2003年4月26日 土曜日 イセエビ!!
ちょっとだけ暇があったので・・・
今週は毎年恒例の、「ボスが日本からやってくる」イベントで、大忙し。魚屋にも行かないつもりだったのですが、土曜の午前中、ちょっとだけ時間が出来たので、魚屋に行ってみることにしました。
しかし、急いでいたので、カメラを忘れてしまい、写真は撮れません。折角春らしく、色々な魚が出始めたのに、残念でした。
まず刺身用に、いつものタイを買いますが、その近くに、もう一つ目に付いた魚がありました。タイの仲間のSaupeです。これまで、秋しか店頭で見たことが無かったのですが、今回の物はすごく新鮮そうですし、どうも抱卵しているようです。
早速これを塩焼き用に買ってみることにしました。
他に何かめぼしい物はないかと、探してみると、珍しいことにイセエビ(Langouste)が活きた状態で売っています。Langousteは、日本のイセエビとそっくりですが、色は赤みが少なく、黄緑色に近い色をしています。もちろん茹でると赤くなるので、日本のイセエビと見分けがつかなくなるのですが、活きている状態では別の種だとよく分かります。
このイセエビ、水槽以外で活きた状態で売っていることはあまりないのですが、今日はキロ30ユーロという破格値で出ていました。この値段なら、オマール海老より安いので、早速小型のものを一匹買ってみることにしました。この1匹で、約10ユーロでした。
でも、その後は大忙し・・・
さて、自宅に帰って一旦仕事に行きます。夕方までには終えて戻ってくるつもりだったのですが、全く終わりそうにありません。仕方ないので、電話です。
「あゆみ、今日の魚、料理しに帰れそうも無いんだけど、どうしよう。」
「明日までもたない? パパもイセエビ食べたいでしょ。」
「イセエビは大丈夫だと思うから、黄色いタイを塩焼きで食べて。写真撮っておいてね。」
「了解!!」
ということで、その日の夜はSaupeの塩焼きになりました。家内によると、すごく美味しかったそうです。
結局次の日も・・・・
さて、次の日も仕事ですが、仕事に出かける前に、とりあえずタイの刺身とイセエビの処理をします。イセエビは頭と尾部を切り離したところで、あゆみに引渡しです。
「あゆみ、あとやっておいて。」
「え〜、わかんないよ」
「皮を剥くだけだから大丈夫だよ。」
じゃあ、適当にやっとく。パパ、帰ってくるの?」
「帰ってくるけど、遅くなるかも。」
「じゃあ、一切れ残しておいてあげるね。」
ということで、イセエビの刺身を一切れ予約して、仕事に行きました。
イセエビは結局あゆみの手で刺身になったようで、8切れ作れたといっていました。
深夜12時過ぎに家に帰って、その一切れを食べてみましたが、甘くて美味しかったですよ。
さて、来週はイベントも終わっているので、魚尽くしかな。