釣り日和のはずが雨・・・

この週末は天気予報が外れて雨に降られました。さらに私は寝不足で船酔いをしてしまうという大失敗の状況でした。でも、深場も、ウマヅラポイントも十分な釣果があったので、満足の釣りで、さらに最後に嬉しいお裾分けを頂き、お土産も十分でした。

久々の即決

この週末は木曜に釣行が決められるほどの海況です。心配なのは雨だけでしたが、木曜には天気予報も変わり、曇りになりました。釣行決定です。

しかし、前日に眠りが浅く、胃腸の具合がいまいちだな~~と感じる朝になってしまいました。それでも予定通り出発です。

「今日はギスが釣りたいんだよね~~」

「え、キス? それなら餌買っていかないとねえ。」

「キスじゃないよ、ギスだよ。」

「あ、ギスかあ。ギスの蒲鉾美味しいよねえ。」

「うん。ここのところイサキの蒲鉾ばかりだから、ギスの蒲鉾作りたい。」

「ギスだと深めのポイントの底だね。サメがいそう。」

と話しながら現地に向かいます。

現地に到着してみると、既に数隻は出航済みのようです。到着と同時に雨が降り始めます。雨雲予想を見ると、一時間くらいは降り続けそうです。雨の中準備をして、出航です。8:30に出航しました。

浅場でサバ探し

まずはアジ釣り場へ行って、餌のサバ探しです。餌をつけて、コマセは入れずに投げ込みます。割とすぐ、当たりが出ます。最初は暴れますが、巻き上げると暴れなくなります。これはいつものヤツの反応です。

予想通り、上がってきたのはイトヨリでした。

きむさんの方にも当たりがありましたが、残念エソでした。でも、サイズがよいので、かまぼこ材料としてキープです。

しかし、目的はサバです。少し動きながらサバを探して釣り続けます。しばらくして、また当たりがありますが、イトヨリに比べると小さなあたりです。上がってきたのは、珍しい?カイワリでした。カイワリは美味しいので嬉しい獲物ですね。

次に掛けたのはきむさんです。上がってきたのは立派なサバです。これで餌の確保成功です。早速深場に向かうことにしました。

深場はシロムツ

9:30に深場に到着です。仕掛を投入します。雨は止まず、しとしとと降り続けます。雨の中での釣りは久々です。体が冷えて、不調感が増していきます。

魚探にはシロムツの群れが出ています。

仕掛を入れると、当然のように小さな当たりが出て、竿が重くなります。巻き上げてみると、予想通りシロムツ。それも3本針に三点掛けです。

きむさんの方にも当たりがあったようです。上がってきたのはクロムツとシロムツとツボダイの三点掛けです。クロムツがいることが分かったので、私も早速クロムツを狙ってみますが、上がってきたのは、やはりシロムツ三点掛けでした。

シロムツの層でシロムツに餌を食われるのを避けなければ駄目ということで、シロムツ層は高速で通りすぎ、巻き上げで仕掛がシロムツ層に入らないように気をつけて仕掛を固定します。

すると、大きな当たりが出ます。シロムツでは出ないあたりです。期待して巻上げを開始します。しかし、アカムツのような抵抗はありません。アカムツではないなあ・・・と思いながら上げてみると、まあまあのクロムツでした。クロムツも嬉しいですね。

シロムツ層の下の底近くを狙えばクロムツが居ることがわかったので、きむさんと二人でクロムツを狙って、底近くを狙いますが・・・次に出た強い当たりは、強すぎます。きむさんにも同じものが掛かったようです。これは底狙いの定番、サメです。

二人で頑張って、巻き上げます。まずはきむさんが先にサメを巻き上げます。

「あれ?サメの下にもう一匹付いてる。」

「お、ギスだよ。きむさんの希望がかなったね。」

ということで、きむさんはサメと一緒にギス確保です。

私の方は、サメだけでした。いつものトガリツノザメです。

きむさんも私も、このサメを釣ったせいで、仕掛がぐちゃぐちゃになってしまいます。復旧には時間が掛かりそうです。

「どうする?まだ深場やる?」

「仕掛を替えないと出来ないから、もういいかな。」

「そうだね。じゃ、ウマヅラポイント行ってイサキ探す?」

「そうだね。で、イサキが居なかったら戻ってくればいいし。」

ということでウマヅラポイントに移動です。

イサキ発見

11:45にウマヅラポイントに到着です。群れを探してみると、前回とあまり違わない場所に群れを発見します。

「きむさん、釣ってみて。」

ときむさんに調査をお願いします。私の方は、不調が高じて、ちょっと船に酔ったようです。雨で寒かったので、船酔いならいいけど風邪ひいてたらいやだなあと思っていたら、雨がやっと止んで、快適な気候になってきました。

きむさんが早速イサキを掛けてくれました。サイズも良さそうです。あまり食いは良くありません。

私も少し気分が悪いものの参入します。で、いいサイズのイサキが釣れます。

その後どんどん食いがよくなります。イサキはほぼ入れ食い状態になってきました。仕掛け回収中に小型のヒラソウダも釣れます。私は蒲鉾作りにも十分な数のイサキを釣ったので、酔い覚ましに休憩です。

きむさんがしばらく釣ったところで、食いが落ちます。

「そろそろ止めない?」

「Gakuさんが船酔いなんて珍しいね。」

「昨晩悪夢で寝不足だったんだよね~、やっぱり寝不足は駄目だねえ。」

「じゃあ、最後にイトヨリポイント流しながら帰ろうか。」

ということで、13:30に浅場に向かい、浅場で流しますが、結局何も釣れませんでした。14:10に納竿です。

いつも通り港に帰りながらきむさんがイサキを〆ます。

「結構イサキ居たねえ。クーラーに入らなくなったよ。Gakuさんが酔ったせいで早めにやめてよかったよ。」

「意外とシロムツも沢山クーラーに入ってるからね。」

と話しながら帰港しました。

帰港してみると、スロープの正面に車が駐車してあり、スロープが使えません。この車の持ち主を探して、堤防先端まで歩いていく羽目になってしまいました。予想通り車の持ち主が堤防に居たので、退けてもらえるようお願いしました。この徒歩のおかげで酔いは治り、風邪ではないことが判明して、ほっとしました。

今日の釣果ともらい物

今日の私の釣果は、イサキ10匹程度、シロムツ7匹、イトヨリ、カイワリ、クロムツ、ヒラソウダ各一匹です。

漁協前で船を洗っていると、ゴトウさんが上がってきました。ゴトウさんはイカ釣りで、アオリイカやカミナリイカを色々上げたようです。

で、なんとゴトウさんからアオリイカを一匹いただけることになりました。キロオーバーの立派なサイズです。我々はイカ釣りをしないので、絶対手に入らない獲物で、イカの中でもアオリイカはとても美味しいので、嬉しい品です。ゴトウさん、ありがとうございました。

このアオリイカが今日一番の釣果?になりました。きむさんと甲の部分を半分わけしました。げそと内臓は私が頂きました(笑)

カツオ、イトヨリ、カイワリ、シロムツ、アオリイカを刺身で頂きます。

アオリイカのゲソは内臓と一緒に和えてバター炒め。アオリイカは新鮮でも柔らかくて美味しいですね。一度冷凍するとさらに柔らかく甘くなるそうです。

シロムツの残りは塩焼きで頂きます。焼きたてのシロムツは本当に美味しい!!

念願のイサキの蒲鉾も作りました。ギスやエソの蒲鉾に比べると、少し弾力が弱い気がするけど、作り方の問題なのか、魚の差なのか疑問です。

クロムツは念願の煮付けです。定番の美味しさですね。

ということで、今週も美味しく頂きました。

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釣り日和のはずが雨・・・” に対して 4 件のコメントがあります

  1. 赤沼 栄治 より:

    はじめまして。
    トレーラブルボートに凄く興味があります。
    トムボーイでの良い所とか悪い所とかありましたら教えてもらいたいです。
    今、福岡在住なんですが、2年後に九十九里に移住しようと思ってます。宜しければ、ボートも釣りも初心者ですが、千葉のスロープ等教えて頂きたく思います。宜しくお願いします。

  2. Gaku より:

    赤沼さん、コメントありがとうございました。福岡在住ですか。それでしたら、ぜひ別府までお出かけになり、シュガーレイマリーンさんに試乗をお願いしてみるのが良いと思います。福岡にはHopeボートさんもありますし、トレーラブルのメッカですね。
    関東はスロープが少ないので、なかなか苦労します。九十九里だと一番近いのは銚子マリーナのスロープですね。あとは外房の勝浦と、内房の館山に有料で出せる場所がありますが、無料で海に出せる場所は無いです。霞ヶ浦にはありますが。
    tomboyは内湾用のセッティングなので、周期の長い大きめの波はジャンプして落ちるので、衝撃が強く、そういう波があるときは高速は出せません。でも、一人で釣る場合、操船と釣りとipilotの出し入れを同じポジションでできるので、とても快適です。また二人で釣るときも、センターコンソルで釣り座が前後に分かれず同じ空間で釣れるので、エサなどを共用しながら釣るのにも便利で、ヘルプも容易です。トレーラーが普通車扱いなので、毎年車検が必要なのはマイナスですね。
    もし他に質問があるようでしたら、いつでもメールしてください。ではでは。

  3. 赤沼 より:

    Gakuさん、早々のお返事ありがとうございます。
    福岡でも、無料のスロープは無さそうです。
    シュガーレイマリーンさんにトムボーイの事を聞いたら、今はハンマーヘッドの制作だけで1年待ちらしいです。トムボーイは今、製作してないみたいです。
    わからない事がありましたら、ご教授の方宜しくお願いします。

  4. Gaku より:

    赤沼様、お返事ありがとうございました。ハンマーヘッド一年待ちですか!! それではtomboyを作る余裕はありませんね。コロナのせいでプレジャーボート産業全体が活性化しているのかもしれませんね。withコロナで一番安全なレジャーですよね。
    これはtomboyを中古で売るチャンスか!!(笑)まあ、私はあと三年は乗るつもりですが、スロープから下ろすのが体力的に厳しくなったら、マリーナ預けのボートに乗り替える予定です。ではでは。

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