20159月中旬

今回の狙い

シルバーウィークです。ここのところ内房が続いたので、外房に行きたいところです。3.5馬力さんや草刈りエンジンさんのも外房狙いですが、外房は波風がイマイチです。きむさんと一緒に出ることを考えると、凪でなければ外房は無理なので、きむさんとメールで相談です。

「みんな日曜以降で外房を狙ってるけど、明後日の外房は無理そうだね。22日以降なら外房も可能性が出てくるかもしれないけど、台風が結構大型なので無理かも。外房を諦めるなら、明日出てしまった方が明後日に出るより状況がいいんだ。 候補としては@地元でアジ、カンパチ(もういないかも)、A内房の北の方でカワハギ、カサゴ (アジ、キス、マダイ?)、B 内房の南の方でイトヨリ、カサゴ(カワハギ、イイダコ)かな。どうする?」

「明日だと地元は豪雨の影響(特に流れゴミ)で厳しいかも。8月終盤から一気に気温が下がったのでカンパチも期待薄。 残るアジに全てをかけるかどうか・・・豪雨の影響がないなら房総の方が良いかな。となると、イトヨリ、カサゴコースかな。数が出るならイイダコもやってみたい。カワハギポイントのカサゴはあまり大きくないし、ベラも凄そうだし、カワハギはもう少し先かな。」

ということで、急遽翌日の出撃が決まりました。内房の北方の深場に行きたがっていた義弟にも連絡したところ、彼も来るとのことで、6:00には出航するそうです。我々二人はいつも通りのペースです。

当日はいつも通りきむさんが到着。しかしシルバーウィークとあって交通量が多く、30分ほど渋滞で遅れます。到着してみると、駐車場には義弟の車と、その近くにbaronさんの車もあります。baronさんはブログでの宣言通り内房に来たようです。

早速急いでボートを組み立て、いつもより20分遅れで出航です。

まずは深場の餌用にサバを確保しつつ、イトヨリ狙いです。

baronさんのイトヨリDay情報に期待するが・・・

イトヨリポイントに到着して、まずは餌を下ろします。

そして、義弟に電話をしていると・・・・大きな当たりです。

電話を持ったまま片手で対応しますが、どうしても対応が荒くなり、途中でバレます。

巻き上げてみると、2.5号ハリスの針が切られていました。

「マダイでも来たかなあ・・・・」

「電話しながらじゃだめだよ。」

「結局義弟は電話に出ないしねえ。」

ということで、今日の一匹目を逃しました。

その直後、遠くからボートが一隻近づいてきました。黄色と緑の旗は見覚えがあります。baronさんです。

「baronさんですよね。」

「Gakuさん、来たんですね。次は外房って書いてあったけど、鯉のぼりが見えたので。」

「外房ダメそうなんで、こっちに来たんです。どうですか?」

「今日はイトヨリの日ですよ。アジも数釣れました。もう上がります。」

「了解です。今日も4輪ドーリー借りました。ありがとうございました。」

ということで、baronさんはイトヨリとアジを十分確保してもう上がりです。

イトヨリが釣れるなら、と気合が入りますが・・・・・釣れません。

イトヨリどころか、サバも釣れないのです。但し、餌取りは沢山いるようです。

さらに、水筒を車に忘れてきたことにも気づきます。とりあえず、どうしても困ったらきむさんのペットボトルを1本貰うことにして、釣り続けます。

ともかくサバを釣らなくては深場に行く餌がありません。

きむさんは、コスジイシモチ、ヒメジ、トラギス、オニカナガシラ、ホシヒメコダイ、クラカケトラギスなどを釣ってはリリースしていましたが、一匹だけ25センチほどのサバを釣ります。いつもより小ぶりですが、餌用にキープです。

11時過ぎ、私の方にもやっと当たりです。なかなかいい引きで、最初はサバかと思いましたが、サバでは無さそうです。良型のイトヨリかマダイを期待しましたが・・・上がってきた魚は赤くありません。やっぱりサバかあ・・・・と思ったら、良型のウマヅラハギでした。これが最初の強い引きでハリスを噛み切った犯人ですね。

11:11

これは嬉しい釣果です。早速血抜きをしてクーラーへ。ここで、クーラーの中に、氷代わりに固めて入れておいたパック入りの飲み物を1本発見。これでしばらくは大丈夫そうです。

しばらくして、また良い当たり。今度は何だろうと上げてみると・・・・念願の?アジでした。

12:15

このサイズのアジが釣りたくて、ここに来ているのですが、今年は会えていませんでした。やっとアジが釣れました。それも真昼間です。

しかし、まだサバが足りません。もう暫く頑張って、やっと30センチ超のいつものサバを一匹釣ることができました。

それでも餌には十分ではありませんが、既に12:30です。

「移動しようか。水筒取ってくるついでに、イイダコ行ってみない?」

「そうだね。深場の時間が無くなるね。」

ということで、イイダコポイントに移動です。

イイダコはいたけれど

イイダコポイントに到着は12:40です。早速釣り始めたところで、義弟から電話があります。

「どこにいるの?」

「イイダコポイントに今到着したところ。そっちはどう?」

「いつものカサゴポイントは爆釣だよ。」

これを聞いて、ちょっと浮き足立ちます。

とりあえず一匹イイダコは釣りましたが・・・・・

「イイダコ釣ってる場合じゃないかな?」

「そうだね。カサゴの方がいいね。」

「じゃあ、カサゴ行こうか。イイダコが釣れることはきむさんに見せられたので満足したよ。」

ということで、カサゴ釣りに移動です。今日の天候なら、水筒なくても大丈夫ということで、カサゴ釣り場に直行です。

イイダコポイント滞在は10分間でした。

カサゴポイントは裏切らない

13:00、カサゴポイントの先で義弟のボートを発見して近づきます。

「どう?」

「釣れてるよ。」

「ここは深いね。きむさん、電動リール無いから、もうすこし浅いところに行くわ。」

ということで、いつものカサゴポイントに入る前に、地図つくりのためにちょっとボートを走らせ、13:20分、カサゴ釣り開始です。

このポイントは裏切りません。すぐにアヤメカサゴとヒメの一荷釣りです。

13:39

きむさんは、オニカサゴです。この後きむさんが絶好調になります。オニカサゴ連発です。

私の方には小型のカナドが掛かったものの、どうも不調です。

14:22

しかし、ついに来ました。大きな当たりです。

上げようとすると抵抗します。なかなかの重さです。ガンガンと引きます。しかし・・・・・感触が変です。

オニカサゴの反応ではありません。でも、サバでもなさそうです。

「何か大きいの釣れたけど、オニカサゴにしては変。」

「サバじゃないの?」

「サバじゃないと思う。あ、これがエソかな?」

「ああ、エソならよく引くよ。」

ということで、頑張って上げます。上がってきた魚は、やはり赤くありませんが・・・・・・

エソでもサバでもなく、1mほどのクロアナゴでした。

14:49

トゴットメバルとの一荷釣りです。

クロアナゴはあまり美味しくないので、リリースです。当たりが大きかったので期待しましたが、残念でした。

20分後。今度は底まで落とした錘が急に軽くなります。電動リールを最高速で巻いてみても、錘の重さがありません。

50m近く巻きあげたところで、やっと重さを感じ始めます。電動リールより速い速度で80号の錘を食い上げるのは、きっとサバです。

予想通り、上がってきたのは、過去最高レベルの40センチを軽く超えるゴマサバでした。

15:10

これで餌の心配は無くなりましたが、さきほどのアナゴと、このサバで、仕掛けが2つ連続でダメになってしまいました。

そこで私はオキアミ餌で釣ることにしましたが・・・・・

最後の釣果はヒメでした。

きむさんもヒメを釣って、いつもより30分遅い16:00に納竿としました。

それから片づけたので、今日は夕日を現地で見ることになりました。

段々と日が短くなってきましたね。

今日の釣果

ということで、今日の二人の釣果(キープ分)です。といっても、中心部の赤いのは殆どきむさんの釣果です。

私の釣果はウマヅラ1、マアジ1、ゴマサバ2、トゴットメバル1、アヤメカサゴ1、カナド1、イイダコ1、クロアナゴ1(リリース)、ヒメ3(リリース)の9目釣りでした。

きむさんは、オニカサゴを3匹釣りました。他にも、アヤメカサゴなど全部で11目釣って、二人で16目釣りでした。この魚種の多さが内房ですね。

最後に釣ったサバは結局エサにならず、持ち帰って塩焼で食べました。

 

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