201510月上旬

今回の狙い

きむさんが電動リールを買ったので、きむさん貸出し用に電動リールを買う必要が無くなりました。で、ちょっとお金が浮いた気分になったので、つい別のモノを買ってしまいました。新しい魚探です。

新しいといっても、実はほとんど同じ機種です。但し、今回買った機種では、新しくCHIRPという技術が導入されたので、これまでの機械より少し深いところまで測深することができる可能性があります。300m超を狙う可能性も出てきたので、安定して300mが読める魚探があると便利です。

しかし、それ以上に強い購入動機になったのは、義弟の魚探システムでした。義弟には、昔私が使っていたGPS魚探(Elite-4 DSI)を譲ったので、元々持っていた魚探と、魚探が2つ並んだシステムになっています。これだと、一方にGPS、一方に測深画面が出て、とても使い易そうなのです。今回、このシステムを実現することにしました。

元々持っていた機種が写真の左、Elite-4 HDIという機種で、今回買ったのは右のElite-4 CHIRPという機種です。外観は全く同じ。操作方法もほぼ同じです。

古い方は一年半前に発売と同時に買ったのですが、この時は将来のバージョンアップも考え、日本の代理店経由で日本語版を買いました。

しかし、最近そのお店がLowranceよりもGarminの魚探に力を入れるようになったようで、Garmin社の魚探の宣伝ばかりが来るようになり、いつまでLowranceをサポートしてくれるか不安になっていました。

そこで今回は、米国のお店に注文しました。英語版にはなりますが、価格も相当安くなります。注文して一週間で届きました。英語版を買っておけば、もしバージョンアップがあっても、LowranceのHPからダウンロードして自分でバージョンアップできるので安心です。

これで、地図と魚探画面の両方を切り替える必要なく、快適に広い画面で魚探が使えます。両方合わせると、上位機種の5インチ版より画面が広く、日本で振動子込みで買うと15万円近くする7インチ版に近い画面の広さになります。その上GPSと魚探用のボタンを切り替えなくてもそれぞれに操作ボタンがあるので、とても便利です。

この魚探システムを持って、出撃です。

今週末は土日が仕事だったので、金曜に仕事を休んできむさんと出撃することにしました。狙いは当然、前回のアカムツ再挑戦です。

今回も6時に自宅を出ます。しかし、平日なので、先週以上に渋滞しており、結局到着は840頃になってしまいました。ボートを組み立てて出航したのは、9:30でした。

今日も最初から深場

今日はお互いにサンマや鮭のハラス、イカ端などを準備しているので、深場に直行です。魚探は順調です。航行中の追従能力も少し上がっているようですし、ロストした後の復帰が早くなっているのが嬉しいですね。

出港時はほぼ無風。波もなく、ここの別名「鏡ケ浦」を現す鏡のような水面です。深場狙いには最高の日です。

早速最初の流しです。今日は弱い北風なので、前回とは逆に流れます。それを計算して最初のポイントを決めるのですが、風が弱すぎて、流れる方向が一定になりません。スタートは10:10分でした。

最初の流しは、少し目標をずれます。それでも、竿に重さが出て、何か掛かったようです。

上げてみると、シロムツ(オオメハタ)5匹でした。少し小型のシロムツですが、幸先の良いスタートです。

10:27

しかし、この後はイマイチです。次に釣れたのは、シロムツが一匹だけ

10:53

そして、更に深いところで、小さなあたりがあり、シロムツとドンコ(チゴダラ)の一荷です。

11:12

ドンコは久しぶりの獲物ですが、深場の底を狙うとこいつが掛かってくるようです。

この頃から風が完全に止まります。水深250mあたりで、ボートがほとんど動かなくなります。

そして、竿に当たりが出ます。小さなあたりだと思ったのですが、竿をあおってみるとすごい重さです。

根掛かりかな・・と思いましたが、上がってきますし、何か動く感触です。

しかし、魚の当たりにしては鈍い動きです。強い引きなのですが、じわっとした引きです。

「Gakuさん、何か釣れたの?」

「うん、何か掛かったけど変。」

「大きそうじゃん?」

「うーん、でもサメっぽい。」

といいつつ巻いていると、ふっと軽くなります。

「あ、外れた。」

と巻いてみると、上がってきたのはどんこ一匹と、針が2本とられた仕掛けです。

そして、ドンコの背には歯形が付いています。

11:39

「やっぱりサメが食ってたみたい。」

「ほんどうだ。で、咥えてたのを離したんだね。」

ということで、このイベントはサメだったようです。

きむさんは、ムツとユメカサゴを一荷で釣りましたが、結局アカムツは釣れず、少し風が出てきて、深場釣りにも疲れたので、カサゴポイントに移動することにしました。12:45分です。

カサゴポイントも釣れなくなってきた

私はここのところカサゴを釣りすぎて飽きてきたので、今回はオキアミでアマダイ狙いです。

しかし、餌をオキアミにすると、どうしても外道が増えます。

カサゴポイント最初の一匹は超小型のヒメでした。

12:56

そして、次は小型のアズマハナダイ。

13:14

次の当たりは大きい当たりです。ドラグが滑る強さです。これは期待できそうだ・・・と思ったのですが、途中で横に走ります。

そうです。ゴマサバです。まあ、餌としては価値が高いのですが、残念でした。

13:53

このゴマサバが釣れたので、早速これを捌いて餌にして、カサゴ狙いに参入です。

勿論狙いはオニカサゴですが、上がってきたのはアヤメカサゴでした。

14:19

その後もカサゴポイントを攻めますが、イマイチ当たりが少ないようです。

ついに、ここのカサゴを釣り尽くしてしまったのでしょうか。

カサゴは成長が遅いので、何度も攻めるといなくなってしまうのでしょうね。

おかげで釣れるのはヒメばかりです。

今回、このヒメを持ち帰り、干物を作ってみることにしました。

干物であれば、小骨を気にせず食べられると書いてあったからです。

この後暫くカサゴポイントを攻め、きむさんもアヤメカサゴやホンカサゴを釣りましたが、結局オニカサゴは釣れませんでした。

15:20頃、最後にアヤメカサゴを釣って、この場での釣りを終わりました。

やっとイイダコ釣り

帰りぎわ、イイダコポイントによって、少しだけイイダコ釣りをすることにしました。

しかし、ポイント周辺には網が入っていたので、少し離れたところにアンカリングして釣り開始です。

まずは足元を探りますが、当たりがありません。

仕方ないので、ちょっと投げてみたところ、重さが乗りました。イイダコです。

15:34

その後一匹バラシ、で、2匹目を釣りましたが、そこで当たりが途絶えます。きむさんも釣れないようです。

結局イイダコは2匹だけで、30分ほどで見切りをつけ、上がることにしました。

今日の釣果

ということで、今日の二人の釣果(キープ分)です。右上のビニール袋に入っているのはイイダコ2匹です。

私の釣果はオオメハタ7、アヤメカサゴ2、ドンコ2、ヒメ数匹(2匹キープ)、アズマハナダイ1、ゴマサバ1、イイダコ2でした。

カサゴポイントが数が出なくなりました。そろそろ新ポイントの開拓が必要ですね。

翌日義弟も同じ場所でアカムツ狙いをしたようですが、「アカムツは幻だよ〜〜」というメールが入ってきました。

やはりアカムツは難しいようですね。

ヒメの干物は・・・・作り忘れていいるうちに、煮つけになってしまいました。また次回やってみます。

やはり、仕事の前日の釣りは辛いですね。この週末は疲れました。でも、オオメハタの塩焼は家族に大好評でした。

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