2000年3月18日(土曜日) 北茨城

鮟鱇鍋ツアーから大津港へ

今週は職場の関係者で、本場北茨城の鮟鱇鍋ツアーに行こうということになりました。選んだ店は、きむさんに教えてもらった、平潟の「柳屋」さんです。7時半の集合に何とか間に合い、鮟鱇鍋を楽しみました。ここの鮟鱇鍋、アンキモや他の料理も美味しくて、お勧めです。ぜひみなさんもどうぞ(^^)

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さて、宴会が終わったのは午前2時前。他のメンバーは柳屋さんに宿泊ですが、私はそのまま大津港に出発です。今日は大津港の長堤防で釣ってみることにしたのです。

大津港到着は15分後(^^)。早速長堤防の付け根に車を止め、先端を目指します。きむさんから、この堤防のカレイポイントは真中の内側だと教わってはいたのですが、やっぱり初めての場所で、先端から投げてみたいのは人情ですよね(^^;;;;

もちろん、人は誰もいません。先端でゆっくり準備をして、第一投です。船道に平行に80メートルほど投げてみますが・・・・「浅い!!」 どうも2〜3メートルしか水深が無い気がします。こんなに浅くては、冬のカレイは望み薄です。色々な場所に投げ分けてみますが、底が砂になるか泥になるかの違いだけで、深さはあまり変わらないようです。

それでも、一応4本の竿を投げ込みます。しばらくすると、一本の竿に待望のあたり・・・でも、小さい当たりです。一応あわせて上げてみますが、全く重みを感じません。上がってきたのは30cmほどのアナゴでした。

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その後もアナゴの当たりはあるものの、針が大きいせいか、乗りません。時々竿が重くなるのですが、魚の感触では無いし、上げてくる途中で軽くなるので、きっとヒトデが外れているのだろうと思いました。その後釣れたのは、ハゼ1匹です。

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000318p5.jpg (3171 バイト)明るくなって、船が一斉に出航します。そして朝日・・・すると・・・不思議な光景を発見しました。人がいないはずの沖堤防に、人影が見えるのです。ここの沖堤防は渡船は中止になっているはずですが・・・間違い無く、何人もの人がいます。そして、小型の船が人を運んでいるのも発見。沖堤防への渡船を営んでいる人がいるようですね。

000318p6.jpg (8103 バイト)明るくなってからは、全く当たりが無くなりました。ただ、時折重くなる重みの正体は判明。シャコでした。たしかに、きむさんも外側はシャコが多いと言っていました。このHPの大津港案内でもそうかいてありますよね(^^)

結局その後はシャコしか釣れません。明るくなると、ぽつぽつと人がやってきますが、混雑なんかとは程遠い状況です。

000318p7.jpg (17654 バイト)ちなみに、きむさんからカレイポイントと聞いていた、第一埠頭と第二埠頭の間あたりにも行ってみましたが、そこは確かに水深があるものの、底がヘドロのようで、水も汚いので嫌になって釣るのを止めました。

その後は徹夜の疲れも手伝って、お昼寝です。何度か起きたり寝たりしながら10時過ぎまで釣りましたが、他にも情報を集めたかったので、納竿することにしました。

実は最近色々と疲れ気味で、ぼんやり海を見ていたかったので、それには最高の一日でした。大津港は長堤防の外側は水も綺麗でした。

結局ここでの釣果は、ハゼ1匹、アナゴ1匹、シャコ4匹でした。周りでは魚が釣れたのを見ることは出来ませんでしたが、帰り際に堤防付けねのテトラの穴でドンコを釣ったグループが、大喜びで記念写真を撮っているのに出会いました。

釣り場を求め流浪の旅

000318p8.jpg (10991 バイト)さて、次に向かったのは平潟港ですが、途中の海岸も見ていくことにしました。

最初に見つけたのが、かの有名な鵜島の鼻(写真左)です。上から見る釣り場は、いかにも大物が潜んでいそうです。水も綺麗で長めも最高。こんな場所で、ぜひ釣りをしてみたいものです。なんとか、そこに降りてみたいと思ったのですが、こちら側からは降りれないようです。

000318p9.jpg (11313 バイト)そこで、さらに車で走って到着したのが、かの有名な?「のまんだ」(写真右)です。ここは現在工事中で、下に降りる階段とはしごがあって、そこから鵜島の鼻に行けると最近の釣り雑誌にも書いてありました。

確かに、工事中の階段とはしごはありました。しかし・・・はしごの高さだけで10メートル以上ありそうです。荷物を何も持っていなくても、ちょっと怖くて降りる気にはなりませんでした。

まあ、意を決せば降りれないことは無いでしょうが、そこまでしていく価値のある場所かどうかは悩むところですね。崖の上からの釣りも考えてみましたが、真下は陸地なので、うまく魚を上げるのは難しそうです。それに、やっぱり怖いですよね。

000318p10.jpg (11480 バイト)結局、私はここで釣るのは諦め、平潟港に向かいます。

平潟港では、かなりの人が釣っていましたが、釣果は・・・・相当厳しそうです。やはりまだ水温が低いのでしょうか。

平潟港の沖堤防は渡船があるはずですが、沖堤防には誰も渡っていませんでした。この時期にわたっても、価値がないのかもしれませんね。

先端から湾内までぐるっと見て回りましたが、釣れてる感じが全くしなかったので、ここも諦めます。

000318p11.jpg (10581 バイト)次に向かったのが勿来港です。ここは最初平潟港から国道6号に出ずに行けるのではないかと色々やってみましたが、やはり一旦6号に出ないと行けないことが分かりました。

港の先端では何人かの人が釣りをし、そして、彼らの車の下では、何匹かの猫が昼寝をするという、のどかな光景が広がっていましたが・・・・やはり釣果は無いようでした。

結局どこも、竿を出してみたいという場所が見つからなかったので、帰ることにしました。高速で一気に・・・とも思ったのですが、折角なので、日立北インターまで下を走ることにしました。理由は、その区間だけ、まだ一般道を走ったことが無かったからです。これで、県内の海沿いの国道を全線走りました。(^^)

川尻でお遊び

さて、そのまま帰っても良かったのですが、餌箱にはまだ青イソメが残っています。このまま帰ると、明日も釣りに行きたくなりそうです。さすがに、それは疲れるので、餌を使いきって帰った方が良さそうだと、前回の偵察で気になっていた川尻港の船道に行ってみることにしました。

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到着したのは1時過ぎですが、釣り人は誰もいません。連休初日の土曜なのに、この状況とは、よほど釣れないということなのでしょう。でも、まあ、物はためしと、船道で釣ってみることにしました。

しかし、船道は根掛かりが頻発します。あっという間に3つの天秤を失います。仕方がないので、船道を諦め港内に投げますが・・・もちろん、何も釣れません。今日の川尻港は、外の波が結構強く、それが港内に流れ込んで、一見久慈漁港の爆釣時のようなのですが・・・・

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仕方がないので、竿を置いたまま、ちょっと遊ぶことにしました。実は久々に、秘密兵器?を持ってきたのです。魚群探知機です。この探知機、普段使うと、ふぐが沢山写って、役に立たないのですが・・・・なんと、底まで4.3メートル、何もいません。あちこち調べてみましたが、どこでも魚の絵を一度も見る事はできませんでした。これで、すっかり戦意を無くし、納竿することにしました。

結局川尻では2時間ほどの釣りで、釣果0でした。

今回の釣行も貧果に終わりましたが、まあ今回は情報収集が主目的だったので、良しとしましょう。あちこちの釣り場の写真は撮ってきましたので、近々北茨城の釣り場情報をバージョンアップしますね。

では。今週末はどうしようかな・・・

 

コメント

いよしょうさん: 我々も平潟港温泉に泊まりがけで2回ほど釣りにいったことがあります。
海と宿が近いので釣りの拠点にはいいのですが、釣果の方はいまいちでした(^_^;)
でっかいアイナメとかソイがいそうな雰囲気なのですが・・・。
釣れなくても温泉入って美味しい料理を食べるだけでもいいですよね。

Gaku:北茨城の港は、本当に奇麗で釣れなくても満足してしまいますね。今回は温泉には入らなかったので、次回は温泉付きで遠征したいと思います。