッパは美味しいママカリになりました。特にサッパのママカリは去年は食べられなかったので、久々でした。あゆみが大喜びで食べていました。

ところで、最近はわたしときむさんの二人が全く違う種類の釣りをする事も多いので、釣果が異なっていて面白いでしょ。これだと情報も幅広く集まりますよね。

とは言いつつも、私の車は壊れたし、きむさんは忙しいし(^^;;、冬の期間中は釣り物も減るので、しばらくは冬眠することになりそうです。釣りは多くて隔週になります。はやく春が来ないかなあ・・・・