Capitaine ツバメコノシロ  スズキ目ツバメコノシロ科 不明
価格帯:高い

Capitaineは、これまで二度しか売っているのを見たことがありません。OECDの分類によると、Capitaineはツバメコノシロ科の魚のようですが、見た目はツバメコノシロに独特の鼻部の突起を持ちませんので、どちらかと言うと、アカメ科の魚のような気がします。

ツバメコノシロは、昔はボラ科やカマス科の近似種として扱われていましたが、最近ではニベ(イシモチ)の類縁として扱われています。日本では滅多に見ることがありませんが、2属4種が生息し、砂浜などで釣れることがあります。

オーストラリア近辺で取れるクチビダイもCapitaineの名で呼ばれるようですが、これが流通している可能性はほとんど無いと思います。

結構値段が高い魚ですので、美味しいのかもしれません。日本のツバメコノシロは、淡白な白身で、塩焼きで食べることができますが、それほど美味しい魚ではありません。

 

仏語名 英語名 日本名 学名 分布 コメント
Capitaine Threadfin ツバメコノシロ Polydactylus spp. 大西洋 別名Barbure


ツバメコノシロ(99/10/23 鹿島灘突堤)