99年7月10日(土曜日) 鹿島港

鹿島灘は大荒れ

今週はきむさんが学会でいません。そこで、来週のOLMの下見に鹿島に行く事にしました。ちょうど金曜の夜に東京に車で戻る予定があったので、そのまま鹿島に直行です。鹿島到着は午前3時過ぎです。高速から降りて釣具三平でコマセと青イソメを買います。今日は天気予報を見ないで来たので、海の様子がわかりませんが、煙突の煙は強い北風を示しています。ちょっと不安になりながらも鹿島港北部のOLM会場付近に向かいます。

しかし、現地につくと、車が一台も止まっていません。その上、堤防の上から波が上がっているのが見えます。相当の大荒れのようです。波に濡れるのを覚悟で堤防に上がってみましたが、確かに大荒れで、とても突堤に入れる状況ではありません。

ここで諦めて湾内に移ろうかとも思ったのですが、この大荒れでは釣り人はみんな湾内に集まっているでしょうから、場所が難しそうです。仕方が無いので、波をよけられる場所にルアー1本だけ持って行って見ることにしました。

ルアーは完敗

釣り始めは4時半頃です。海は茶色く濁っています。遠くに見える堤防では波が堤防を越えてナイアガラの滝状態になっています。風も強く、竿を振ることも出来ません。

ともかく最近定番のタチウオ仕掛けを投げてみます。追い風に乗せると良く飛びますが、魚の当りはありません。結局20投位投げてみたのですが、何の当りもありませんでした。

餌釣りで何とか釣果

これで諦めて帰ろうかとも思ったのですが、突然この濁りならイシモチが釣れるかもと思い直します。そこで一旦車に戻り、今度はイシモチの投げ釣りセットを準備します。

餌に青イソメをたっぷりつけ投込みます。2本目を投込んだところで1本目を上げてみると、餌がきれいさっぱりありません。この後も同じです。5分ほどで餌がきれいになくなります。しかし、魚の手応えはありません。餌取りの正体も不明です。色々工夫してみたのですが、どうしても餌取りから逃れられません。

ついに遠投を諦め、足元に垂らしておくことにしました。浮かしておけば餌取りにもやられないだろうと思ったのですが・・・浮かしておいてもだめです。やはり餌がなくなります。餌取りの正体はフグでしょうか?

ともかく青イソメはどうせ持って帰っても来週まで持たないので、全部使うまで釣りつづけることにしました。この努力が通じたのでしょうか。竿に当りがあります。上げようとすると強い抵抗を示します。上がってきたのは、30センチ弱のアイナメでした。狙いのイシモチではありませんでしたが、これで何とかボウズを逃れることが出来ました。

結局釣れたのはこの1匹だけで、青イソメが無くなったところで納竿としました。6時頃です。結局2時間弱の釣りでしたが、一応獲物もあったのでよしとしましょう。来週は波がおさまってくれるといいのですが・・・

来週皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

ではでは。