99年3月22日(月曜日) 小名浜港

わかさぎの穴釣り(見ただけだよ)

今週の連休は、あゆみと二人で猪苗代の方にスキーに行って来ました。20日の午後出発し、ホテル着は夕方。この日はホテル(リステルスキーファンタジア)のプールで思いっきり泳ぎました。21日にホテルのスキー場でスキーをする予定でしたが、残念ながら雪不足で既にホテルのスキー場は閉鎖されており、やむなくグランデコスキーリゾートに行くことにしました。で、その途中小野川湖という湖を通ったのですが、完全に氷結した湖の上で多くの人がわかさぎの穴釣りをしていました。テレビや写真では見た事がありましたが、本当に穴釣りをしているのは始めて見ました。テントを張って釣っている人も多いようで、あれなら快適そうです。ぜひ一度やってみたい釣りですね。

小名浜までの苦難の道のり・・・

さて、22日はホテルを早朝に出発し、小名浜で釣りをする予定でしたが、何と吹雪で高速道路が通行止になってしまいます。道路も積雪で、チェーンが無いと走れません。しかし、いつまでも動かないでいると帰れなくなりそうだったので、チェーンをつけ、一般国道をゆっくり山越えしました。この雪は郡山を過ぎても続いたので、本当は立ち寄る予定だったあぶくま洞への観光も中止し、そのまま小名浜へ向かいます。小名浜到着は午後1時頃でした。まずはHPの充実のため、第4埠頭、第7埠頭で写真を撮ります。驚いたのは釣り人の少なさ。まあ、すごい強風だったせいもあるでしょうが、両埠頭とも1人ずつしか釣り人は居ませんでした。

その後釣具屋を見つけて餌を購入します。青イソメ1パック500円、赤イソメ1パック800円でした。さらにコンビニで昼食を買って、目指す大剣(オオツルギ)埠頭に到着したのは1時半過ぎです。ここも釣り人は一人しか居ません。なぜか立ち入り禁止になっていましたが、中で釣っている人がいたので、大丈夫なんだと勝手に判断して、早速竿を出します。

ところで、私は小名浜で釣るのは初めてですから、全くどこがポイントか分かりません。ともかく追い風に乗せて沖向きに遠投してみます。しかし、餌がそのまま戻ってくる状態が続き、あたりはありません。先着の釣り人もヒトデしか釣れないようです。

しばらくして、今日初の獲物が掛かります。おなじみ赤ハゼです。やはりここにも居ました。ちなみに、この赤はぜを釣った仕掛けは、国際釣り博でモリゲンが展示していたカレイ専用仕掛けです。日立のやまがたやさんに売っていました。この赤ハゼは写真撮影後海に返しましたが、弱っていたので復活できたかどうか心配です。赤はぜはマハゼと違って非常に弱く、すぐに死んでしまいますね。

やっとカレイ

その後は音無しが続きます。一度は根掛りで天秤ごと仕掛けを失います。あゆみはずっと車の中で漫画を読んでいたのですが、飽きたようです。

「パパ、何時までやるの?」

「4時までかな。」

「えー、あと1時間あるよ。マンガ本買いに行こ。」

「マンガ買ったらあと1時間待てる?」

「うん。」

ということで、竿を置いたままコンビニに行きます。残念ながらあゆみのほしいマンガは売っていませんでしたが、おやつを買って戻りました。さて、20分ほど竿をほったらかしだったので、端から上げていきます。最初の竿はヒトデのような重さですが、上がってきたのはシャコでした。これは1匹でも価値があるのでキープします。そして2本目の竿を上げると、これも重さがあります。またシャコかなと思いながら巻くと、足元近くまで寄ったところで魚の手応えです。で、水面に現れたのは小型のカレイでした。このサイズなら大丈夫と抜き上げたのは、27センチのマコガレイ。小名浜で釣った初のカレイとなりました。

この後は、7センチほどのマコガレイとヒトデを釣っただけで4時になったので納竿しました。小名浜での初めての釣りは2時間だけでしたが、小型ながらカレイも釣れたので満足しました。もう少し慣れれば数が出そうな釣り場ですね。水質がちょっと気になりますが、そのうちもう一度訪れてみたいものです。

さて、来週は土曜に家族が帰省するので、送っていくついでに九十九里浜の様子も見てきますね。で、家族がいないのをいいことに、日曜はどこかでカレイ狙いの予定です。ではでは。