宣言前の駆込み釣行

8月1日、緊急事態宣言の発出一日前に釣行してきました。今回はいつもと違う釣りをしようということで、カサゴ釣りとひとつてんや釣りを中心にしました。私はてんやはイマイチでしたが、天気も良く、釣りを楽しむことができました。

緊急事態宣言

コロナの感染は勢いを増し、なんとか東京に近い市のまん延防止等重点措置で耐えてきた千葉県にも、緊急事態宣言が出そうです。まん延防止等重点措置の間は千葉県の住民であれば出航できたのですが、緊急事態宣言では無理そうだなあ・・・と思っていたら、Splashさんから連絡が入りました。

「スロープ、明日が最後でしばらく閉鎖みたいですよ」

「やはりそうですか。明日行きます。」

と緊急事態宣言前の駆込み釣行が決定です。もともとこの日に行く予定で計画していたので、ある意味予定通りの出航です。

「きむです。予報は良さそうです。明日は行きますか? 一応緊急事態宣言前だし漁港も大丈夫だよね?」
「Gakuです。明日までは出られるらしいよ。午後は風が出るけど、まあ大丈夫でしょう。 オニカサゴと一つテンヤかな。」
「了解です。じゃあ今回は深場は封印でじっくりやりましょう。コマセは一応持っていきます。」

とうことで、今回はいつもと違う釣りに挑戦です。

いつも通り集合して釣り場に向かいます。

「あ、サバ持ってくるの忘れた。昨日頑張って探したのに。今、サバが売ってないんだよ。」

「それは残念。一応冷凍の古いのはあるよ。」

「じゃあ、それでいいか。」

「とりあえず、サバを最初に探してみよう。」

ということで、港に到着。港にはSplashさんのトレーラーがあったので、先週お土産を頂いたこともあり、早速

「今日も出ているのですね、ワラサの大漁期待してますね(笑)」

と送ってから、いつもより少し遅い8:15分に出航です。

サバは居ないのでカサゴ釣り

まずはサバを探しに行きますが、魚探に魚影は出ません。

一応10分ほど釣ってみましたが、ダメそうなので、カサゴ狙いに移動することにしました。

カサゴポイントに入って仕掛けを下します。

仕掛けが着底するとすぐに当たりが出ますが、上がってきたのはオキトラギス。

きむさんの方にも当たりがあったようですが、上がってきたのはヒメでした。

ポイントがまだずれているようです。徐々に位置を修正します。

次の投入で、小型のアヤメカサゴが掛かります。

「カサゴがいたよ。」

「お、このポイント復活かな。」

ということで、期待が高まります。

次に釣れたのは、アヤメカサゴとヒメの一荷。カサゴは確実にいるようです。

きむさんの方にもカサゴが掛かりますが、やはりアヤメカサゴです。

オニカサゴを探して、少しポイントをずらしてみます。

ところが、ipilotが不調です。ここのところ、朝方はスポットロックにしても、途中で切れ、10時頃から快調になるというパターンだったのですが、今日はいつもよりさらに不調です。

状況をいろいろと調べてみると、速度を5以上にするとipilotが止まるようです。スポットロックではipilotが自動的に速度を制御するので、一時的にでも速度が5を超えると、その瞬間にスポットロックがキャンセルされてしまうのですね。

これは間違いなくバッテリーの電圧低下が起こってますね。ipilotは速度制御をデジタルマキシマイザーというパルス電流のパルスの幅で行っているので、速度を上げようとすると電流量が増え、それが古いバッテリーには負荷で電圧低下が起きているようです。元々ipilotに80AhのM24MFはぎりぎりの選択ですから、3年を超えて弱ったバッテリーでは電圧降下でipilotが止まるのも当然ですね。

ということで、今日は速度を3+までにして、スポットロックは使わず、船が流れる向きに逆らってオートパイロットでゆっくり進みながら釣ることにしました。これだと速度が変化しないので、なんとか電流量が少なめに安定してバッテリーに与える負荷が減りますので、ipilotも切れることはないようです。

悲劇による事実確認

さて、その後もぽつぽつとカサゴが釣れます。

私の方には、小型ながらもオニカサゴが上がってきました。

20センチ程度の小さいオニカサゴですが、久々のオニカサゴなので、キープします。

ここで、オニカサゴを雑に扱ったのが失敗でした。

クーラーに投げ入れようとした瞬間、オニカサゴが体をひねり、私の指に棘を刺します。

痛い!!と思ったときは手遅れですね。この痛みは間違いなく毒針です。イサキの背びれにもよく刺されますが、全く違う毒の痛みです。やはりオニカサゴ(イズカサゴ)の棘には毒があるのですね。背鰭か胸鰭か、どこに刺されたのかは分かりませんでした。

刺されたのは人差し指の爪側でしたが、すぐに毒を吸い出したので、それほどの腫れにはなりませんでした。それでも一時間くらい痛みは続きました。毒のある魚の扱いを雑にした失敗ですが、おかげで毒がある個体と無い個体がいるといわれているイズカサゴの毒を実体験できたので、まあ良かったことにしましょう。

カサゴを釣っていると、足漕ぎの珍しいボートが通過していきました。このボートは珍しいですね。

この後アヤメカサゴを追釣し、10:30に次の釣りに向かうことにしました。

テンヤ釣りに苦戦

次は一つテンヤでアカハタ・マダイ・カサゴ狙いです。

流れが速いのを覚悟で洲崎に行ってみることにしました。

15分ほどでポイントに到着。近くには遊漁船が2隻とプレジャーボートが2艘います。

遊漁船は「赤沼丸」と「第二赤沼丸」で同じ船宿の船ですね。釣り客を見ていると、カサゴを釣り上げてリリースしています。狙いはアカハタでしょうか。

我々はカサゴでも満足の何でも来いです。

早速テンヤ釣りを始めようとタックルボックスを見ると、なぜかテンヤがありません。鯛カブラしか持ってこなかったようです。まあ、ここは流れが速く底が取れにくいので、カブラでもよいかと、鯛カブラで参入ですが、これでも底がなかなか取れない難しい釣りになりました。

そんな中、きむさんがまず釣りあげたのはタマガシラでした。テンヤを食うタマガシラの大型です。

その後きむさんは、エソ、アカハタ、イシガキダイ、イネゴチと、いろいろなものを釣ります。

私の方は駄目で、結局小型のエソだけでした。タイカブラのせいか、腕が悪いのか・・・

結局13:00までこの釣りをした後、いつものウマヅラポイントに行ってみることにしました。

風が強くなってきて、スポットロックは使えないので、私は操船係で、きむさんに釣ってもらうことにしました。

すると、きむさんがすぐにイサキを釣ってくれます。前回に比べると、今日はサイズアップです。

私もオートパイロット方式で操船しつつ参入し、イサキ釣りです。

一時間ほどこの釣りをして、主にきむさんが(笑)イサキを確保して、14:30に納竿としました。

ちなみにSplashさんは、今日はキス釣りだったようで、お会いすることはできませんでした。

今日の釣果

ということで、今日の私の釣果は、アヤメカサゴ4匹、イズカサゴ1匹、オキトラギス1匹(リリース)、ヒメ1匹(リリース)、エソ1匹(リリース)、イサキ2匹でした。

いつもと違う釣りに挑戦した割には、いろいろ釣れて面白い釣りでした。オニカサゴに刺されるという得難い?経験もしましたしね(笑)

港に戻って漁協で来週以降の予定を聞くと、まだ決定ではないけれど8月一杯は駄目そうです。翌日には漁協のHPに正式にスロープ利用中止が掲載されました。これで、次のボート釣りは9月ですね。

夏休みはバッテリー関係の交換に時間を使いましょう。

今日の釣果は定番通り、イサキが刺身と塩焼き、カサゴが煮つけになりました。

さて、次に釣りに行けるのはいつかなあ・・・・・

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