2000年11月18日(土曜日) 鹿島港
FFつくば壮行会開催
私の海外赴任、きむさんの転居が決まったことで、二人とも鹿島への釣行が難しくなります。で、鹿島棒堤の常連の皆さんが我々のために壮行会を開催して下さることになりました。当日は、まず皆で魚を釣って、その魚を皆で料理して食べて語ろうという会です。アジのタタキさんが幹事を引き受けてくださり、鹿島のゆららという保養施設のコテージを借りて実施することになりました。
しかし、その前に問題が生じました。私の車が走っている途中に炎上してしまったのです。で、車は即座に廃車され、私の足はうばわれてしまいました。きむさんも既に引っ越してしまい、いません。そこで、今回は筑波在住のtakameguさんに乗せていてもらうことにしました。
18日の海の様子は波浪注意報も出ており、少し不安な状況です。この前の週に棒堤で転落事故もあったため、釣行に少し迷いましたが、ともかく行ってみることにしました。筑波出発は午前3時です。
「今日はだめかもしれないねえ。」
「波、高そうですよね。」
「手前の第一高台までは行けると思うけどねえ。」
「あのあたりでカレイが釣れるって、FF茨城にありましたよね。」
「ああ、そういえば、ヤンさんが言ってましたね。じゃ、そこでカレイでも狙おうかな。」
「あそこはヒラメのポイントでもありますよね。」
「そうですね。じゃあ、ヒラメとカレイを狙おう。」
ということで、とりあえず第一高台を目標として釣行することにしました。
途中鹿島釣り餌センターでイソメを入手しますが、ヒラメ用の鰯がありません。私はやむなくキビナゴを買ったのですが、takameguさんは鰯を求めて、神栖フイッシングセンターでもふられ、港屋さんでやっと鰯をGetすることに成功しました。
予想以上の凪状態
さて、海に着いてみると、海はそれほど荒れていません。荒れ具合の指標となる東電の排水溝堤防にも波は上がっていません。ちょうど堤防付け根でN.Tさんと会いました。早速皆で乗り込みます。
第一高台の先端に到着したころには、空も明るくなっていました。海もよく見えますが、それほど荒れてはいません。これなら大丈夫と先端を目指すことにしました。
途中、いつもの場所でアジのタタキさんが釣っています。
「どうですか?」
「今入れ食いだから、早く準備して来て。」
「アジですか?」
「アジとムツ。」
これを聞いて、ここで釣ろうかなとも思ったのですが、私の今日の目標はカレイなので、とりあえずカレイのポイントまで行き、投げ竿を投げ込むことにしました。第一投は6時頃でした。
N.Tさんは既に先端でぶっこみを開始しています。takameguさんは灯台前で投げ釣りです。
今日の参加者は全員で9人で、うち3人(伊予さん、TODOさん、GAMIさん)は、東海村に行っています。きむさんは今日は釣りをせず、直接宴会集合予定でです。あと到着していないのはM.Tさんだけです。不思議だなと思いながらも、とりあえずサビキ竿を1本持って、アジのタタキさんと合流することにしました。
アジ、ムツ、そしてウマヅラ
アジのタタキさんは順調にアジを釣っています。私も早速参戦します。すると、すぐに来ました、アジです。サイズは20センチ弱ですが、時折ダブルもあり、コンスタントにつれます。ムツが混ざるときもあり、むつもなかなかよいサイズなので、楽しめます。7時過ぎには、シマダイが混ざり始め、ムツが減りますが、それでもコンスタントに釣れ続けます。
しばらく釣っていると、強いあたりで別のものがかかります。シマダイかな〜〜と思っていると、良型のウマヅラが上がってきました。これは嬉しい獲物です。その後、ウマヅラとアジとムツの3点セット釣りなどもあり、アジのタタキさんと二人でかなりの量を釣りました。
「そろそろアジはよさそうなんで、私は一旦投げ釣りに戻りますね。」
「了解」
ということで、私は投げ釣りに戻ります。しかし、投げ釣りのほうはヒトデの山です。
そこで、餌を全て付け替えて投げ込みます。するとしばらくして、竿を持って行くような大きなあたりがあります。でも、ちょっと変です。魚のあたりにしては強すぎます。
ともかく合わせると、乗りました。間違いなく生き物です。でも、やっぱり変です。カレイやアイナメどころか、アナゴのあたりとも違います。だんだんと嫌な予感が強くなります。そして、水面に現れたのは・・・・やはりサメです。60センチほどのホシザメでした。
とりあえず抜きあげアジのタタキさんに見せます。
「サメが釣れちゃいましたけど、どうしましょう。」
「今日はキープして、皆に食べさせてみたら?」
「そうですね。それも面白いかも。じゃあ、キープしますね。」
ということで、運の悪いサメはキープされてしまいました。
ウマヅラ狙い大成功
さて、投げ釣りがいまいちなので、、またサビキに戻ることにしました。しかし、もうアジは不要なので、カワハギ狙いです。サビキの針に赤イソメをつけて狙います。この狙いが当たり、ウマヅラが次々に釣れます。30センチ近いサイズまで釣れました。アジのタタキさんも同じように釣ります。
ちょうどその頃、M・Tさんが到着されました。今日は海が荒れていると信じて釣りに来なかったのだそうです。でも、takameguさんに電話して様子を聞いたら、皆釣っているということで、慌てて出発してきたようです。
「M・Tさん、もうアジとカワハギは十分ですから、アイナメとカレイ釣ってください。」
「投げつりはだめなの?」
「先端でN.Tさんが苦戦しているようなので、ぜひお願いします。」
と、無理やりM・Tさんを先端に向かわせます。で、ウマヅラハギ釣りを続けます。結局7匹のウマヅラハギを釣ることができました。
投げ釣りのほうは結局これ以降もヒトデとアナゴしかかからず、惨敗に終わりました。
先端では、NTさんとMTさんが、多くの食材を確保しました。さすが某堤の最強コンビですね。
結局この日の私の釣果は、ホシサメ、アナゴ、アジ10匹以上、シマダイ10匹以上、ムツ5匹以上、海タナゴ2、ウマヅラ7、アイナメ1でした。
ゆらら集合
さて、午後2時過ぎには納竿してゆららぬむかいます。最初に着いたのはきむさん。早上がりで買出しに行ったアジのタタキさんが2番目に到着でした。3時過ぎには続々と到着します。
まずはみんなの釣ってきた釣果を並べてみます。カレイ、メバル、ソウダガツオはN.Tさん、タカノハダイ、アイナメはM.Tさん、マトウダイは東海村遠征のいよさんが釣り上げました。
この後、料理をして、みんなで大宴会を楽しみましたが、ここは釣りとは関係ないので省略します。
写真でお楽しみください。
ではでは。