電動リール用電池

電動リールには電池が必要

深場用に電動リールを買いましたが、この電源を推進用のバッテリーから取るのはイマイチ不安です。

このため、バッテリーをもう一つ持ち込まなくてはなりません。

小型のバッテリーを持っていくのもよいのですが、使ってみると、イマイチボート上ではコードが邪魔でした。

ダイワの電動リールなどは、直付け用のリチウム電池が売っていますが、私の買ったアルファタックルの安い電動リールには、そのようなものは販売されていません。それに、販売されていたとしても高くて買う気になりません。

そこで、コードをもっと手軽にしようとネット上を検索した結果、アルファタックルの電源コードコネクタは、2ピンのマイクコネクタがそのまま使えるということが分かりました。シマノやダイワでは、このコネクタが特殊で苦労するのですが、その点は安い製品は部品も汎用品を使っているのでラッキーですね。

で、このネットサーフィンの課程で、こんなものを見つけました。

http://www.anglers.co.jp/topics/sanax/

竿のグリップに電池を入れてしまうというアイディアです。ニッケル水素単3乾電池型(1.2V)を10本使うので、結構長くなりますが、便利そうです。でも、アルファタックル用は準備されていませんし、電池別売りで二万円は出せません。ということで、これを作ってみることにしました。

材料集め

電池は手元にエネループの単3が10本あったので、これを使うことにします。エボルタよりちょっと弱く、1900mAhですが、1.9Ahあれば、とりあえずボート釣りでの利用なら大丈夫そうです。

ちなみに、エネループプロなら2450mAhで、10本買っても5000円以下。充電器付を買うと7000円ほどで買えます。

竿は、昔折れてしまった1980円のルアー竿の根元を使います。

あとは配線用の銅板と、両端に使う単三乾電池ホルダーを購入して材料確保です。

コネクタ200円、銅版700円、ワイパー100円、乾電池ホルダー150円といったところでしょうか。

完成後の写真

製作

製作過程は省略です。基本的には、グリップの中に入る乾電池のホルダーを作るだけです。竿の接続部分は、折れた竿でサイズの合うものを見つけてホルダーを作りました。

今回は行き当たりばったりで作ったので、ホルダーが三分割になっていますが、ホルダーは一体にして、取り外せる形にするのがよさそうです。

竿が白い部分だけ長くなったので、それによる使い勝手の差が一番の問題ですね。

実使用結果

さて、これを実際に使ってみたところ、竿の長さと重さのバランスの悪さは、ボート上では逆にボート内に安定して良いということがわかりました。電動リールの重さを、その後ろの電池がバランスしてくれるので、意外と使い易いのです。

電池の持ちについては不明です。少なくとも一日釣っていて、不安はありませんでした。

とりあえず、これでしばらく使ってみます。