20055月20日 金曜日 

イシモチ調査第8回

今週はきむさんが土曜日にバーベキューパーティのため、食材調達に金曜を休んで釣りです。私のほうは金曜一日は休暇が取れなかったので、午後3時過ぎに午後休をとり職場を早退してつくばに戻り、きむさんを追いかけます。

きむさんの予定は、昼間イシモチ釣り、夕方アジ釣り、夜イシモチ釣りとなっています。途中、きむさんからメールが入ります。

「これからイシモチをつります。」

「イシモチいません、もう少し釣ったらアジ釣りに行きます。」

「イシモチ一匹だけ釣れました。」

「アジいません。イシモチ釣りに戻ります。」

私のほうは、8時頃釣り場に到着、きむさんがアジ釣りから戻ってくるまでに釣り始めます。釣り始めてすぐ、きむさんも到着です。二人で、色々な場所でイシモチを狙うものの、あたりがありません。2時間ほどで場所換えもしてみましたが、やはりダメ。きむさんは諦めて11時半頃帰宅しました。

私のほうは、その後セイゴでもつれないかと、もう一度場所換えをしましたが、やはりダメ。諦めて、第二ターゲットのウスメバル釣りに向かうことにしました。

次の釣り場に到着したのは、午前一時過ぎ、早速ウスメバルを狙って釣り開始です。しかし、浮きは全く動きません。その上、周りでは不気味な音が沢山鳴り響きます。スナメリがいるのです。夜なので姿は見えませんが、すぐ近くまで来ているようで、彼らの息音がそこらかしこから聞こえてきます。

この状態では、メバルが出てくるとは思えません。仕方ないので、底物狙いに切り替えてみると・・・・ドンコの猛攻です。この場所では一月前にもドンコの猛攻にあいましたが、その状況は変わってないようです。竿を多く出すとドンコだらけになりそうだったので、1本だけにし、他の竿は夜明けまで上げておくことにしました。

2時半頃、それまで誰もいなかったこの場所に釣り人が現れます。最初は暗くて誰だか分からなかったのですが、NTさんです。NTさんは、エビ釣りをした後、アジとアイナメを求めてこの場所に来たそうです。

4時頃、夜が明け始めます。早速アジ釣り開始です。NTさんはルアーでフッコも狙います。しかし・・・・どちらも全く反応がありません。アジ釣りのサビキには稀にコモンフグが掛かりますが、それ以外の魚は全く掛かりませんでした。

明るくなって開始した底物狙いは、やはりドンコの猛攻にあいます。稀にアイナメもつれますが、サイズは20センチ程度の小型です。特に大物のドンコだけ一部キープし、あとは全部リリースです。ドンコだけでも20〜30匹は釣ったでしょう。

しばらくして、水面下に、何か小魚の群れが泳いでいるのを見つけます。チアユかもしれないと思い、早速仕掛けを作って入れてみると・・・・カタクチイワシでした。カタクチイワシの群れが次々にやってきます。チアユ狙いの仕掛けではイワシは釣りにくいので、普通のサビキに代えて狙うと、いくらでも釣れます。今日は底物もぱっとしないので、とりあえずこのイワシを釣って帰ることにしました。

イワシは釣れたものを活かしバケツに入れてなるべく生かしておきます。勿論死ぬものも多いので、死んだらどんどんクーラーに移します。こうして相当数のイワシを確保しました。

ちなみに、このイワシのうち帰り際まで生きていたものは、刺身用にきちんと密封冷蔵保存をして持ち帰りました。写真で真ん中あたりの新鮮そうなイワシが、そのイワシで、廻りの色が違うイワシは、死んだ端からクーラーに放り込んだものです。これだけ差が出ますので、やはりイワシの刺身を食べるには、イワシをいかに新鮮に持ち帰るかがポイントだと判ります。

さて、イワシを釣っていると、MTさんが到着されます。アジが釣れない話を色々としましたが、日も高くなってきたので、私の方は納竿とすることにしました。10時頃です。

結局今日の持ち帰りは、ドンコ7匹、アイナメ(救命できなかった)1匹、イワシ多数でした。ドンコはハンバーグに、イワシは刺身とバター焼きになりました。イワシの刺身はやはりすごく美味しかったです。お土産が無いときはイワシでもいいかな(笑)