2014年7月上旬
今回の狙い
今週末も雨で釣りは無理そうな状況だったのですが、木曜の夜に天気予報が変わり、なんとか天気が持ちそうな状況です。
義弟から、釣りに来ないのかとの誘いがあり、きむさんと相談して、きむさんと一緒に千葉方面に出撃し、義弟と合流することにしました。
弟には10時到着で行くことを伝え、場所は前日の夜の天気予報で決めることにします。
前日の夜の天気予報でも何とか大丈夫そうです。アジ狙いで出撃を決定です。アジがダメならカワハギを探してみることにしました。
しかし、当日の朝起きてみると、天気予報が変わって、一日雨になっています。
まずは義弟にメールします。義弟は、雨ならオカッパリでキスでも釣ろうよ、という意見です。
きむさんに電話して、雨は辛いから一旦止めようかってことになったのですが、霧雨くらいならOKとのことで、出撃を決めます。
予定より少し遅れて出発。途中待ち合わせはほぼ予定通りで、南に向かいます。
途中から、やはり雨が降り始めますが、現地についてみると雨が降っていません。
20分遅れで義弟も到着し、出航することに決めました。11:00に出航です。
海は薙ぎだが、アジは居ない
今日はアジポイントに行って、あとは流し釣りなので、ジェイモ一馬力だけで出航です。
海は見事な凪です。沖まで出ても、波はあまりありません。
出航場所からアジポイントまでは遠いので、一馬力だと30分近くかかります。
魚探を見ながらゆっくり進みます。
すると、20分ほど走ったところで、魚探に大きな魚の群れが写ります。
「きむさん、魚がいる。何か分からないから釣ってよ。」
ということで、きむさんに準備をお願いします。しかし、きむさんが準備している間に群れは居なくなってしまいました。
そこで、また進んでいると、10分後にまた群れが来ます。
今度はきむさんがすかさず仕掛けを入れ、その正体を暴いてくれました。
正体は・・・・小サバでした。
アジならキープしてもよいのですが、サバでは役に立ちません。
リリースして、アジポイントまで進むことにしました。
結局狙いのアジポイントに到着したのは、11:50分でした。
義弟は先に到着して、第一投目で大きなメジナを釣ったと喜んでいます。
魚探に魚影はありませんが、ここは底でも何か釣れるので、早速仕掛けを入れてみます。
オキアミ餌にアミコマセかごを付けて、底まで仕掛けを降ろしてみます。水深40mなので、錘も40号です。
10分後、当たりです。大きな当たりのように思えたのですが、引きはそれほどでもありません。
上がってきたのはクラカケトラギスの一荷でした。大きな当たりに思えたのは錘が重いからでした。
その後もトラギスばかりで新しいものが釣れません。
時折くる群れは、やはりサバで、私も仕掛けを上げてくる途中でサバを釣ってしまいました。
きむさんは一度だけカタクチイワシも釣りましたが、やはり魚探に写る魚影の大半はサバのようです。
今日は風でかなり流されます。時速2キロ程普で流されるので、結構な距離を動いてしまいます。
再度元の場所まで戻って流しますが。やはりトラギス以外なにも釣れません。
場所替えで根際へ
そこで、根の近くに行ってみることにしました。
12:30頃、根の近くのポイントに到着しますが、根の真上にプレジャーボートが係留しているので、少し外れた場所から流し始めます。
ここからシーアンカーを導入したので、流される速度が時速0.5km程になりました。やはりシーアンカーの効果は大きいですね。
暫く流していると、また小さなあたりです。上がってきたのはホウボウのようです。美しい羽を広げて上がってきました。
しかし、サイズは小さいので、リリースすることにしました。
この魚、実はホウボウではなく、トゲカナガシラという私にとっての初物でした。その場で気が付いていたら、写真撮影用にキープされていたところですが、気が付かなかったのが魚にとっては幸運でしたね。
その後はトラギス以外釣れません。
前回ソコイトヨリを釣った場所も攻めてみたのですが、ダメでした。
「だめだね、どうしようか」
「場所替えする?」
「浅いカワハギポイント行ってみる?」
「根のあるところなら、他にも魚が居そうだよね。」
「じゃあ、行ってみよう」
ということで大きく移動です。
カワハギポイントでウマヅラ
さて、15分ほど船を走らせ、水深10m程度のカワハギポイントに入ってみることにしました。
ここで最初に釣れたのはトラギスです。
ただ、クラカケトラギスではなく、本物の?トラギスでした。
しかしトラギスでは、面白くありません。
そのまま深い方向に暫く流されてみます。
底は根ではありませんが、時々根があるようです。
サバの大きな群れが通り、ナブラのように見えることもあります。
私はカワハギ仕掛けも出してみることにしました。
暫く流していると、オキアミ仕掛けの方に当たりが出ます。
上がってきたのはウマズラでした。今日初のまともな釣果です。
もう一匹と思い、再度カワハギポイントからの流しを試しますが、当たりは出ませんでした。
義弟のボートが近づいてきたので様子を聞くと、小サバを泳がせてて、それを何かが食ったんだけど、外れたと悔しがっていました。
小サバでも食う魚がいるんですね。やればよかった・・・・
最後の場所替え
下が砂地だと、トラギスしか釣れないので、再度根の上に行ってみることにしました。朝プレジャーボートが係留してたので入れなかった場所です。
すると、さすが根です。早速ベラが釣れました。
ただ、ここの根は小さいので、ボートが流されると、すぐに根から離れます。なんどもボートを移動して、根の上に戻る繰り返しになりました。
しばらくして、放置していたカワハギ竿に魚が掛かりました。キタマクラとカワハギの一荷です。
狙っていたカワハギが一匹でも釣れたので、嬉しかったです。
そして根魚の定番カサゴも釣れました。
さすがに根の上だと色々な当たりが出ます。
今日は最初からこの場所に入るべきでしたね。
その後もベラが釣れ続きますが、珍しく、違う魚が釣れました。
オオスジイシモチの仲間だということは分かるのですが、初めて見た気がします。
これは同定のために持ち帰りです。
自宅で調べたところ、コスジイシモチという魚でした。今日2種目の初物です。
結局、この魚は一匹しか釣れず、あとはベラばかりでした。
べらも面白いことにホシササノハベラの雄ばかりです。
不思議ですね。
16:00を過ぎ、義弟がそろそろ上がろうと言ってきたので、最後の一流し、ってことで流したところで、きむさんがウマヅラを釣り上げ、これを最後に納竿となりました。
帰りは義弟のエンジンで引っ張ってもらったので簡単に帰れました。
やはり強いエンジンが必要だと痛感した釣行でした。
今日の釣果
ということで、写真が今日の三人の釣果です。
サバや小型のベラやトラギスは全部リリースされました。
私の釣果は、ウマズラ1匹、カサゴ1匹、カワハギ1匹、トゲカナガシラ(リリース)1匹、コスジイシモチ1匹、ササノハベラ数匹、トラギス数匹、クラカケトラギス数匹、キタマクラ一匹でした。
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