2011年5月上旬

地震後初の釣りへ

地震でしばらく釣りをするどころではありませんでしたが、福島原発以外の状況は落ち着いてきて、そろそろ生活を元のリズムに戻す必要を感じてきました。そこで、GWには、釣りに行こうということになり、きむさんと場所を検討しました。

福島から高濃度の汚染水が岸沿いに南下していることは十分に考えられましたので、健康被害はないとは言え、わざわざ今、北に行く選択肢はありません。本当は銚子より南に行けば、間違いなく安全地帯なのですが、それもちょっとやりすぎです。ということで、南堤と排水口のおかげで、北からの流れが間違いなく遮られているいつもの場所でイシモチ狙いをしてみることにしました。

当日は、1時半には鹿島に到着することを目標に、12時前に出発したのですが、途中利根川沿いの道路の状態が悪く、う回路を走らざるを得なくなり、そこで渋滞します。

結局きむさんとの合流には遅れ2時頃いつもの場所に到着しました。

初の場所に挑戦

いつもの場所を見ると、釣り人がいます。

釣り人の数は少ないのですが、いつもの場所は、地元勢にも人気の場所なので、人が入っていることが多いのです。数人なので、入る場所が無いわけではありませんでしたが、他の突堤ががら空きなのに、無理にここに入る必要もありません。

元々、今日は釣れるかどうかより、竿を出すことが重要って感じなので、広く自由に釣れる場所の方が楽しそうです。

ということで、今まで入ったことのない堤防に入ってみることにしました。

この堤防は四角いテトラで、割と釣りやすそうです。釣り開始は結局15:00頃になってしまいました。

まずは投げ竿を2本だし、それから浮き釣りを準備します。濁りは薄く入っており、魚がいれば釣れそうですが・・・・どうも浅いようです。浮き下をセットすると、いつもの釣場より相当浅くなることが分かりました。

これはだめかな・・・・と思っていると、やはりだめですよね。全く釣れません。

仕方がないので、一本北、一本南、と左右の突堤にも歩いて出張してトライしてみましたが、やはりだめです。遠征から戻ってきむさんに様子を聞きましたが、きむさんも当たりが無いようです。

「今、遠征していつもの釣り場まで行ってきたけど、もう誰もいなかったよ。」

「じゃあ、移る?」

「移ったから釣れるとは限らないけどねえ・・・釣り人いなかったし。」

「移るなら今移らないと夕マズメに間に合わないよ。」

「そうだね。じゃ、移ろうか。」

ということで、結局きむさんと相談していつもの突堤に移ることにしました。

いつもの場所でいつもの釣り

結局いつもの場所に移って釣りを再開したのは、18時頃でした。間もなく夕マズメのゴールデンタイムです。

いつもの場所ですから、釣れそうなポイントも分かっています。きむさんも、得意の場所に竿を入れています。

暫くして、きむさんが浮き釣りで一匹目を釣りました。続けて、二匹目も釣ります。

これは時合いのようです。きむさんの傍に投げ竿を入れてみると、当たりがありました。一度目は乗りませんでしたが、二度目のあたりはきっちりと乗せることができ、今年の初イシモチが釣れました。

サイズは25センチほどの良いサイズです。久々のイシモチの引きを楽しみました。

19:18

その後、またすぐに2匹目が釣れました。こちらは小型でしたが、調子よく釣れるので、今後に期待が持てそうです。

19:33

これだけ釣れるなら、折角だから、投げ釣りじゃなくて浮き釣りで釣りたいと思い、竿を交換してみましたが・・・・・ぱったりと当たりが止まり、結局その後3時間、全く当たりのないまま納竿となりました。

結局今日の釣果はイシモチ2匹だけでしたが、ともかく釣りができることを確かめることができたので、嬉しかったです。