20158月中旬

今回の狙い

折角のお盆休み、再度釣りに行きます。今回はきむさんとの出撃なので、きむさんと相談です。

「天気は良さそう。でも、釣り物を考えると、地元のアジか内房の深場かのどちらかだね。どうする?」

「内房は波がありそうだけど大丈夫?」

「ベタ凪じゃないけど、地元の湾内と同程度だよ。普通の状況かな。」

「内房で大丈夫そうなら、内房に行きたい。」

「じゃ、内房で、トローリングと深場メインでやってみよう。」

私の前回のオニカサゴで、きむさんも内房のオニカサゴに興味が出たようです。きむさんは電動リールを使わないので、水深100mが限界ですが、オニカサゴなら十分狙えます。時間も、朝早くいかなくても大丈夫なので、我々の釣りスタイルにぴったりです。

ということで、仕掛けや餌を相談し、出発は我が家を7時としました。早速義弟にも伝えます。

「前回と同じ場所にゆっくり行くよ。」

「こっちは前回と同じタイミングで出て、先に釣ってるよ。」

「それだと上がるタイミングが合わないよ。一人で上がれる?」

「筋トレだね。まあ、6往復するよ。」

ということで、義弟は早朝参戦です。

当日は車が少なかったようで、きむさんが早めに到着。ただ、私がバッテリーを持ってくるのを忘れたりしたので、結局出発は7時となりました。

途中高速の二車線が一車線になるところで20分ほど渋滞しましたが、他には渋滞もなく、無事に9時頃現地に到着しました。

アジは釣れない

出航間際、義弟から電話です。

「どう? 釣れてる?」

「まだ出航してないよ。今から。」

「今からなんだ。」

「そっちは?」

「シイラとサバ。」

「シイラ釣れたんだね。」

ということで、シイラにも期待しつつ出航です。10時ちょうどの出航でした。

時間的には一番釣れない時間ですが、とりあえずアジポイントまでトローリングしつつ向かいます。

きむさんのルアーには、二度ほどあたりがあったのですが、針掛かりしません。魚が小さいようです。

アジ釣り場に到着しても、魚影が殆どありません。この時間になると、魚は全部出て行ってしまうようですね。

釣果は、きむさんが釣った30センチ弱の小型のサバのみです。このサバでは、ルアーに掛からないのも当然です。

結局アジ狙いは1時間ほどで中止し、本命の深場に向かうことにしました。

深場はポイントが重要

15分ほど走り、予定のポイントに入ります。

近くでイワシのナブラが出ていたこともあり、きむさんは、まずルアーで周りを探ります。

私は、早速深場に餌を落します。

しかし、深場にもあまり反応がありません。

しばらく試行錯誤していると、当たりがありましたが、これはいつものやつです。

上がってきたのは、立派なサバ。早速きむさんの手で身餌に加工されます。この新鮮な餌で、きむさんも深場釣り参戦です。

11:45

この頃、義弟に電話してみますが、やはり釣れていないようです。

暫くすると、義弟もやってきました。

海は静かで風もなく、最高の深場釣り日和です。

40号の錘で、ほぼ真っ直ぐ降りるので、きむさんの手巻きでも、深場の底が容易に取れます。

そしてきむさんに待望の当たり。サバでは無さそうです。

何が来るのか期待しましたが・・・・・・残念ヒメでした。

その後、私の竿にも当たりがあり、やはりヒメ。

どうもこのあたりは、ヒメが多いようです。

今回狙っているのは北側の深場で、少し底に変化がある場所です。前回オニカサを釣ったあたりの近くで、風に流されて、前回のポイントにゆっくり進んでいます。

その後もサバとヒメに悩まされます。

そこできむさんの竿に当たりがあったようです。

「当たったけど、食わなかった。」

「うまく合わせるといいよ。」

「お、今度は合わせばっちり。食ったよ。」

「またヒメ? サバ?」

「サバじゃない。ヒメかなあ・・・結構暴れるよ。」

「上げてくる途中でも暴れるようならカサゴ系だよ。サバも暴れるけどね。」

「うん。時々暴れる。サバじゃない。」

といいつつ上がってきたのは、小型ながらも狙いのオニカサゴでした。

これで、今日来た目的が果たせました。

次に私が餌を下ろすと、すぐに私の竿にも当たりです。カサゴの引きですが・・・途中で暴れなくなったのでヒメかもと思っていると、カサゴでした。

ウッカリカサゴとアヤメカサゴの一荷です。この二種は水深の変化に弱いようですね。

12:57

ポイントに餌が入れば、カサゴはすぐに食います。

しかし、ポイントから外れるとダメです。谷の底では食いません。駆け上がりの途中を狙うことが重要です。

義弟はここで陸上がりです。

我々は、この後もこのポイントで粘り、きむさんがアヤメカサゴを二匹釣りました。ベラも釣りました。

そして、きむさんに大物が掛かります。

「なにか大きいのが掛かった。」

「サバじゃないの?」

「サバじゃない。大きいよ。」

「後何メートル。」

「50m」

「なにかなあ・・・」

ワクワクしながら、きむさんが巻くのを待ちます。

「あと7m、5m・・・」

「あ、見えてきた・・・何だあ? 茶色いぞ。」

「何?」

何だかわからないまま、タモですくってみると、残念、大型のエソでした。

14:08

「エソだあ。」

「美味しいの?」

「かまぼこの原料ってやつだよ。」

「小骨が多いってことかあ・・Gakuさんに上げるから持って帰って同定したら?」

「エソは確かに同定しにくいんだけど、これ持って帰っても始末に困るからいいや。写真たくさん撮っとくよ。」

「じゃあ、リリースするよ。期待したのになあ・・・」

ということで、ドラマは残念な結末でした。

でも、このエソは「マエソ」で、写真集に新しく加えることができたので、私としては、まあ嬉しい釣果でした。

この後、もう一度深場を流しますが、やはりサバだけで、諦めて深場は終わりとしました。、

魚影はあるけど食わない

戻る途中で、もう一度アジを狙ってみます。

アジポイントに入ったのは14:45分頃です。地元ではウツボ根と呼ばれる場所です。

確かに、魚影はあります。

早速サビキを入れてみますが・・・・食いません。

群れの真中に入っているはずなのですが、食わないのです。

結局、その魚影の主は確認できませんでした。

その後は、観光?がてら、陸近くの浅場ポイントに行ってみました。今日はビーチボールの漂流物が多く見られました。

結局浅場でも釣果なく、納竿としました。

15:30上がりです。

今日の釣果

ということで、今日の二人の釣果(キープ分)です。私の釣果は下の二匹(ウッカリカサゴとアヤメカサゴ)、それにサバ多数、ヒメ少数(リリース)でした。

数はイマイチですが、狙い通りにカサゴ釣りができたので、まあ、満足です。カサゴのポイントもかなり把握できてきました。

 

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