98年6月27日(土曜日) 鹿島港

毎週釣果情報を送ってくださるM.Tさんの釣果に刺激され、ついに行ってきました。鹿島の南堤!!!一年以上ぶりに南堤の二つ目のゲートを越えました。といっても、今日は鹿島灘とは信じられないほどの凪ぎで、二つ目のゲートは空いてました。

きむさんと南堤に到着したのは午後2時半頃です。早速歩いて出発しました。とりあえずアジ釣りのメッカであるパイプラインの無いところまで行こうと、20分ほど歩きます。しかし、その辺りでは誰も釣っていません。釣れないようです。仕方が無いので更に歩きます。鹿島の釣り公園がすぐそこに見えます。場内放送まで聞こえます。

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.そのまま歩いて行くと、一段高い領域に到着します。一旦そこで釣ろうかという事になったのですが、なんとなく位置が高いので足元が不安です。もう少し先に行けばまた低くなるようです。結局、さらに先に歩くことにしました。

980627p2.gif (30144 バイト)ちょうど真中辺り

さて、そのまま歩いて行くと、突然堤防が低くなり、さらに驚いたことに、右側(外側)にもテトラが無くなります。これは波が荒いと相当恐ろしいでしょうね。でも今日は完全に凪ぎなので、全く問題ありません。結局そこで釣ることにしました。

きむさんは投げ釣りでアイナメ、サビキでアジ狙いです。私も似たような仕掛けを揃えます。しかし、当たりはありません。しばらくしてやっときむさんに魚が釣れます。15センチ弱のサバです。私にもつれました。きむさんは鈴なりに釣っています。

このサバを使って、活き餌釣りをすることにしました。狙いはヒラメと回遊魚です。ヒラメ仕掛けは捨て錘式で、回遊魚狙いは浮き釣りの泳がせです。サビキの方にはサバ以外は来ません。きむさんは既に持ちかえり数を釣り終わったそうで、残りのサバは私の活き餌釣り用にくれることになりました。その代わり、大物が連れたら50%取り分の約束です(^^)

私の方は、サビキの各針にオキアミを付けて、少し深めを狙います。すると、やっと20センチほどのアジが1匹釣れました。内側でやってみると、今度は10センチほどのメバルが釣れます。小型ですが、確かにオキメバルです。

サバの泳がせ釣りは、一度だけ浮きがズボっと沈んだので、期待したのですが、すっぽ抜けました。魚が食ったのかどうかさえ分かりませんでしたが・・・・ちょっと期待しちゃいました。980627p3.gif (22285 バイト)

ヒラメ狙いの竿に来たのは、おなじみドンコです。サイズはまあまあですが、ドンコではねえ。

夕方になり、今度は25センチのアジと15センチのウミタナゴがサビキに掛かりました。青イソメの投げ釣りにも初の釣果メゴチです。確かにここは色々なものが釣れるのですが、数が出ません。サバ以外はほとんど1匹です。きむさんの方も苦戦しているようです。

そろそろ納竿というところで、ヒラメ仕掛けを上げようとすると、明確な手応えです。相当の大物です。

「きむさん、タモ持ってきてくれる?」

「なんか釣れてるの?」

「うん。釣れてる。何かなあ。」

「仕掛けは何?投げ釣り。」

「いや、サバの活き餌だよ。だからきむさんにも取り分があるのさ。」

「ヒラメかな。アナゴじゃない?」

「いや、アナゴじゃないよ。でも何だろうなあ・・」

アイナメに似た手応えで、ヒラメではなさそうです。期待して巻き上げます。

「そろそろ見えるはずだけど。」

「あ、アナゴだああああ・・・」

折角の期待が思いっきりもり下がっちゃいました。水面に現れたのは大型のアナゴです。抜きあげてみると、80センチ近いマアナゴで、太さも5センチくらいありそうです。これだけ大きいと、手応えも違うということを忘れてました。アナゴではきむさんに分けることも出来ません。でも、久々のアナゴなので、一応持ちかえることにしました。

結局ここの釣果はこれでうち止めで、ふぐを含め9目釣りでしたが、わざわざ歩いた割には寂しい釣果でした。

帰り際、パイプラインの前で竿を出してみたのですが、アジは全く居ないようで、誰も釣れていませんでした。

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結局十分な釣果が得られなかったので、きむさんと南浜のイシモチ再戦をすることにしました。まず偵察ですが、どの堤防も釣れていません。全ての突堤を見て周ったのですが、結局釣れている堤防が見つけられなかったので、勝手知ったるいつもの堤防に入ることにしました。

きむさんが北側、私が南側に分かれて釣りますが、一時間たっても何も釣れません。そろそろやめようかと思ったのですが、狙いを換えてソイを狙ってみることにしました。こういう凪ぎの日はソイが釣れることがあるようなのです。餌をアオマムにして、テトラ際を狙います。すると釣れました・・・・なぜかイシモチです。20センチほどのサイズですが、テトラ際にいるようです。ポイントさえ分かればこっちのもの、すぐに2匹を追加します。25センチクラスまでは釣れるようです。ここできむさんを呼んで。並んで釣りますが、テトラ際は根掛り多く、私は根にやられ、浮きを失います。

結局そのまま一時頃まで釣りますが、さすがに疲れできむさんがリタイアします。私も合わせて納竿としました。結局釣ったイシモチは11匹でした。980627p4.gif (36684 バイト)

南堤は釣れれば楽しいのでしょうが、釣れなかったときに疲れが倍増しますね。多分もう2度と行かないでしょう・・・と言いながらまた行くかも。広すぎてポイントが分からないのも困りものです。

南浜のイシモチも厳しくなってきました。ほとんど釣れないといっても過言では有りません。やはり漁船が根こそぎ持って行っちゃったんでしょうか。

 

さて、最近鹿島の情報ばかりなので、来週は北の方に行きます。平磯から日立辺りを狙ってみる予定です。何か釣れるかなあ・・・・

では。