2011年2月中旬

今回の狙い

今週も情報は釣れない・・・ばかり。しかし、2月はこの日が最後の釣行チャンスになりそうなので、どこかには出かけたい気分です。きむさんを誘ってみましたが、きむさんもどこかには行きたいけれどアイディアはない状況。遠くまで遠征するのは勿体ないということになり、いろいろ検討していると、きむさんがアジの情報を見つけてきました。湾内のどこかでアジが釣れているというのです。私はアジにはあまり興味はありませんが、戻りガレイとトゲクリガニを狙ってみたいとの思いがあり、場所を決定しました。

きむさんはアジ狙いで午後からのようです。私は朝から行ってカレイを狙おうかとも思いましたが、朝からアジ釣りまでは体力が持ちそうにないし・・と悩んでいるところにメールで仕事が入ってきます。この仕事を済ませているうちに遅い時間になってしまったので、私もゆっくり昼前の参入を目指します。

今回は、ともかく投げ釣りとカニ釣りの両方ができるところを選びました。途中で餌屋さんによって青イソメを調達します。

「青イソメ3箱・・・・も使うかなあ・・・・2箱にしようかな・・・・でも、やっぱり3箱」

ってことで、悩みつつも青イソメを3箱買って、堤防に参入です。

遅いスタート

途中で結構渋滞などもあり、現地到着は12:30頃になってしまいました。到着して竿を出しているところで、きむさんから電話です。

「釣れてる?」

「まだ、竿を出したところ。今からだよ。」

「アジの場所は反対側らしいよ」

「え、そうなの? でも、もうここで竿出しちゃったから、すぐには行けないよ。」

「僕はどうしようかな。カレイは釣れそうにないし、アジの時間まで見学して回ろうかな。」

「了解。じゃ、釣れたらメールするよ。」

ということで、きむさんはこの場所に参入せず、釣場見学に回るようです。私の方は、とりあえずカレイ狙いで投げ竿を4本投入。さらにカニ狙いでカニ網2本投入しました。

全ての竿を投入し終わって、先端まで偵察です。初めての場所って楽しいですね。色々な釣りをしている人がいました。

先端まで行って戻ってくると、ルアーマンが声をかけてきます。どうも、私の投げ竿の糸を引っかけてしまったようです。思いっきり引っ張って、それを弛ませて海に戻したので、足元のテトラのあちこちでカサガイに噛まれて根掛かり状態です。これを力ではずそうとすると、間違いなく切れるので、テトラまで下りて、一つ一つカサガイを外していく羽目になりました。おまけに、途中で絡まって糸玉になっていて、これを解くのに30分近くかかってしまいました。その間に、この状態を作ったルアーマンはどこかに行ってしまい・・・・・・

やっと状況を解決して、堤防の上に上がると、先端の方で動きがあります。タモを持って走っている人がいます。何かな〜〜と思っていると、さきほどのルアーマンが50センチほどのヒラメを持って帰ってきました。ちょっと複雑な心境〜〜〜ですね。

さて、投げ釣りの方にはヒトデしかかかりません。カニ網は、手前のテトラに根掛かりしやすく、結構苦労します。一度だけ、イシガニが掛かって上がってきましたが、途中で落ちてしまいました。その後はちびカニの山です。

ちなみに、隣の人のスカリには40センチのカレイと50センチのアイナメが入っていました。朝方釣ったのでしょうか、やはりそれなりに釣れる場所のようです。

そうこうしていると、きむさんから電話です。

「Gakuさん、アジ情報聞いたよ。」

「お、場所が聞けたんだ。で、入れそう?」

「うん、例の場所だって。」

「え、そっち側なんだ。それは遠いなあ・・・・」

「僕は、そっちに行くと遠いから、釣場見学でもして、夜の時合を待つよ。」

「じゃ、僕はこっちで釣って、夜にそっちに行くね。」

ということで、今日は当面別々に釣りをすることになりました。

AB師登場

夕方近くなり、遠くでカレイが釣れたころ、また釣り場に人が増え始めます。道具を見る限り、みなさんAB狙いのようです。そして、熟練のAB師という風情の方が登場しました。

私の近くで道具を広げ始めたので、見学させてもらいました。この方は、色々な長さの竿を全部手作りで準備し、さらに餌も数種類もっていました。そして、堤防からテトラに降りると、全ての穴を知ってるという感じで、一つ一つの穴に竿を入れていきます。

一見、とても深い穴には見えないような場所に、意外と深い穴があるのです。それぞれの穴の位置に応じた長さの竿が全部準備してあるという感じでした。

私の方は、結局カニ網はダメと判断し、シャコ釣りに変更してみましたが、釣れるのはヒトデだけ。シャコもここにはいないようです。

木端

夕暮れになって、先端あたりの釣り人に、連続でカレイが釣れました。やはり場所の差が大きいようです。こちらでは、シャコ釣りの竿に木端カレイが釣れました。このあたりは、浅くて、木端しかいないようです。木端が三枚釣れました。

17:57

さらに暗くなって来ると、釣れるのは夜の定番アナゴに変化します。ここは浅いので、アナゴも小ぶりですが、食べるのには最適なサイズです。これも3匹釣ったところで、ここでの釣りをあきらめることにしました。

18:36

アジ釣りは断念して帰宅

19時頃には餌が無くなり、納竿開始です。ここできむさんからメールです。

「一匹釣れた」

「おお、これから釣れるのかな? こちらは餌を使い切ったので納竿します。片付け終わったころに好調そうなら行くよ。」

とメールして片付け開始、20時に片付け終わって再度メールします。

「そっちに行く価値ある?」

「たぶん無い」

この返事で、意欲が消えてしまいましたので、アジ釣りはあきらめて帰ることにしました。

今日の釣果はアナゴ3匹、木端カレイ3匹に終わりました。