緊急事態宣言明け釣行

やっと緊急事態宣言が終わりました。早速きむさんと宣言明けの釣行をしてきました。2か月ぶりのマイボートでの館山釣行は、天候の急変に追われるものの、定番の場所で色々な釣果が得られ、お土産も十分な楽しい釣行となりました。

まずはバッテリー交換

8月1日の釣行でipilotの調子が悪く、これはバッテリーが劣化していると判断しました。そこでipilot用のバッテリーを交換することにしました。

新しいバッテリーは大きい方がいいだろうということで、これまでのM24MFから、M31MFに交換することにします。6kgほど重くなりますが、手持ちで運ぶわけではないので、気にしません。サイズも少し大きくなります。

ついでにエンジンスタート用のバッテリーも交換しました。これは自動車用のバッテリーで60B20Rというタイプです。バッテリールームには電動リール用のバッテリーも入っているので、バッテリー3つがちゃんと収まっています。

さて、これでipilotが復活するでしょうか?

久々の館山湾

この日は3.5馬力さんも出撃予定で、前日から館山入りして車内キャンプをしているようです。我々はいつも通り8時出港予定で行動します。

今日は2か月ぶりの釣りなので、前回好調だったカサゴと、定番の深場、それにイサキを回り、時間があれば最後にイトヨリとなる予定です。

港に到着して3.5馬力さんに連絡してみると、まだ当たりが出ていないようです。深場は不調っぽいですね。

我々は予定通り8時に出航です。

久々の館山湾は天気も良く暑すぎず寒すぎず快適です。やはり海に出られるのは嬉しいですね。

まずは3.5馬力さんを探します。今日は船の数も少なく、すぐに3.5馬力さんのパーフェクターを見つけることができました。

近づいて様子を聞きます。

「どうですか?」

「全然ダメ。魚影もない」

我々も止まって魚探を見ますが、やはり魚影は見えません。

「確かにいませんね。じゃ、我々はまずカサゴに行ってきます。

ということで、我々はまずカサゴポイントに入ることにしました。

カサゴがいない

さて、二か月ぶりの釣りはカサゴ狙いから開始です。8:30です。

このポイント、喰うときはすぐに喰うのですが、当たりが出ません。

おまけに、やはりipilotが不調で、すぐにnot foundになって通信が切れます。今日は速度3以上になると切れるようで、症状は悪化しています。

色々とipilotを試しつつ、釣り続けますが、当たりがありません。

やっと小さなあたりで上がってきたのは、小型のアヤメカサゴでした。

「カサゴ駄目だね。」

「今日はお留守かな?。じゃ、深場に行こうか。」

「そうだね。深場に戻ろう。」

ということで、深場転戦です。9:08でした。

深場で駆け上がりを狙う

深場に向かいがてら、また3.5馬力さんのところに立ち寄ります。

「どうですか~~」

「シロムツが3匹釣れたよ」

と見せてくれたのは結構大きなシロムツです。

「おお、そのサイズならいいですね。」

「これなら刺身になるね。」

「じゃ、我々も向こうの深場に行ってきます。」

ということで深場の魚影探しです。

今日は波はない予報だったのですが、意外と波があるのであまり沖ではなく手前の深場を探してみます。すると、いい感じの駆け上がりで、魚影が出ます。

「ここ、何かいるね。」

「そうだね。ここでやってみようか。」

ということで、深場釣り開始です。

ipilotはスポットロックにするとオフラインになってしまうので、オートパイロットモードで風に向かってゆっくりバックする状態で探ります。深場の場合スポットロックより動いている方が良いのは経験上確実です。

しばらくすると、きむさんが巻き始めます。何かかかったようです。

私の方にも大きな当たりがあり、何かが掛かりました。

二人で巻き上げです。

先に上がったきむさんの方には、クロムツとサバです。

そして、私の方は、なんとカンコ(ウッカリカサゴ)でした。30㎝超えの良いサイズです。

9:47

二人の三匹で写真撮影です。これで新鮮なサバ餌も手に入りました。

しかし、その後はなかなか食いません。食ってもシロムツですね。シロムツのサイズがいいので、お刺身になりそうです。

きむさんの竿は魚が掛かって根掛かりしたようです。これはカサゴが期待できますね。船を動かすと外れたようで、魚が付いたまま上がってきます。しかし、段々と当たりが強くなります。これは・・・・やはりサメでした。残念。

11時頃、ふと北の空を見ると、真っ暗です。大房岬のホテルの真上あたりで大雨が降っているようです。

早速スマホを取り出し、yahooの雨雲レーダーを見てみると、見事に大房岬の上だけに雨雲があります。予想進路を見ると、南西向きのようで、少しこの場所にも降りそうなものの、大雨にはならない感じです。

しばらくすると、予定通り雨が降り始めました。

「何分くらい降るの?」

「15分くらいだと思うよ」

と、二人で雨具を着て釣り続けます。

雨はたいして強くはないものの、結局雨が止むまでには30分近くかかりました。そして、また青空が戻りました。

釣りの方は、深場の当たりが止まったな~~~そろそろ移動かな~~と思っていたら、きむさんが釣りました。久々のアカムツです。

「アカムツがいるならもう一度」

と再度深場に仕掛けを投入しましたが、結局何も釣れませんでした。

諦めてイサキ・アジ狙いに向かいます。11:45です。

イサキがいた

いつものポイントに入ると、いつものように群れがいます。ipilotのスポットロックも効くようになったので、群れの上にとまって、まずはきむさんに釣ってもらいます。

で、きむさんが釣ってくれたのはイサキでした。型はよいようなので、私も参入します

今日のイサキはなかなかすぐには喰いませんが、ポツポツ喰います。

きむさんは、結構良い型のイサキを釣っているのですが、私の方は小型しか来ません。なぜかササノハベラが釣れたりします。20㎝以下のイサキはリリースです。

小型を数匹釣ったところで、やっと良型が掛かったのですが、手元でばれて落ちてしまいました。落ちる瞬間の写真をビデオからキャプチャしたのが下の写真です。

このバラシで疲れたので、休憩です。波が収まらず、結構ボートが大きく揺れ続けるのも疲れる原因です。

「疲れた~~~きむさん、大きい刺身用釣って!」

「大きいのはなかなか釣れないんだよね。」と言いつつ、きむさんが頑張ってイサキを釣ってくれるのを待ちます。

13:00少し前、また北の空に不穏な雲です。その雲の下は大雨のようです。陸が見えないので、相当豪雨かもしれません。

Yahooの雨雲レーダーを見ると、確かに真っ赤な雨雲で、徐々に南に来るようです。

「あの雲は来るよ。相当雨が強そうだから逃げないとね。沖に逃げるか、出航場所方向に逃げるかだね。」

「沖に逃げて間に合う?」

「どうかなあ。やっぱり湾奥に逃げた方が安全だよね。」

「じゃ、浅場に行こうか。湾奥だと波も収まるし。」

きむさんは、まだイサキ釣りが物足りないようではありましたが、さすがに大雨は避けるしかありません。きむさんが巻き上げ終わり、ipilotを格納して移動開始直後に雨が降り始めましたが、まずは南に逃げ、館山湾の南岸を大回りして東に進みます。この後30分近く雨雲から逃げ回りました。

雲の様子を見ながら、雲のない部分に向かって走っていると、沖ノ島の西側あたりに到着しました。雨雲は相当弱ったようで、もう豪雨の心配はいらない感じです。

そこで、イトヨリ釣り場に入ることにしました。13:30です。

イトヨリ釣り場でイトヨリ

定番の一匹しか釣れないイトヨリ釣り場でイトヨリ狙いです。

仕掛けを投入してすぐ、きむさんの方に当たりが出ます。

「強そうだね。イトヨリ?」

「イトヨリっぽいねえ。」

「しばらく抵抗して、途中で抵抗しなくなったらイトヨリだよ。」

「抵抗しなくなってきた。」

と上がってきたのは、やはり良型のイトヨリです。

「今日の1匹が釣れたね。これで今日は打ち止めかな。」

と言っているところに、私の方にも当たりです。いかにもイトヨリらしい強い当たりが徐々に弱まり、上がってきたのはやはりイトヨリでした。40㎝を軽く超える良型です。

いつもはどちらかが一匹釣って終わるイトヨリが、今日は二人に釣れました。

さらに私の方には、小型ながらマハタも来ました。

最初のイトヨリが簡単に釣れたので、再度狙ってみることにしました。しかし、二度目はなかなか食いません。

「駄目だね。そろそろやめる?」

と言ってたところで、きむさんの竿に当たりです。

いかにもイトヨリの当たりですが・・・残念途中でばれたようです。

すると、次は私の竿に当たりです。今日はこのパターンですね。

私の方は無事に上がりました。先ほどよりさらに大きい、でっぷり太ったイトヨリです。

「あ~~、もうこれ以上は食べられないから、私はやめるね~~」

ということで、その後きむさんが少し粘りましたが、当たりが出ず、納竿としました。14:30納竿です。

今日の釣果

ということで、私の今日の釣果は、イサキ6匹(2匹リリース)、イトヨリダイ2匹、ウッカリカサゴ1匹、アヤメカサゴ1匹、シロムツ1匹、マハタ1匹、ササノハベラ1匹(リリース)でした。

きむさんは赤黒白むつそろい踏みでしたね。

料理はまず刺身です。

今日の刺身は左上からイトヨリ、カンコ、イサキ、シロムツの四種類となりました。イサキはきむさんから刺身用に大きいのを一匹貰いました。

イトヨリはメインはお吸い物の具として頂きました。腹腔内の脂も加え、とても美味しい潮汁になりました。

もう一匹のイトヨリは、イサキの開きとともに塩麴漬けにしました。翌日のお昼にいただきましたが、これも良い味でした。家内はイサキの塩麴漬けがお気に入りでした。

煮つけはカンコと、アヤメカサゴ、そしてマハタです。どれも美味しくて嬉しい夕食でした。

さて、緊急事態宣言明けの釣りは、お土産たっぷりの満足の釣りになりました。問題はipilotの不調が電池交換でも解消しなかったことです。原因が分かりません。どなたかお知恵があったら教えてください。

ということで、次回は二週間後を目指します。次回は新しいことに挑戦してみたいですね。

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緊急事態宣言明け釣行” に対して 2 件のコメントがあります

  1. すてきち より:

    釣行お疲れ様です!

    バラエティ豊かですね。館山は釣りやすく魚種も豊富で自然のありがたさが光ります。

    ミンコタですが負荷がかかって落ちる現象は電圧降下が発生しているのではないでしょうか?
    ・接触不良
    ・腐食
    ・配線が細い
    などの原因が考えられます。

    自分の前のオーナーはストレージからバウまで配線は14sq(AWG6)でしていました。かなり太めです。
    ミンコタ自体は5.5sq(AWG10)か8sq(AWG8)ですのでその延長で配線すると電圧降下が発生しやすい?

    自分もターミナル端子と配線のカシメ部分の腐食のせいで負荷がかかったときに落ちたことがあります。
    配線やり直したあとは問題は起きてません。

    またお会いしたらよろしくです!

  2. Gaku より:

    ステキチさん、コメントありがとうございます。
    やはり電圧降下ですよね。それは間違いないと思うので、まずはバッテリーを交換してみたのですが、それで駄目となると、配線ですね。
    実は今回の不調時に、電源コネクタの抜き差しをしたのですが、その時にコネクタが熱を持っていたのです。ということは、コネクタ部分に抵抗があるということなので、どうもコネクタが怪しいな、と思っていました。
    コードは14sqを使っているのですね。とりあえず14sqのコードを入手して、コネクタを使わずにバッテリー直結にしてみて様子を見てみたいと思います。
    アドバイスありがとうございました。

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