97年11月2日(日曜日) 日立港

今日は先日も一緒に釣りをした近藤さんが神奈川から来て、カレイ・アイナメ釣りをすることになっていました。予定では久慈漁港の外向きで釣ることになっていたので、朝8時に待ち合わせをしたのですが、到着してみると凄い人で車を止める場所がありません。さすが連休の中日ですね、釣り座もほとんどない状況です。結局ここでの釣りを諦め、日立港第一埠頭南側に行ってみることにしました。第一埠頭の南側から第二埠頭のカレイポイントに向かって投げてみようという計画です。

釣り始めてすぐ、近藤さんが大ダコを釣りますが、我々の方はあゆみが時折ハゼを釣り、私が時折シャコを釣るだけで、これといったものが釣れません。近藤さんが遠投したところでは、第一埠頭と第二埠頭の間の駆け上がりは120メートル以上向こうにある事が分かりました。これでは私ではちょっと届きません。仕方がないのであゆみと二人でハゼ・シャコ釣りに励みます。

10時頃、左隣の釣り人がイソメでヒラメを釣り上げます。同時に右隣の人が20cmほどのマゴチを上げます。そこで、これまで釣れたハゼを餌にヒラメ・マゴチ狙いのブッコミ竿を1本出すことにしました。しかしその後も状況は変わらず、あゆみが飽き始めたので、12時頃納竿して第五埠頭に移ることにしました。

まず長い竿から順番に片付け、タモも仕舞ったところで、ハゼ餌のブッコミ竿に当たりが来ているのに気が付きます。上げてみるとずっしり重い感触です。水面まで上げてみると、狙い通りヒラメです。40cm近くありそうです。しかしタモは既に片づけてしまいました。竿をあゆみにお持たせ、あわててタモを借りに行こうとしたその時、ヒラメの最後の引き込みであえなくモトス切れ。ヒラメさんは海に帰っていきました。あゆみさんはショックで落ち込みます。

ヒラメバラシのショックを和らげるため、大急ぎで第五埠頭の先端部に移動することにしました。途中あゆみは犬と遊ぶのも忘れません。あゆみと第五埠頭に来たのは久しぶりなのですが、また子犬が生まれており、ちょうどかわいい盛りでした。あゆみさんは小犬に餌をやって、何とかヒラメバラシのショックからも立ち直ったようです。

さて、第五埠頭もすごい人出で、駐車場所さえありません。でも久慈川側にはあまり人が出ていなかったので、多分イシモチはあまり釣れていないのでしょう。ということは、この車の大半は沖堤に渡っているということです。この沖堤にも興味があるのですが、今日は予定通り、15分ほど歩いて第五埠頭先端部内側に入りました。ここは後ろがまだ工事中なので、あゆみが遊ぶ「砂場?」があるのです。

周りではトリックサビキ釣りの人がポツポツ豆アジを上げていますが、アジよりフグの方が多いようです。カレイ釣りの人も何人かいますが、全く釣れていないようです。

早速私が3本、あゆみが2本竿を並べ攻めますが、結局ここでの釣果は、あゆみが釣った23cmのカレイ1匹以外は、ハゼとシャコに終始しました。結果的にシャコは10匹近く確保できたのですが、狙いのカレイが小型1匹では寂しい限りですね。何とかもう少しまともにカレイを釣りたいものです。

なお、久々の第五埠頭先端部は工事が進み、夜間は照明もつくようになっていました。ということは間もなく立ち入り禁止になるかもしれませんね。でもいまは夜釣りに最高の場所になっています。もう少し早く気づけばここで夜釣りをしたのですが・・・・