123tomboyの艤装 その1

今年のお盆は天候がイマイチですね。でも、新艇の艤装をするにはちょうど良い気候です。海での初釣りに向けて艤装を進めます。

魚探

今回123tomboy用には、前に書いたように、LOWACEのElite 7 ti を設置することにしました。

今回は外付けGPSユニットであるpoint1も導入しました。GPSの精度を高めたいわけではなく、ヘディングセンサーが欲しかったからです。point1はNMEA2000ネットワーク経由で接続するので、そのスターターキットもコンソール下に設置しました。

Point1の取り付け場所は悩み中ですが、とりあえず操縦席の右側のステップに鎮座させました。こちら側はipilotが取り付けられているので、たぶん通ることはないでしょうから、邪魔にはならない予定です。

今回は、私は米国の店から取り寄せましたが、国内でLowrance製品を買うなら川奈観光ボートハウスさんがとても親切です。私はリーフマスターというソフトを購入するときにお世話になりました。Lowrance製品の国内購入では、正規国内輸入総代理店であるジムクオーツさんとの関係で、価格は皆さん同じなので、親切なお店から買うのが重要だと思います。

ちなみにLowrance部品ではハーツセレクトさんも対応の良いショップです。昔はbottomhausさんをよく使っていたのですが、ここは最近Garmin押しが強くて、Lowranceが蔑ろ状態なので、使わなくなってしまいました(笑)

価格だけを考えるなら、米国などから個人輸入するのも一案です。マニュアルや画面の表示がすべて英語になりますが、バージョンアップがオンラインで出来るのも魅力です。但し保証は受けにくくなります。壊れても送り返して修理してもらう気にはなりませんからね。米国製品にはそれなりの壊れ易さが有りますので、直輸入の場合は、そこは覚悟する必要はあります。

さて、魚探の取り付けは前回の進水式で失敗だとわかったので、再調整です。今回インナーハル用の振動子として、airmar社のP79というインナーハル専用の振動子を取り付けていただきました。airmar社は振動子メーカーとして多くの魚探メーカーに利用されています。P79はCHIRPに対応した50Hz/200Hzの2周波振動子です。

ただし、LowranceのElite 7 tiはダウンスキャンやサイドスキャンにも対応しており、これらが使えるトータルスキャン振動子も購入してあるので、使わないともったいない気もします。

ということで、これまでのゴムボートと同じく、コンソールに2つの魚探をセットし、一つはGPSの深度の記録、もう一つをサイドスキャンやダウンスキャン魚探として使うことにしました。

トータルスキャン振動子は、これまで使っていた振動子ホルダーを使ってトランサムに取り付け、高速で走る時は上げて、使う時だけ下げて使う計画です。

さて、うまくいくでしょうか。

ロッドホルダー

ロッドホルダーは元々3連のものが後部に付いており、さらに運転席にランガン用のロッドホルダーが一つあります。しかし、我々は二人釣行で、それぞれ2本から3本竿を持ち込みますし、旗立てとタモ立ても必要と考えると、この4か所では足りません。

そこで、ステンレス製のロッドホルダーを前後に二つずつ取り付けました。

ステンレスホルダーの安価な品をネットで探したところ、2種類見つかりましたが、私が選んだのはこちらです。

ポイントは、ネジが六角レンチではなくスパナで止められることと、底が蓋ではなくロックピンになっていることでした。角度は自由に設定できます。

これを前後のレールに取り付けます。前部は当初左右とも左下の写真のように着けたのですが、これだと船に乗るときに邪魔になりそうなので、右側だけ右下の写真のように着け直しました。これで前部からの乗船に邪魔になりません。

 

いぜんぐっちゃんさんから、123tomboyは前部に操縦席があるので、前部からの乗り込みが難しいかもとのコメントがもありましたが、前からレールを掴んで乗り込むと、操縦席横にステップもあって、簡単に乗り込めることが分かり、一安心でした。

後ろは左右のストレージの蓋と干渉しないように、少し高めに設置しました。

これで後部に5本、前部に3本の竿がキープできます。

竿掛け(ロッドホルダー)

難問が竿掛けです。我々は深海釣りが多いので、竿掛けは必須の設備です。

ちなみに、123tomboyのガンネルは下図のような構造をしています。

ここに竿掛けを横付で取り付けるには、少なくとも11cm程度の取り付け幅を持つ竿掛けが必要です。ただ、その場合も、外側が斜めなので、取り付けられるかどうか不安です。可能であれば、縦に付けたほうが安全そうです。

竿掛けは第一精工舎のラークが有名ですが、ラークは高いので、我々はゴムボート時代から廉価版の「受け太郎」を使っています。今回も受け太郎が付くなら、そのほうが良いということで、なるべく取り付け幅の大きいスーパー受け太郎130を購入しました。この製品なら、130㎜幅まで対応できます。

注文すると数日で届いたので、これをまずは横向きに取り付けてみますが、写真のようになって、外側部分に空間ができ、どうしても上にずり上がって取り付けることができませんでした。

こうなると、やはり縦に取り付けるしかありません。運よく、13tomboyのガンネル内側は、前部座席付近では130㎜を切っていました。そこで、下の写真のように縦に取り付けてみます。これで、がっちりと固定できました。

この取り付け位置だと、どうしても船の内側になってしまうので、そこがちょっと不満ですね。

問題は後部のきむさんの席です。きむさんが座るあたりは14cm以上になっているので、受け太郎130では縦に取り付けることができません。

きむさんに構造を連絡し、検討を依頼します。もちろん、ラークシリーズのロングとか、フリーラークを購入する案もあるのですが、そこはきむさんも自作派ですから、いろいろ考えて、受け太郎が取り付けられる仕組みを検討しています。この完成品については、別途ご紹介します。

船名シール

折角新艇を買ったのですから、やはり船名も表示したいところです。登録した船名は、このHPと同じ、『FF千葉』です。

ネットで検索して、ユニオンインターナショナルという会社に船名シールを注文することにしました。この会社、注文した後に気づいたのですが、我が家の近くでした。

色は素直に白にしました。注文して翌日には発送され、すぐに到着しました。

大きなシートに文字がカッティングされており、大きなシートごと文字を貼って、上の透明のシートを剥がすと文字だけが残る仕組みです。

まあまあキレイに貼れました。

フェンダーなど

フェンダーはシュガーレイマリンさんからのサービス品です。これを取り付けます。アミコマセ用の籠はボート時代のものを流用です。

これでほぼ出港準備が整いました。

備品

艤装ではありませんが、今回ボートの備品として3つ購入しました。こういったボート備品の購入に品数が豊富で便利なのがキサカダイレクトさんです。私のボートを製作販売しているSRM社も結構ここを使って部品を調達しているようです。

ここのボート用品の品ぞろえは素晴らしいですし、こういう店には珍しく価格も安いので、とても便利なお店です。ただし、3万円以上買わないと送料が無料にならないのは、やはり業販メインのお店だからでしょうね。

今回ここから購入したのは以下の3つです。

一つ目は、ゴムボートでは常備されていたオールと、小型ボートでは必須のボートフックを一体化したものです。

ボートフックは買わなきゃなあ・・と思って探していたら、これを見つけてしまったので、思わずポチってしまいました。オールで漕いで動くのか? という気もしますが、無いと不安なので。

私の123tomboyでは夜間航行用の航海灯がガンネル内側に取り付けられていますが、夜間航行は滅多にしないので、通常は取り外しておき、そこにこのボートフックを取り付ける予定です。

ちなみに、コンソール下にもオールを一つ入れてあります。安全浮輪の奥に入っています。これらでコンソール下の配線が動かないように押さえています。

二つ目はタモの新調です。これまで使っていたタモは6年前から使っているので、そろそろ限界です。この機会にタモも新調することにしました。運びやすい折りたためるタイプです。

実は淡水向けの製品なのですが、我々のターゲットにはちょうどいいサイズかな、ということでこれにしました。

もう一つおまけで注文したのが、浮くキーホルダーです。

海上でキーを抜くようなことはまずないとは思うのですが、もしそういう機会があって、海に落としたら、その時点で漂流決定なので、買っておくことにしました。

こうして艤装に果てしなくお金がかかっていくのでした(笑)

さて、週末は出航できるでしょうか。天気が悪そうですねえ・・・・

 




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123tomboyの艤装 その1” に対して 2 件のコメントがあります

  1. ステキチ より:

    Gakuさん、こんにちわ。

    ロランスいいですね!詳細な海底地形図を作れるのは強みですね。

    竿掛けはクランプ式がお手軽ですが場所によって白色航行灯とかに干渉するので
    やっぱりガンネルに固定するタイプに変更しようかと思ってます。
    釣行に出てもいないのにいろいろ艤装の妄想が膨らんでしまいます。

    自分は今週末の日曜に館山から出そうと思ってます!お天気次第ですけどね~

  2. manabue より:

    ステキチさん、コメントありがとうございました。
    そうなんです。Lowranceはリーフマスターと組み合わせると、自分で海底図面を作れるのがいいところです。GarminのQuickDraw機能も面白いとは思うのですが、魚探の反応にはエラーが入りやすいので、自分でエラー処理した後にデーターを使えるLowranceから離れられません。Newpecの地図も使ってますが、細かく見えても、細部は結構雑で、根を狙うにはあまり役に立ちませんね。
    ステキチさんは日曜ですか。私は今週日曜は仕事なので、土曜しかチャンスがないのです。雨っぽいのですが・・・・出れるかなあ・・・・

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