2000年3月11日(土曜日) 鹿島港

怠慢釣り

今週はきむさんがまた急用で釣りに行けないので、私も休養しようかと思ったのですが・・・この日誌を楽しみにしてくださっている方を裏切ってはいけないと(勝手に理屈をつけてますね(^^;;; 本当は釣りしたいだけ)、釣行することにしました。

しかし、一人では某堤の先端まで行くほどの気合が入りません。そこで、いよしょうさんからの情報にあったアジを確かめに行ってみることにしました。あそこなら車横付けでいいので・・(^^;;

いよしょうさんの情報では、アジは早朝にいたというので、自宅を1時過ぎに出発。鹿島到着は3時です。この時間では鹿島釣り餌センターは開いてないので、神栖フィッシングセンターで青イソメだけを買い埠頭に向かいます。

埠頭には真夜中の3時過ぎだというのに、先客が二人いました。一人は投げ釣り、もう一人は黒鯛狙いのようです。私は投げ釣りの人の隣に入ることにしました。先客はバケツにアナゴとシャコをいれていましたが・・・・あまり釣れていないようです。

いた!!

000311p1.jpg (12864 バイト)さて、いよしょうさんからの情報を確かめるため、水面をヘッドランプで照らしてみると・・いました。小魚の大群です。早速カメラを持ち出して撮影してみます。

しかし、下のアジは見えません。深いところにいる魚は明るくならないと無理なようです。ともかく、この小魚の正体を確かめるため、網ですくってみることにしました。

000311p2.jpg (15237 バイト)夜だし、水温が低いので、魚も鈍いだろうと思ったのですが・・・全然とれません。なんどか試行錯誤を繰り返したところ、やっと小魚が沢山とれました。しかし、どう見てもヘッドライトで見えた魚より小さいのです。多分、ヘッドランプで見えた小魚のさらに上層に、この小魚がいたのでしょう。自宅に帰って、写真を良く見てみたら、確かに2種類の魚が写っていますね。現場では気がつきませんでした。

この小魚、一昨年に日立港であゆみと遊んだ際に捕った魚と同じでした。

明るくなるまで、投げ釣りをして待ちますが、投げ竿のほうには全く反応無く、朝になります。明るくなってきて、海水面が見え始めました。確かに魚の大群がいます。その下層には大型の魚がいます。周りで跳ねる魚も多いところを見ると、ボラとアジが混ざっているようです。しかし、どんな餌にも見向きもしません。しばらく色々ためしましたが、このアジを釣るのは諦めました。

上層の小魚は、サイズ的には稚鮎サイズ。もしかしたら稚鮎かもしれないと、パニックサビキを試してみると、釣れました。しかし稚鮎ではあせません。一瞬何かわからなかったのですが、うろこの感じから、多分トウゴロウ鰯だろうと判断しました。

000311p3.jpg (5681 バイト)

トウゴロウ鰯は写真が無かったので、写真が撮れただけでも、今日来たかいがありました。これでとりあえず満足です。

トウゴロウ鰯はパニックサビキを使えばいくらでも釣れそうでしたが、元々ボラの一種で、あまり美味しくないはずという思い込みがあったので、ひらめのぶっこみ餌用に10匹ほど確保して釣るのは止めました。自宅に帰って図鑑を確かめると、やはりトウゴロウ鰯でした。そこには、「うろこが硬いが、干物にすると美味」との記述!! 「しまった、もう少し釣ってくれば良かった」と思ったのは後の祭でした。

公共埠頭で・・・睡眠

明るくなってくると、急に水の汚れが気になります。ここは湾奥なので、水が汚く、ラインに油汚れが付着するのです。毎回これが耐えられなくて、ここを移動するのですが、しばらく来なかったので忘れてました。

000311p4.jpg (7344 バイト)移動するとしても、あまり遠くに行く元気はありません。風向きからすると港公園かなと思ったのですが、港公園は先週行ったので、しばらく行ってない中央公共埠頭に行ってみることにしました。8時頃です。

公共埠頭に到着してみると、さすがに冬の車横付け釣り場です。すごい人で、入る場所がありません。やっと少しだけ隙間を見つけて投げ竿の準備をします。すると、隣にいた方が声をかけてくださいました。Niftyのffishで活躍中のぐっちさんです。ぐっちさんは早朝に小型のカレイが釣れたそうです。

私のほうは、とりあえず投げ竿を4本出してしばらく釣ってみますが、全く魚の気配がありません。仕方がないので車に戻り朝ご飯を食べると・・・徹夜疲れで急に眠くなって車の中で寝てしまいました。起きると、10時半!! 慌てて竿を上げますが、竿には餌がそのまま残っています。餌をつけ治してまた投げ込みます。

000311p5.jpg (15774 バイト)竿先に何も反応が無いので退屈して海を見ていると、突然ぐっちさんの前あたりにナブラが起きます。でも、この時期にナブラが出るはずも無いので、良く見ると・・・マルタの大群でした。40〜50センチクラスの大型のマルタが大群で泳ぎ回っています。時折、流木などに反応して暴れるので、それがナブラのように見えるのです。

鹿島港では、ボラやマルタの大群をよく見ますが、この時期に見たのは初めてでした。少しずつ海が温かくなってきているのでしょうか。

早く春になるといいのですが・・・

結局、そのあとまた車で寝てしまい、家内に電話で起こされたのが1時半。もう一度だけ投げ込んで、2時過ぎに納竿としました。釣果はヒトデ1匹です(^^;;;

結局今回は鹿島の不調を身をもって体験しただけに終わりましたが、トウゴロウイワシの写真を撮れたので良しとしましょう。

来週は北茨城のほうに行ってみる予定です。釣れないとは思いますが・・・・・

ではでは。

 

コメント

M・Tさん: 鹿島の海はいったい どうしたのでしょうね。Gakuさんが公共埠頭にいるころ 私は某堤防のいつもの場所で ふてくされていました。 8時半ころアイナメ(30cm)、10時ころカレイ(33cm)と4時間寒風にさらされてやっと2匹。朝、クロダイを狙っていた釣師が このところ水温が 下がって 例年に比べ1℃も低いと言った言葉が 頭から離れませんでした。エサがつけたまま ふやけてあがってくるので 11時に見切りをつけ 引き上げました。女房がクーラーをみて どうしたのと 聞いたけれど どうしたのか こちらがききたい。

Gaku:M・Tさんも不調だったのですね。それでも、アイナメとカレイをキープされているのはさすがですね。鹿島はいつ回復するのでしょうか。回復時の爆釣が楽しみです(^^)

いよしょうさん: アジはいなかったようですね。私が行ったときは小魚の大群のすぐ下に群れていました。 ギャング針で引っかけて釣れるほどに。あのようなことは、めったにないのでしょう。 私はというと日曜日に行こうと思っていたのですが、朝天気が悪かったこと、行っても 釣れないような悪い予感がしたことで躊躇してしまいました。その代わり、牛久の釣具屋さん に行って来ました。つくばの釣具屋さんより品揃えが多いような気がします。

Gaku:いえいえ、アジは間違いなくいました。本当にギャング針で引っかけられるほどでした。でも、餌は食わなかったんです。不思議ですね。まあ、いよしょうさんは出撃しなくて正解だと思いますよ。(^^)

harudanjiさん: 私も3週間ぶりに鹿嶋に行ってきましたが、釣り人との会話は「ダメダー!」ですよね。 12日夜釣りをしましたが小アジ1匹とハゼみたいな魚が1匹の貧果でした。(^^ゞ 帰りに港屋釣具店からもらった地図のインク浜?に行こうと思ったのですが入口がわからず帰ってきました。

Gaku:本当に鹿島の不調は困りましたね。でも、必ず爆釣の時期は来ますよね。(^^)