2000年4月22日(土曜日) 鹿島港
天気図とにらめっこ
今週末も天候不安定で、2週続けて天気図と睨めっこです(^^;;;;
先週の湊さんのHPに、私ときむさんの釣行計画のことが書かれてました。ありがとうございました。>湊さん(^^;;; あそこにも書かれていた通り、我々が綿密な検討をして釣り場を決めるのは海から遠いからです。一旦行ってしまったら、そう簡単には変更できません。だからこそ、一生懸命失敗の無い釣り場を毎回探しています。(^^)
ということで、今週は、私がいつも参考にするHPを紹介しますね。
天気:http://www.wni.co.jp/cww/index.html
天気のHPは沢山ありますが、ここは「釣り情報」、「アメダス」、「天気図」など、何でも揃っているので、とても便利です。
ここも天気のHPですが、注意報情報などが一覧で見やすいですね。あと、メールを申し込むと、毎日メールで天気を教えてくれます。
天気3:http://www.metocean.co.jp/kisho/html97/kisho/index.html
ここのページには、10分ごとに更新されるレーダーアメダス情報があります。今どこで雨が降っているか、一目瞭然です。
波:http://www.imoc.co.jp/rsmwv.htm
沿岸波浪予測図があります。この波浪予測モデルは信頼性が高いですよ。
海流・海水温:http://osman.jhd.go.jp/cue/KAIYO/qboc/index.html
ここの情報は2週間遅れなので、予測には余り使えません。但し、冷水隗の動きなどは見ておいて損はないですよ。
あと、もう一つ重要なのは、電話の天気予報サービスです。 鹿島の場合は茨城の予報を聞くより銚子気象台の予報を聞くほうが良いとM・Tさんに教わりました。銚子気象台の天気予報は0479-177です。
とりあえず鹿島に決定!!
で、今回は、朝からあゆみの参観日に出て、その後の出発だったので、10時発です。波が3メートルなら日立の稚鮎と思ったのですが、昼頃には2mになるようなので、鹿島に決定です。とりあえず鹿島に行ってみて、某堤に入れそうなら、某堤でアジ釣り、無理そうなら南浜でイシモチ、それも無理そうなら、北新堤でアジを狙ってみる計画です。
鹿島到着は11時過ぎです。海を見ると、濁ってはいますが、波はそれほどでもありません。
「すごい濁りだね。これなら昼間からイシモチが釣れるね。」
「ほんとだね。南浜に行く?」
「う〜〜ん、でも3週連続同じ場所というのは避けたいなあ・・・・」
「そうだね。やっぱりアジが釣りたいね。それに久々にM.Tさんにも会いたいしなあ。」
「きむさん、しばらく会ってないもんね。」
「あ、これM.Tさんの車じゃない?」
「そうみたいだね。MTさんも来てるんだ。じゃあ行こう!!」
ということで、某堤突入が決定しました。
某堤に行ってみると、堤防の外側に沢山の漁船が来て、網を入れています。あれは間違い無くイシモチ狙いです。相当沢山のイシモチがいるのでしょう。濁りのある場所を選んで網を入れているようでした。
いつもの場所に到着したのは、11時半過ぎです。人はあまりいません。
「あれ?MTさん、いないみたいだね。」
「別の人の車だったのかな?」
ということで、M・Tさんには会えませんでした。M・Tさんは日曜に釣行されたようですね。
アジは夕マズメ狙いなので、まずは投げ釣りから開始です。2本を投げ込み、3本目の準備をしていると、反対側で釣りをしていた人がこちらに向かって何か言ってます。
「タモあります?」
「組み立てればありますけど? 組み立てましょうか?」
この会話を聞いて、きむさんがすぐ見に行きます。私は慌ててタモを組み立てます。
「何が釣れてるの?」
「黒鯛だよ。サビキ仕掛けで。」
「ああ、サビキじゃあタモで上げないと切れるね。」
ということで、黒鯛のタモ入れに成功しました。この方もアジを狙っておられましたが、アジは釣れていないようです。
カレイとアイナメ
さて、投げ釣りのほうは、いつも通り、私は遠くでカレイ狙い、きむさんは近くでアイナメ狙いです。しかし、カレイ狙いの竿に最初に来たのはアナゴ、2本目の竿にも大型アナゴ2匹、うち1匹は堤防際で落ちましたが、アナゴだと落ちても全然悔しくありません。アナゴはあっという間に仕掛けをぐちゃぐちゃにして、悶死しているか、逃げ去っていくかです。近場狙いのきむさんはドンコ地獄に陥ったようです。ドンコが次々に釣れています。
しかし、何本かアナゴを上げた後、久々の良い手応えが来ました。
「きむさん、タモお願い。」
「カレイ?」
「うん」
きむさんにタモ入れしてもらったのは、ここでは珍しい40センチクラスの良型カレイでした。堤防に上げたとたんにハリス切れで、タモで上げて正解でした。このカレイ、完全に産卵後の体力回復を終わったようで、素晴らしい肉厚のカレイでした。厚さが5センチくらいありました。
そのしばらく後、今度はきむさんに動きがあります。ちょっと重そうです。
「タモいる?」
「うん、お願い。」
そこで、タモを取りにいって戻りますが、それより早くきむさんが引き抜いてしまいました。久々に見るアイナメです。
「以外と小さかったよ。」
「30cm弱かな。」
「うん。ちょっと不満足だなあ。」
しかしこれで、なんとか二人とも目的の物を確保しました。
アナゴとドンコ
しかし、この後はアナゴとドンコの地獄です。私のほうは、毎回仕掛けがダメになっていきます。多分20匹近くのアナゴが仕掛けをぐちゃぐちゃにして逃げていったでしょう。それでも、10匹以上釣りました。小型で生きてるアナゴは全部リリースしたのですが、多くは仕掛けが巻き付いて悶絶状態です。しかたがないのでキープします。
きむさんの方は、どこに投げてもドンコだ〜〜と嘆いています。きむさんは何匹ドンコを釣ったか分かりません。時折30cm以上の良型も釣れますが、ほとんどは20センチ弱の小型です。このうち30cmクラスの2匹を頂きました。私も1本だけ手前を狙ってみて、30cmのドンコと20センチのササノハベラを釣りました。
このアナゴ・ドンコ地獄に参ったので、アジを求めてサビキもしてみましたが、全く当たりがありません。今年はどうもアジが遅れているようですね。早くアジが来てくれると嬉しいのですが・・・・
この後、きむさんがバイ貝?を一荷で釣ったり、私がシャコを釣ったりしましたが、結局ドンコとアナゴ地獄が最後まで続きます。さらに、夕方になり、漁船が網を入れに来ました。堤防の周りをぐるっと取り巻いて入れています。これで、カレイ釣りをする意欲を無くしました。仕方なく、仕掛けを網の手前に投げ込みます。
夕方置き去りにしておいたサビキ仕掛けが流れてしまい、先程の黒鯛を釣った方のサビキに絡んで切れてしまいましたが、わざわざ海に取り残された浮きまで回収して持ってきてくださいました。ありがとうございました。
結局日も暮れたので、7時頃納竿としました。納竿間際に小型のカレイがアナゴとの一荷で上がってきました。今日のカレイ、不思議と大小ともに、ここでは珍しいサイズでした。
帰りに南浜に寄ったら、地元のおじさんが、昼間は入れ食いだったと教えてくれました。やはり今日は南浜にするべきだったでしょうか(^^;;;;
今回はきむさんがアイナメ2匹、私がカレイ2匹、ササノハベラとシャコ1匹で、アナゴとドンコはお互い嫌になるほど釣りました。持ちかえりはアナゴ11匹、ドンコ3匹です。
カレイは空揚げにはサイズが良くなかったので、半分を刺身、半分を煮付けにしました。久々のカレイの刺身は美味しかったですね。事情があってきむさんのアイナメも頂きました。このアイナメの刺し身も美味しくて満足でした。
さて、来週はGWです。天気がよいといいのですが・・・・
コメント
M.Tさん: 釣り場まで遠い私も 天気予報が頼りで 4/22は波3mというので 日をずらしたのですが 4/23朝、ゲートの所でたたずんでいた人が 昨日よりうねりがあるといったのには弱りました。
波の高い時に釣りをした夜は 大きな波が襲ってくる夢をみます。これがつらい・・。 水温が低いためか もっぱら投げ竿が頼りですが もし 釣る魚を選択できる方法があるなら ドンコとアナゴはパスしたいですね。Gaku:4月22日はちょうど昼頃到着したので、波浪注意報が解除され、波も天気予報で2mと言っていたので、安心して入れました。ただ、夕方の満潮近くになると、希に低いところは波をかぶっていたので、ちょっと不安でした。
しかし、あそこのアナゴとドンコ、何とかなりませんかねえ・・・・・贅沢な悩みでしょうか(^^;;;