99年4月3日(土曜日) 鹿島港

二転三転・・・・

今日は最近の不調を吹き飛ばすため、某堤防先端に遠征する予定です。そこで、体力温存のため、仕事を8時過ぎに切り上げバスに乗ります。このバスが筑波に到着した頃、きむさんから電話です。

「もしもし、どうしたの?」

「あのね、家内が熱を出しちゃったんで、明日行けそうに無いんだ。」

「え、そりゃ大変だね。」

ということで、きむさんが無理そうなので、単独釣行に切り替えることにしました。こうなると日立しかありません。早速自宅に帰って日立用の仕掛け作成にかかります。カレイ仕掛けを3つほど作ったところで、またきむさんから電話です。

「もしもし?」

「あ、Gakuさん? 家内の熱が下がったから行って良いって。」

「え、大丈夫? でもうれしいな。」

「うん。早上がりすれば大丈夫だよ。」

ということで、行き先が二転三転しましたが、鹿島に行くことになりました。

強風波浪・・・こんなはずでは・・・

朝5時に出発し、鹿島釣り餌センターで餌を購入した後、まず南浜を見に行きます。しかし、車が一台もありません。それもそのはず、結構な波で、防波堤は波で洗われています。これでは釣り人が居ないはずです。某堤防も当然ながら入れるような状況ではありません。天気予報では2.5mの波が徐々に弱まるという予報だったのですが、どうしたことでしょう。いずれにせよ外洋側では釣れそうも無いので、とりあえず公共埠頭に行ってみます。

公共埠頭に着いてみると、ここは湾内にもかかわらず相当な波です。向い風もすごく、とても釣りができそうもありません。釣り人もほとんどいません。きむさんと、この風でも釣りができる場所を相談して、風が追い風になる住金横に行ってみることにしました。

住金横には7時頃到着。幾人かの釣り人が居ましたが、場所はあります。早速竿を出しますが・・・・根掛りです。この場所は途中に急な懸け上がりがあって、その場所に100発100中で根掛りします。強引に回収できることもありますが、錘ごと失うことも多くなります。きむさんはすぐにリタイア決定です。私はしばらくがんばりますが、天秤を3つ失ったところでリタイアを決めました。これが9時過ぎです。

ちなみに、対岸のポートラジオ側では稚アユが入れ食いになっていました。ここでの稚アユの釣り方は日立とはまた違っていて面白いですね。

結局ここでの釣果はアナゴ1匹におわりました。ちょうど道具を片づけているときに誰かから携帯に電話がありますが、防寒着のポケットから取り出しているうちに、留守番電話サービスに切り替わってしまいました。私に御電話くださったのはどなたですか????

で、このまま帰っても良かったのですが、なんとなく心残りです。そこで、まず鹿島釣り公園に行ってみますが、予想通り強風のため閉園中です。そこで湾奥の港公園行ってみることにしました。きむさんはウキフカセをするそうです。私はいつも通りカレイ狙いの投げ釣りです。

しかし、ここも向い風が強くて釣りになりません。なんとか投げ釣りはできますが、ウキ釣りは不可能で、きむさんは早々リタイアです。さらに1時過ぎにはきむさんの奥さんから電話があり、きむさんに帰宅のお呼びが掛かってしまいました。

結局ここでの釣果はシャコ2匹でした。

今回はきむさんの奥さんの具合が良くないのに、無理に釣りに行った天罰でしょう。まあ、シャコ2匹は美味しくいただきました。アナゴはシーフードカレーの具になりました。