98年11月3日(火曜日) 日立港

日曜日に上州屋のバーゲンで竿を買いました。カレイシーズンに備えて25-450の投げ竿です。常磐地区はテトラ越しの投げ釣りをすることも多いので、450の投げ竿が便利ですよね。で、竿を買ったら釣りに行きたくなりました。月曜は最終バスで筑波に帰れたので、ちょっと朝だけ釣りに行くことにしました。当然投げ竿で遊ぶのですから、狙いはカレイです。

981103p1.gif (17426 バイト)日立港着は朝5時半頃。まだ薄暗いので明るくなるのを待って投げ竿の準備をします。今日は周りに人もいなかったので、堂々と4本竿を並べます。第一投を投入し終わって、タモも組み立て、さあ万全、釣るぞ!!と気合を入れたところで目の前に大きな浚渫船がやってきました。でも、糸は沈めてあるし、大丈夫だ、と思いながら通りすぎるのを待っていると・・・・なぜか目の前で止まります。そして・・・・何と浚渫を始めてしまいました。ちょうど私が狙っていたポイントの真上くらいを掘り進んで行きます。大きな音を立て、海を濁らせて浚渫は進みます。仕方がないのでしばらく見ていましたが、全然前に進みません。時速10メートル以下ですね。

結局、浚渫船をよけて投げた竿で、20センチ超のアイナメを1匹だけ釣りましたが、10時には納竿して帰りました。

ところで、浚渫船の通りすぎるのを待つ間、色々な人の釣果を覗いて廻りました。釣り人の多くはひらめ狙いでしたが、釣れていたのは1匹だけでした。タコ狙いの人も多いのですが、誰も釣れていませんでした。何しろ海はべた凪ぎで、とても魚が釣れる雰囲気ではありませんでした。

帰りに土曜日に3人で釣った第一埠頭付け根にも見に行きましたが、夜通し釣っていたと思われるグループのバケツには20センチクラスのアナゴが10匹以上と、良型のウミタナゴ、それに15センチほどのソイが入っていました。

ということで、新竿のデビュー戦は散々に終わりましたが、浚渫区域を確認してきたので、次回はこの浚渫後の深みを狙うとしましょう。釣れるかなあ・・・

ちなみにアイナメ君は美味しいお刺身になりました。ボウズでなくてよかった(^^)