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2010年6月某日
今年はまだ地元でイシモチを釣っていないので、イシモチ調査に出かけました。
調査に最適な夕方から暗くなるまでの釣りです。
5時前に釣り場に到着すると、珍しく数台の車が停まっています。堤防にも珍しく人がいます。
しかし、同時に目に入ったのは高波。今日はうねりはあるものの、夕方は波1.5メートルの予報なので、大丈夫だと思ったのですが、このうねりが曲者でした。
確かにうねりが来ないときは、すごく平穏な海になるのですが、5分毎位にうねりが来て、2〜3分続くのです。
しかし、折角来たので、とりあえず調査に入り、前にいたお二人と会話します。
「釣れましたか?」
「全然ダメ。」
「荒れてますねえ。今日は天気予報ではいい感じだったですよね。」
「そうだよね。最高のコンデションだと思って来て、餌屋さんでも荒れてるとは言われなかったけど、餌屋は餌売りたいから、荒れてるとは言わないよな。」
「確かにそうですね。」
と、先に入っていたお二人には釣果は無いようです。でも、時合いはこれからのはずと、投げ竿を一本だけ持って入ります。
で、投げ込んでみると・・・あたりがあります。しかし、餌を取られます。
でも、あたりがあったので、気を良くしてもう一度投げると、イシモチが釣れました。20センチ強のレギュラーサイズです。
これに気を良くして、続きを狙いますが、ともかく餌取りが激しく、あっとういう間に餌が無くなり、なかなか針掛かりしません。
やっと釣れたのは20センチ弱の小型。3匹目も同じサイズです。
ちょうどそこに、また釣り人が・・・
「釣れたかい?」
「ポツポツつれてますけど、小さいですね。」
「ああ、今のここはこんなサイズだよ」
ということのようです。
その後4匹目が釣れたので、もしかすると波が無い時には浮き釣りでも出来るかもと、浮き釣り仕掛けを作ってトライしてみましたが、こちらは波にもまれると、あっという間にハリスが絡んで駄目です。
波も段々高くなってきます。多分、波の高さは変わっていないのですが、潮が引き始めて浅くなってきているので、波頭が崩れやすくなってきたのです。
最後にもう一度、餌取りに強いフロート仕掛けで投げ釣りを試してみましたが、こちらは餌取りはないものの、やはり仕掛けが絡まって駄目でした。
他の釣り人も皆帰ってしまいましたし、この高波では、暗くなってから釣るのは不安だったので、明るいうちに納竿としました。
ともかくイシモチシーズンが開幕していることを確認できたので、OKです。
釣果 イシモチ 19p〜23p 4匹