97年6月1日(日曜日) 大洗港

今週は土曜と日曜の午前中に予定が入っていたので、釣りはしない予定でしたが、先週の「ボウズ菌」を早く治療しておかないと慢性化するので、サビキによる大漁を目指して大洗港に行ってきました。

港到着は午後1時頃、日曜なので中堤防は相当混んでいるだろうと予想したのですが、なぜか閑散としています。悪い予感を感じながらも見て廻ると、海には小さなイワシが泳いでいます。周りでサビキをしている人のバケツにも、数匹イワシが入っています。そこで、イワシ狙いのトリックサビキをすることにしました。

しかし、なぜかイワシは全く食いません。いろいろ試してみましたが、全然駄目。他の人も全く釣れていません。夕方になれば食い始めるだろうと、サビキはあゆみに任せ、私はとりあえず投げ釣りをすることにしました。

投げ釣りの餌は青イソメと青コガネで、カレイ狙いの天秤仕掛けです。中堤防の先端から船道に投げ込みます。しかし、水温が上がってきているためか、餌取りが多く、すぐに餌がぼろぼろになります。餌取りはいつものヒトデに加え、ヤドカリと小型のカニの様です。根掛かりも結構多く、ホヤまで釣ってしまいました。しかし魚はハゼだけ。

カニマンションもやってみましたが、海が荒れており流れが速いので、すぐに止めました。

あゆみの方はイワシを諦め、堤防際で小型のハゼやメバル、アイナメと遊んでいます。あゆみが釣ったデキアイナメは10センチほどに育っており、もうすぐ投げ釣りにもかかり始めそうです。

今日は夕方までに帰宅しなければならなかったので、イワシの食い始めは結局待てませんでした。釣果はメバル1匹、アイナメ2匹、ハゼ10数匹、大型ヤドカリ2匹、かに1匹、ヒトデ多数、磯巾着付ホヤ1個… まあ、「ボウズ」ではないものの、普段に比べると格段の貧果で、やはりボウズ菌が蔓延しつつあるようです。ほとんどの釣果はあゆみのものですし…

来週は日立港でリターンマッチだ!!

(中堤防で、帰りがけにあゆみにお菓子を下さったお姉さん、ありがとうございました)