2001年12月9日 日曜日 貝尽くし

家内が今週もカキが食べたいと言うので、またベルサイユに行ってきました。今週の目的は、先週見つけられなかった刺身用マグロとカキです。

まず全ての魚屋を見て廻りますが、やはりマグロはいいものがありません。冬の時期はどうしてもマグロが品薄になるようですね。仕方がないので、見つけた中で、唯一輪切りの良い部分が売っていた店で買うことにしました。このThonも色はあまりよくなく、どう見てもクロマグロではないのですが、この際贅沢はいえません。

ちなみに、マグロは右の写真のように輪切りで買うと、下の大トロ、中央部の赤味、上の中トロなど、様々な味が楽しめます。ポイントは、切りたてのものを買うことですが、なかなかそう都合良くは売っていませんよね。

さて、とりあえず娘の希望のマグロが手に入ったので、次はカキです。今日は最初からカキフライにするつもりだったので、先週より大き目のNo.1を買いました。1ダース頼むと、やっぱり13個入っています。不思議ですね。

このカキ、No.によって大きさが変わり、大きいものほど高いのですが、その値段の差はわずかで、どう考えても大きいものの方がお得なような気がします。ただ、大きいものほど、貝を開けるのも大変なのです。No.4位なら簡単に開くのですが、No.1になると、かなり大変な作業になります。このあたりが、値段にあまり差が出ない理由でしょうか。

さて、カキの後は、いつもの魚屋に行って新種を探しますが、今日は新種が出ていないようです。

ただ、珍しいことに、マサバ(Maquereau espagnol)が売っていました。当然名札はただのサバ(Maquereaux)ですが、これはマサバです。こちらで一般的なMaquereauより大きく、40センチ程度ありました。もう少し新鮮なら、買って帰って味噌煮を作っても良かったのですが、鮮度が落ちているようなので諦めました。

結局いろいろな魚を見て廻りましたが、今日は食べたいと思うものがありませんでした。今日はどの店も、ウニの良いものが出ていたのですが、ウニは先週食べたので、さすがに毎週は食べすぎです。他に何か新鮮なものはないかと探していたところ、Praireのすごくいいものが見つかりました。この貝、生で食べてもすごく美味しい貝で、日本のハマグリのような味です。値段も高いのですが、6個だけ買ってみることにしました。

で、折角Praireを買ったし、カキも買ってあるので、今日は貝尽くしにしてみることにしました。

まず、おつまみ用にBigorneauを500g買います。この貝、塩茹でにして、爪楊枝で取り出して食べると美味しくてつまみにぴったりです。

で、あとはホタテを6枚買いました。これで4種類の貝が揃ったので、終りとしました。

最後に広場でシイタケとみかんを買って帰りました。

Praieは結局開け方が分からなかったので、軽く塩茹でにして食べましたが、すごく美味しかったです。まあ、高いだけのことはありますね。

ではでは。