2014年3月下旬
今回の狙い
ついに待っていたチアユの便りが聞こえ始めました。早速きむさんと釣行です。
今回は、きむさんが年度末で年休が余っているとのことで、平日に休暇を取っていくことになりました。
狙いは勿論チアユですが、私はその合間に投げ釣りをする予定です。
特に何が釣りたいというわけではないのですが、投げ釣りを長いことしていないので、投げ竿が可哀そうになったのです。
当日は干潮が朝なので、10時スタートが良いときむさんの判断で、10時集合にしました。
当日は、いつも通りの時間より、少し早めに出発します。早く着きすぎるかな・・・・と思ったのですが、大渋滞。通勤時間だってことを忘れていました。平日に釣りに出ると、こういうことになるのですね。忘れていました。
結局現地到着は、予定通りの10:00でした。
きむさんが少し遅れるようなので、まずは偵察です。釣り場の多くはサヨリ釣りですが、釣れていないようです。
しかし、一人だけ、稚鮎釣りの人がいました。で、数匹ですが釣っていました。これで一安心です。
稚鮎はぽつぽつ
早速稚鮎釣りの準備をします。きむさんから、ここの稚鮎釣りは餌を付けた方が良いと習ったのですが、とりあえずエサが溶けていないので、まずはから針でやってみます。そのかわり、ちゃんと水中で動くように浮き釣り仕掛けにします。
すると、さっそく釣れました。稚鮎です。
チカやワカサギと見分けが付きませんが、口元が違うので、稚鮎だとわかります。
魚影はそれほど濃くないようですが、ポツポツと釣れます。
とりあえず稚鮎が釣れることに安心したので、きむさんを待ちつつ、投げ竿の準備を始めます。
10:20分頃、きむさん到着です。
「どう?」
「稚鮎いるよ。ぽつぽつ釣れる。サヨリはダメっぽいけど。」
「稚鮎いるんだ。良かった。」
「ここ狭いけどどうする?」
「僕は竿一本だけだから、何処でも入れるよ。」
ということで、きむさんが隣に入って、二人で稚鮎釣りです。周りはみんなサヨリ釣りで、稚鮎には興味が無いようです。
「餌、まだ溶けてないけど、付けなくても釣れるよ。」
「じゃあ、付けた方が釣れるかどうか試してみるね。」
ということで、アミエビも準備しました。
投げ釣りで予想外の獲物
さて、私は投げ釣りをしてみます。少し離れたところが空いていたので、そこに投げ竿を投げ込みます。もう10:30ですから、これ以降釣り人が増えるとは思えないので、安心して投げ竿が出せます。
さびいてみると、根掛かり無くさびけます。朝方にはカレイも上がったようです。
投げ竿を二本投げ込み、チアユ釣りに戻ると、きむさんが順調にチアユを釣っています。
私も稚鮎釣りに戻り、稚鮎を狙うことにしました。
暫くすると、高齢のご夫婦がやってきました。
「サヨリ釣りですか?」
「そうなの。サヨリ釣りたくて。仕掛け買ってきたのよ。これってどう使うの?」
「ああ、この浮きを10センチ間隔くらいに調整して、浮き下を1m位にしてアミエビで釣ればいいんですよ。」
「サヨリ釣りって、この仕掛けじゃないとダメなの?」
「そうですね。サヨリは専用仕掛けがいいですね。」
「そうなんだ。一度サヨリ釣ってみたくてねえ。釣れるかしら。」
「先ほどそこの方が二匹釣られましたよ。一か月前なら沢山釣れたんですけどねえ。」
「少しは居るのね。じゃあ、やってみよう。」
「この場所空けますから、ここでどうぞ。」
「え、いいんですか。」
「ええ、場所が空いてるから投げ釣りしてただけで、私は稚鮎釣りが本命なんです。」
「ありがとう」
ということで、場所を譲るために、投げ込んでおいた投げ竿を上げてみると・・・・・なんと、キスが釣れていました。11:00です。
20センチほどの良い型です。予想外の釣り物でしたが、投げ釣りで釣れたのは嬉しかったですね。
周りにつられてサヨリ釣り
さて、投げ釣りは別の場所に持っていき、足元に垂らしておきます。で、稚鮎釣りに戻ります。
稚鮎はどんどん好調になってきました。きむさんは10匹鯉のぼり状態で釣ったりしています。
きむさんの方にはマスゴもかかるようで、このマスゴをおとりにして釣ったりしています。
その頃、周りでサヨリが釣れはじめました。
以前ほどではなく、ぽつぽつですが、周りでサヨリが釣れると、ちょっとサヨリ釣りがしたくなります。
とりあえず、もう一本磯竿を出して、サヨリ仕掛けを付けてみます。
これを投げ込んで、サヨリを釣ろうと思ったのですが、リール付の磯竿では、意外と合わせが難しく、釣りにくいことが分かりました。
ついに、サヨリ釣りに本格参入するため、のべ竿の稚鮎仕掛けを外し、磯竿と交換します。
サヨリ釣りに本格参入し、暫くして、良い引きに合わせたところ、一匹目が釣れました。12:15分です。
無事一匹釣れて安心ですが、刺身用に3匹欲しかったので、サヨリ釣りを続けます。
サヨリの群れは小さいようで、たまーに回ってくる感じです。3匹釣るのに一時間以上かかりました。
この間にきむさんは、稚鮎狙いの仕掛けでサヨリを一匹釣りました。
稚鮎再参入で初のマスゴ
サヨリがだんだんと釣れなくなったので、磯竿で稚鮎釣りを再開です。
きむさんには、マスゴが釣れるのに、私には釣れなくて残念だったのですが、ついに釣れました。初マスゴです。
この魚、マスゴと呼ばれていますが、実はアイナメの稚魚です。青物のような色をしてて、とてもアイナメとは思えないのですが、アイナメは生まれると暫くは、流れ藻などに着いて、浮いて暮らすのです。鱗が細かいのと、顔つきで、アイナメの子供だということを、少し感じることができますが、知ってないと絶対アイナメの子供だとは思いませんよね。
稚鮎も好調になってきました。サヨリは逆に釣れなくなってきたので、稚鮎に徹します。
ついにほぼパーフェクトも実現しました。
この稚鮎釣り、いつまででも釣れ続けるので、終りがなさそうだったので、14時30頃に片付けはじめ、15:00過ぎに納竿としました。置き竿の投げ竿にはバイ貝が掛かっていました。
今日の釣果
ということで、今日の釣果は、サヨリ4匹(+きむさんから1匹)、キス1匹、稚鮎・・数えてません。
サヨリとキスは刺身にちょうど良い量で、細造りで楽しみました。
ちあゆは、大型はそのまま天ぷらに、小型は野菜と一緒にかき揚げ天にしました。このかき揚げ、凄くおいしかったです。
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