98年12月27日(日曜日) 県内某所

今日は新地開拓シリーズ第三弾なのですが、教えてくださった方のご了解が得られるまで場所は非公開です。ということは、この記録は皆さんには何の役にも立ちませんね。(^^;;;;; まあ、この場所、知ってる人も多いと思いますよ。

朝6時半ごろ現地に到着します。ちょうど日出と同時です。到着して周りを見渡すと、タコ釣りの人、黒鯛釣りの人、海タナゴ釣りの人、穴釣りの人など狙いは様々のようです。私は先週終結宣言を出したにもかかわらず、性懲りもなくカレイ狙いです。

しかし、予想通り、全く当りがありません。唯一の当りは、25センチほどのアイナメ。久々にこのサイズのアイナメを釣ったので、何の当りだか一瞬分かりませんでした。しかし後が続かず、午前中は投げ釣りには何も来ません。タコ釣りもちょっとだけしてみましたがだめ。仕方がないのでテトラの隙間の穴釣りをしてみます。こちらは、頻繁に当りがありますが、釣れるのは小型のドンコばかりです。ドンコの入れ食いといっても過言ではありません。

しかし、ドンコ以外は全く釣れません。サイズもほとんどが15cm程度で、大きくても20cmを越えるのがやっとです。多分リリースすることになるとは思ったのですが、当面夜のおかずの候補として生かしたままキープすることにしました。結果的にはこれがお土産になりました。

投げ釣りのほうは、ずっと何も釣れなかったのですが、午後になって、また同サイズのアイナメが釣れます。そして1時頃、今度は明確に違う重さです。この重さ、普通なら、ヒトデだと思う重さですが、間違いなく魚の感触があります。アイナメの当りとも違います。これはついに大型カレイか・・・・と胸をわくわくさせながら引いてきますが、思ったほど引き込みはなく、淡々と上がってきます。

ちょっと不安になりながら水面に上がってくるのを楽しみにしていると・・・・おっと、アイナメの一荷のようです・・・・なーんだ、2匹だから重かったのかと思ったら・・・・一匹はアイナメではなく「ナマコ」でした。これでは重いのも当たり前です。結局このなまことアイナメの一荷釣りが今日の最後の獲物になり、2時頃には納竿して帰りました。

結局ドンコは小型はすべてリリースしましたが、それでも7匹持ちかえりましたので、アイナメの3匹と合わせ、夕食のおかずには十分でした。なお、このアイナメ、3匹ともオスで、うち1匹のオスの腹の中には、なんとアイナメの卵が入っていました。きむさんから、アイナメは卵の共食いをすると聞いてはいましたが、見たのは初めてです。これだからオスが残って卵の番をしないと行けないのですね。今日釣った3匹のアイナメの卵は、番人がいなくなって他のアイナメに食べられてしまうのでしょうか。ちょっとかわいそうになりました。

ということで、カレイはやはりもう終わりのようです。産卵が終わって釣れ始めるのは2月頃でしょうか。私のほうもそれまでカレイ釣りは冬眠にします。今年の釣りはあと1回だけ、あゆみとシャコ釣りに行く予定です。シャコは冬でも釣れると思うのですが・・・・まあ、釣れなかったらお魚センターだな。

では。