2000年5月2日(火曜日) 涸沼川

無謀なサヨリ挑戦

GWで平日を休んだので、折角だからどこかに釣りに行かなくてはと思ったのですが、よい場所を思いつきません。で、思い出したのが涸沼川のサヨリ。早速情報収集です。

ノビタさんのHP・・・・去年は今ごろ釣れているが、今年はダメらしい。
フィッシング大洗のHP・・・・「サヨリは不調」の一行

う〜ん、これはダメそうです。しかし、さよりを釣りに行けるチャンスは多くないので、行ってみることにしました。

午前4時に現地着。そろそろ明るくなり始めます。ノビタさんに教わった仕掛けを、1年ぶりの1号磯竿を取り出しセットします。流れはOK、濁りもそれほどありません。しかし・・・・・全く反応がありません。

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夜が明けると霧が出始めました。静かな流れと霧と・・・雰囲気はいいのですが、当たりが無くては釣りになりません。

魚はいます。時折ライズします。しかし、どう見てもサヨリではないですね。セイゴかもしれません。一度弱った魚が足元に泳いで来ましたが、25センチほどのコノシロでした。

結局2時間ほどやってみましたが、一度も当たりが無く、納竿しました。

稚鮎終盤戦

000502p2.jpg (14922 バイト)仕方がないので、GWの皆さんの釣行に役立ててもらうため?情報収集に回ることにしました。

まずは大洗港中堤防の稚鮎です。いつも通り?先端には地元の常連さんが入っています。この常連、5時半頃に来るようなので、先端に入りたいときは、5時前に到着しましょう。先端以外では稚鮎は釣れません。今日タナは底でした。

稚鮎はポツポツでサイズも小さく、もう終盤戦ですね。1時間やって10匹という程度かもしれません。中堤防から横に伸びる横堤の先端でも釣れていましたが、こちらはさらに魚影が薄いようです。稚鮎以外の魚の姿は見ることができませんでしたがシャコは釣れていました。

ところで、この大洗港で不思議な光景に出会います。まだ7時頃だというのに、漁船がどんどん帰ってくるのです。何があったのでしょうか。多分、何かの魚が大漁だったに違いありません。その謎を解明しに、那珂湊に行くことにしました。

魚市場大盛況

000502p3.jpg (18133 バイト)那珂湊港で市場が開くまで仮眠しようと、車の中で寝ます。起きたら・・・10時過ぎでした(^^;;;; 早速市場に行ってみます。

で、今日の豊漁魚がわかりました。カツオです。あらゆる店の店頭に、「本日水揚げ初鰹!!」とカツオが大量に出ています。一番安いところは50センチクラスのカツオが3匹1000円。本当に豊漁だったようですね。

000502p4.jpg (13971 バイト)カツオ以外では、メジマグロも安く出ていました。あと、超大型のサバも安値で沢山出ていました。イワシも豊漁のようですが、アジは少ないようで、値段も高めでした。

那珂湊港では、湊港産のシリヤケイカも出ており、イカの季節が近いことを確認しました。ある店では甲羅長5センチほどのシリヤケイカを山盛りで売ってましたが・・・あれって、どうやって食べるのかなあ・・・

イシモチも出ていましたが、やはり全て25センチ以上で、小型のイシモチは獲らないようですね。それが残っているのが今の鹿島なのでしょう。

帰りにいつもの排水口を覗くと、さすがGWだけあって、平日なのに多くの人が釣りをしていました。驚いたのはハゼ釣りのグループが20センチクラスのマハゼを数十匹釣っていたことです。見るからにおいしそうなマハゼでした。

ここでも稚鮎釣りはポツポツですが、稚鮎釣りの竿に、時折コハダが掛かっていました。春が近いですね。

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磯崎も稚鮎

次は平磯港です。フィッシュオンに行って状況を聞こうと思ったのですが、車が2台も店の前に止まっており、店内も混雑しているようだったので止めました。平磯港にも多くの人が来ていましたが、あまり釣れている様子は見れませんでした。イシモチはまだここまで来ていないのでしょうか。

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平磯海岸には釣り人は一人だけ。今の時期、海岸での釣りはちょっと厳しいかもしれませんね。今日は潮があまりひかないせいか、海岸で遊んでいる人はいませんでした。

000502p7.jpg (10981 バイト)磯崎港では先端で稚鮎が釣れていましたが、ここもポツポツで、やはり終盤戦のようです。

ちなみに、地元師たちが使っているパニックサビキは、針間隔が15センチほどあり、約20本針仕掛けなので、全長が2.5〜3メートルほどあります。これで広い棚を探って釣っているようです。やはり針のチモトは緑色でした。

磯崎港の外側では、投げ釣りでクジメがぽつぽつ、浮き釣りで海タナゴが釣れていましたが、黒鯛の姿を見ることはできませんでした。

最後に常陸那珂港の状況を見に行きました。一文字堤防はテトラがだいぶ取り除かれ、埋め立て工事が近いことを感じさせました。

一文字堤防の根元近辺は確かに工事中で、駐車場が半分になっており、ほぼ満車状態でした。工事は駐車場を取り囲むように行われており、堤防に入るのは難しそうです。警告文も出ているし、パトカーはうろうろしているしで、当面ここは釣り場と考えないほうが良さそうですね。

000502p8.jpg (12289 バイト)実は常陸那珂港を見に行ったのは釣りのためではなく、全通した東水戸道路と常陸那珂有料道路に乗ってみたかったからなのです。

常陸那珂インターから土浦北インターまで約30分でした。本当に近くなりましたね。

ということで、今日の偵察は終わりです。明日は九十九里方面を偵察してきます。釣りもせずに偵察ばかりしてると、釣りを忘れそうだなあ・・・(^^;;;;

ではでは。

 

コメント

野次馬さん: 涸沼川のさよりは網を仕掛けて30cm級をかなりあげていました。浮きでは無理のようです。ところで連休に旭村でイシモチをねらいましたが、全くだめでした。周りの人も誰も釣れていないようでした。夜でないとつれないのですか?

Gaku:貴重な情報、ありがとうございます。網に入りはじめてしばらくすると餌を食いはじめるはずなのですが、どうも今年は遅れているようですね。水温が低いからかな?
旭村の突堤では昼でもイシモチが釣れますが、遠投で沖目にある濁りを狙うのがポイントです。この連休、凪が続いたので、あまり濁りが入らなかったようですね。荒れた次の日などが狙い目ですよ。夜なら濁りがなくても釣れます。