2010年12月下旬

今回の狙い

さて、2010年の釣り納めは、お手軽なカニ釣りに決定です。しかし問題は波です。29日は波が高くてむり。30日も2.5mの予報ですが、何とかなるのではと出撃してみました。

もう一つの課題は、カニは昼は釣れないのか、という疑問の解明です。

高波で釣りにならない場合は、釣場偵察でもしようってことになりました。

荒れ気味なので、サーファーがいる

釣り場に到着したのは開始は12時45分。しかし、雨が降っているので、しばらく車の中で腹ごしらえをします。すると雨が止んだので、出撃を決定。13時に釣りを開始しました。しかし、今日の海は予報通り荒れています。ちょうど満潮直後なので、海岸ぎりぎりまで波が来ています。

13:23

こんな中でも・・・・というより、こんな波だからこそ、サーファーがいます。元気ですねえ・・・・・

ピンクの丸の中にサーファーの頭が見えます。分かりますか?

カニは釣れない

さて、カニ網を投げたものの、網は右に流れるだけで、沖に出ていきません。

きむさんは、網を流しながら、どんどん右に歩いて行ってしまいます。で、結論は・・・

「どこまで行っても右に流れて、最後は岸に打ち上げられて終わり。沖に出る流れはない」

とのことでした。これではカニは釣れませんね。原因は高波のせいか、潮のせいか・・・

ちなみに、GPSで、カニ釣りで歩いた軌跡を記録したのが、右の図です。GARMINのforetrex101というGPSで記録したデータを、カシミールというフリーソフトで表示したものです。メジャーは100mの長さです。

緑の軌跡は、今年第一回目のカニ釣りで、大潮の干潮時に来たので、沖の方を歩いているのが分かります。

青の軌跡が第二回目の軌跡で、この時は中潮のやはり干潮間近に到着し、網が沖に出ずに南に流されるので苦しんだので、見て分かるように、北側で相当沖まで無理に歩いて出て網を投げています。

そして、赤が今回。赤い軌跡の一番北側の軌跡は、ヘッドランド上を見に行った時の軌跡ですので、カニ釣りには関係ありませんが、それ以外を見ても、今回はいかに波が陸に近く、網が南に流れたかが分かります。ヘッドランドのすぐそばまで行って投げても、あっというまに、はるか南まで流されてしまうので、一回に歩く距離は300m以上。これを繰り返すのですから一苦労です。

そして、いくら投げても、網が波打ち際にうち戻されてしまい、沖に出ません。

きむさんは、一匹だけカニを確保しましたが、私の方は、何度投げてもから網で、結局カニの姿を見ることはできませんでした。

結局六時過ぎまで頑張りましたが、網が沖に出ていくこともなく、カニ釣りを終了しました。

今年最後の釣りは、今年初のぼうずでした。まあ、こんなこともありますよね。

では、また来年。