2013年7月下旬

今回の狙い

7月半ばにジュネーブでの仕事を終え帰国しました。早速釣りに行きたかったのですが、いろいろな予定が詰まっており、釣りに行けたのは月末でした。

釣りに行く前からきむさんと狙いの相談を進めていましたが、やはりあまり良いねらい目の物はなさそうです。検討の結果、一番可能性の高そうなキスを狙うこととし、夕方以降はイシモチかアジを狙ってみることになりました。

当日は釣具屋の前に13時に集合となりました。私の方は時間的に余裕があったので、 途中でまず釣り餌を買い、帽子を買い、日焼け止めクリームを買い、そして昼食と夕食を買って釣具屋さんに向かいます。そこでこませを買って釣り場の相談をしますが、多くの釣り場が工事中などで立ち入り禁止だそうで、おすすめの釣り場はわずか でした。  

とりあえず今回は、きむさん推薦の釣り場に向かいました。

15年ぶりの釣り場

釣り場に到着したのは、14時頃です。この釣り場、15年以上前に何度か来たことはあるのですが、それ以降ほとんど縁のない釣り場です。

当然底の様子やポイントはわかりませんので、様子見の釣りから入ります。

で、キス釣り仕掛けを出そうとしてタックルボックスの中を見ると、投げ釣り仕掛けは 10号流線針の物しか入っていませんでした。

昨年冬に蝦蛄狙いをした時には、もっと小さい針があったと思うのですが・・・・

仕方ないので、とりあえず、この仕掛けに青イソメをつけて投げてみます。

すると、第一投目から、ぶるっという、キス独特のあたりです。早速あげてみると、 15センチほどのキスがついていました。きむさんも早速釣ったようです。

第二投目にもあたりがあったのですが、これはチャリコでした。チャリコも沢山いる ようです。二匹釣れていたのですが、上げる途中で一匹落ちました。

 その後もぽつぽつ釣れるのですが、あたりがあるものの掛からないということが増え てきました。きむさんは順調にキスとチャリコを釣っています。

 違いは、針にあるか、エサにあるかのどちらかです。きむさんはちゃんとキス狙いの ジャリメを買っていたのです。私の方は、イシモチメインだったのでエサは青イソメだけです。

青イソメはジャリメに比べるとエサ持ちが悪いので、どうしてもロスが多くなるようです。

ただし、きむさんの方も、徐々にキスが釣れなくなり、チャリコばかりになっている ようです。で、久々にヒイラギも釣りました。

私の方にはチャリコが掛からないので、釣果がなくなります。そこで針を小さくする ことにしました。

仕掛けを替えて釣果復活

タックルボックスの中にあった小さな針は2種類。一つはアジ用のサビキ針です。まず8号のサビキ仕掛けを取り出し、スキンを剥がして殻針仕掛けを作ってみました。

これに青イソメをつけ、先おもり仕掛けで投げ込み、置き竿で待つ釣りです。

先おもり仕掛けなので、あたりもダイレクトで、竿先に着けた鈴が頻繁に鳴ります。

しかし、なかなか針がかりはしません。

たまに大きく鈴が鳴り、キスが釣れますが、本当にぽつぽつといった感じです。置き竿にするので、どうしてもフグが釣れてしまうのもこの仕掛けの欠点です。

とりあえず、この竿は置き竿にして、もう一つ仕掛けを作ります。これはサヨリ針を 使った投げ釣り仕掛けです。針は5号サイズなので、これならチャリコでも大丈夫でしょう。

このサヨリ針投げ仕掛けを投げると、早速キスがダブルで釣れました。やはり針の差は大きいようです。

 

この仕掛けで何匹かキスを追釣しましたが、サヨリ針はハリスも細くなっていたの

で、ちょっとした根がかりで切れてしまいます。

結局数投で針がなくなってしまいました。

アジ釣りをするも、当たり無し

その後もあまり釣果は伸びません。

夕方になり、少し人が増えてきました。左側では、サビキの釣り人が、小型のヒラメを上げました。

右側では、投げサビキでアジを狙っている人も来ました。

今のところ釣れていないようですが、黙々と投げているので、ここで釣れるという自信があるのでしょう。

 Gakuさん、ここでアジ釣れるみたいだから釣ってみてよ。」

「サビキで?」

「うん。ここで釣れたら、アジもここで釣ろう。」

 ということで、アジ釣り仕掛けを作って、投げ込みます。しかし、浮きは沈みませ ん。

 「ダメみたいだよ。」

「じゃ、移動しようか。どこに行くかなあ。」

「イシモチ釣れないかなあ。」

「イシモチ釣り場に行って、ダメなら近くのアジ釣り場に行く?」

「うん、それがいいな。」

 ということで、移動することに決定し荷物を片付け始めました。

片付けがほぼ終わったころ

Gakuさん、あの投げサビキのおじさん、アジ釣ったよ。」

「へえ、やっぱりここでも釣れるんだね。じゃ、ここにする?」

「もう少し様子見よう」

ということで、おじさんの様子を見ますが、その後は釣れません。

やっぱり駄目だと退散を開始したところで、また一匹釣りますが、結局それほど入れ 食いではないようだということで退散を決定しました。18:30に片付けを開始、19:00に出発しました。

イシモチ釣りは厳しく、アジ釣りは敗退

次の釣り場に着いたのは、19:30時頃。 釣り始めたのはちょうど20時頃でした。結局場所変えに一時間半かかりました。

 ここは通いなれたイシモチ釣り場です。といっても、私は2年ぶりですので、懐かし い場所です。きむさんは5月にここでイシモチ釣りをしたようです。

 早速仕掛けを作り、きむさんと手分けしてイシモチを探ります。

イシモチ仕掛けを投げ込んでおいて、アジサビキもやってみることにしました。2010 年の7月に、ここでアジを釣っていた人がいたのです。

しかし、今日は波も高く、アジがいる雰囲気ではありません。

こませを大量にまいてみますが、アジは全く釣れませんでした。

イシモチの方は、きむさんが一匹良い型を釣ります。

これで、イシモチがいることが分かったので、イシモチの浮き釣り仕掛けを作り、浮き釣りで参入しますが・・・・あたりがありません。

その後 時間近く粘りますが、だめです。

もう止めようか・・・と思った頃に、きむさんがまた一匹小型を釣りましたが、やは り後が続きません。

「今日はだめだね。」

「うん。いないね。」

「やめる?」

「そろそろやめようか」

ということで、投げ竿に残った餌をたっぷりつけて、投げ込み、浮き釣り仕掛けの片 づけを開始します。

 すると、この投げ釣り仕掛けに付けた鈴がチリンとなります。

 「お、鳴ったね」

「波じゃない?」

「波かなあ・・・」

と言っていると、鈴が激しくなりはじめます。あわててあげてみると、小型ながらイ シモチが付いていました。

「おお、初イシモチだ。」

「これでやめなさいってことだよ。」

「そうだねえ。」

ということで、納竿して帰りました。22:30でした。

今日の釣果

結局今日の釣果は、

キス11匹、チャリコ1匹、ヒイラギ1匹、イシモチ1匹

でした。

久々の日本の釣りで、キスがそれなりにつれ、当たりが楽しめたので、楽しい釣りで した。

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