97年6月21日(土曜日) 鹿島港北新堤防

先週サバが釣れなかったので悔しい思いをしたのですが、Niftyなどで鹿島北新堤で25センチクラスのサバがコンスタントに釣れているという情報を得ましたので、娘が学校だったこともあり、一人で出かけてきました。といっても現地でNiftyの釣り仲間の「しんたな」さんと合流しましたが。

午前中は台風の余波で波が高そうだったので、昼の干潮に合わせて到着する予定が、パンクや道間違いなどで、到着は12時半過ぎでした。心配した波は全く静かでしたが、サバはあまり釣れていないようなので、取りあえず日中は投げ釣りをしてみることにしました。

まず内側向きでイシガレイ狙いです。餌は赤イソメ、青イソメ、アサリを使って4本竿を並べてみました。しかし、初めての場所でもあり4本とも根掛かり。30メートル以上投げないと根掛かりゾーンの様です。で、30メートル以遠は餌取りの猛攻で、餌が5分と持ちません。餌取りは多分フグです。これではカレイが餌を食う余裕などありませんね。よく、カレイは寒いときしか釣れないと言いますが、私は餌取りさえ上手くかわせば1年中釣れると思っています。でもここは駄目。で、内側の投げ釣りは早々と諦め、遠投用の竿を取り出し、イシモチを狙ってスパイク天秤仕掛けに青イソメとサンマ餌を付けて外側に投げてみました。

投げ竿2本を外側に投げ終わった後に内側を覗いてみると、小魚が逃げ廻っています。その下には少し大きな魚の影。取り合えず小魚の魚種を確認するため、トリックサビキで釣ってみます。

「釣れた」

と思ったら、道糸が切られて落ちて行きました。フグでも道糸は切れないはず。これはカマスに違いないと、ちょっと大きなトリックサビキで釣ってみると、やはり10センチほどのカマスでした。小カマスでも沢山釣れば空揚げの材料になりますが、フグが集まり始め、カマスだけを狙うのは難しくなったので止めました。

さて、外側の投げ竿を聞いてみると重かったので、期待して上げてみるとヒトデ。もう一本も重いので、またヒトデかと思ったら、びくびく引きます。上がってきたのは、イシモチ1匹にサバ2匹。3本針にいずれも25センチクラスの魚がぶら下がっているのですから重いはずです。しかし、青イソメとサンマ餌の投げ釣りでサバが釣れたのは始めてです。

この頃になると内側の投げサビキにもサバが来始めたので、サバの大きさに合わせて、少し大き目のサビキ針で投げサビキを準備しました。4時頃に1匹目。そのあと、ぽつぽつ釣れます。サイズは25センチから28センチで、サバもこのサイズになると引きも強く、結構楽しめます。手持ちのコマセアミが心細くなった4時半頃に「しんたな」さんが合流。しんたなさんのコマセをもらって更に釣ります。5時頃、しんたなさんの3匹目に変わった魚が掛かりました。30センチを超える飛魚です。私は飛魚を釣った事がないので、釣れるのを期待していたところ、30分後私の竿にも来ました。結局飛魚はこの2匹だけでしたが、サバは釣れ続き、結局12匹(他10センチサイズ2匹)を確保、6時を過ぎたので納竿しました。サバはその後ますます釣れつづけていましたので、日暮れ頃には入れ食い状態になったかもしれません。

結局本日の釣果はサバ12匹、小サバ2匹、イシモチ1匹、飛魚1匹、小カマス2匹、フグ数十匹???でした。今日のように、予定通りの魚が釣れ、さらに予定外のおまけが付くと満足感がありますね。