貧果続きだけど初物が釣れたので満足
アカムツとノドグロが同じ魚だと気付いた娘が、アカムツ釣りに行きたいと言い始めました。一年に一匹しか釣れないよと言っては見たものの、元々釣り好きの娘は深場釣りをしてみたいようです。ということできむさんと娘と三人で出撃することにしました。土日の天候を見ると土曜のほうが良さそうなので、土曜に出撃決定です。
またも電池トラブル
先週は出れなかったので、二週間ぶりの出撃です。
天気予報を見ると、朝方は風が出るものの、午後は収まる予報です。きむさんと相談して、少しゆっくり出発しました。今日はお仲間さんたちはお孫さんに釣られてしまったようで、皆さんお休みです。
「今日はボートいるかな?」
「天気のいい土曜だから、絶対居るよ。」
と話しながら現地に到着してみると、トレーラーが一台もありません。
「あれ? 誰も居ないね。」
「あ、でも、スロープのチェーンが開いてるよ。」
「本当だ。誰か出てるのかもね。見に行ってみよう。」
とスロープに行ってみると、オレンジ色のハンマーヘッド、これはsaiさんに違いありません。ちょうどsaiさんは鍵を返しに行っているようです。
駐車場に戻って準備をしていると、予想通り空トレーラーを引いたsaiさんが戻ってきました。
「こんにちは。今日は深場ですか?」
「ええ、アカムツ一本勝負です。」
「コバンザメで付いて行こうかな~~」
と言っていたsaiさんですが、先に出航され、その後は海上では出会いませんでした。
我々も後から出航です。この頃には、もう一隻ボートが到着していました。
深場直行
出航は9時です。
出航してすぐ、魚探のスイッチを入れると、点きません。またも電池トラブルです。
しかし今日はそれを見越して予備電池を持っています。あゆみに操縦させながら修理です。予備電池に繋ぎなおして、出発です。
今日は予備電池のおかげで事なきを得ましたが、この電池問題、根本的改善が必要ですね。
今日はアカムツ狙いですから深場に直行です。しかし沖に出てみると結構波があります。
深場に到着して準備段階で既に娘は弱気発言です。
「酔いそうだわ~」
といいつつ、第一投です。
「どうやって釣るの?」
「底に錘が着いたら、少し浮かして、餌をふらふら泳がせるといいよ。」
「うーん、よく分からない~」
と言いながら、あゆみが誘いをかけています。
しかし当たりはありません。
きむさんのほうにも当たりはないようです。
「とりあえず上げてみよう」
ということで、上げてみます。すると、何か着いています。
小型ですが、クロムツ(ムツ)が二匹付いていました。
9:48
「おお、クロムツはいいね。」
「そうなんだ。ビギナーズラックだねー。」
「立派なもんだよ。」
「でも、全然当たり分かんなかった。釣れてた~って感じ」
「ま、そんなもんだよ。」
ということで、釣り続けます。
「サメが釣りたいな」
「鮫なら餌を下に着けた方が良いかも」
と話しているところで、きむさんが上げ始めます。何か釣れたようです。
しかし、上に来るほど当たりが大きくなって、怪しい引きです。
上がってきたのは、やはりサメでした。
10:39
「サメだ、凄い!」
とあゆみは喜んでいますが、即座にリリースです。
これであゆみは満足してダウンです。私が代わりに釣ります。あゆみは操縦席で横になって休憩です。この広さが嬉しいですね。
その後、きむさんにも、私にも、超小型の白ムツが釣れました。
11:12
しかし、その後は沈黙です。
「ダメだねー」
「ちょっとトイレ休憩しようか」
「いいよ。」
ということで、一旦港に戻ることにしました。
休憩が幸運に
11:55分に港に到着。10分ほど休憩して再出港です。
「どこに行こうか」
「どこもダメっぽいよね。馬面かなあ。」
「じゃ漁礁行こうか」
ということで、漁礁を目指します。
途中でいつものアジポイントを通るので、そこで魚探の反応を見ると、群れがいます。
「何かいるよ」
「ここで釣ってみる」
「ちょっと期待できる反応だから、ここで釣ってみよう。」
ということで、釣り開始です。
最初に掛けたのはきむさんでした。
上がってきたのはマハタです。
「マハタ初めて釣ったよ」
「あ、そうなんだ。良かったね」
と言ってると、あゆみにも当たりがあったようです。
それほど重そうではありません。上がってきたのはソコイトヨリでした。
12:48
「きれいな魚だね」
「うん、これはいいね。」
と針を外しながら魚を片付けていると、あゆみが驚いた声を出します。
「パパ、もう一匹何か付いてる。」
「なに?ベラ?」
「これ、ベラ?」
「あ、オオモンハタだね。初めて釣ったよ。」
ということで、真鯛狙いの一番下の針に、初物のオオモンハタが付いていました。
12:50
これは嬉しい獲物です。写真集にも追加しておきました。
「ここ、沢山つれて面白い」
と言ってると、釣れなくなります。その後は、クラカケトラギスだけでした。
「ダメになったね。」
「そうだね。動こうか」
ということで移動です。
マハタポイントでウマヅラ
13:10に、この春ゴムボート出港で大型マハタを二匹釣ったポイントに入ります。魚影はあるようです。
「ここで釣ってみよう。ウマヅラがいると思うよ。」
「ウマヅラ釣りたい」
ということで、あゆみが早速釣り始めます。そして、ちゃんと掛けます。
「お、掛かった?」
「うん、何か来た。」
「その強さはウマヅラだねえ。結構強いから落ち着いて上げな。」
「うん。」
と、ウマヅラの強い引きを楽しみながら巻き上げ、ウマヅラを予定通り確保です。
しかし、この戦いで、あゆみはまたもダウンで交代です。
私もとりあえず1匹ウマヅラを釣りますが、なぜかそこでウマヅラの当たりが止まってしまいます。
「ウマヅラ居なくなったねえ。」
「駄目だね。今日はお土産が少ないからウマヅラでも良かったんだけどなあ。」
「徐々にタイヤ漁礁方面に流されてみるね。」
「了解」
ということで、流し釣りです。14:00頃にはタイヤ漁礁あたりまで流れますが、何も釣れません。
やっと最後に一匹、またもオオモンハタが釣れました。このオオモンハタ、サイズは小さいのに模様は大きくて、一匹目のオオモンハタとは別種のような感じですが、これって両方オオモンハタですよねえ。尾鰭が湾入して白い縁取りがあるので、ほぼ間違いないとは思いますが・・・・・・
14:30頃、最後にイトヨリポイントに行って竿を出しますが、わたしもきむさんも当たりがあったものの、釣り上げることができず、針がなくなりました。犯人はウマヅラか、フグか、のどちらかでしょう。結局14:50に納竿としました。
今日の釣果
ということで、今日の釣果は、あゆみがクロムツ2匹、ソコイトヨリ1匹、オオモンハタ1匹、ウマヅラ1匹、クラカケトラギス1匹(リリース)で、私がシロムツ1匹、ウマヅラ1匹、オオモンハタ1匹、トラギス1匹(リリース)、エソ1匹(リリース)でした。
クロムツとイトヨリは炙りで、ウマヅラは刺身、オオモンハタは翌日に刺身になりました。オオモンハタの刺身も美味しくて満足でした。
さて、次は年末年始ですね。ちょっと展望が開けないので、大きく狙いを変えないとダメかも。何を狙おうかなあ・・・・
おはようございます~♪
遠目でしたけど、GAKUさんらしきフネを見かけたんですよね。
やはりいらっしゃいましたか。
深場やってればお会いできましたね、きっと。
私も偶然ですが、洲崎でオオモンハタを釣りました。東京湾で初めてです。
いるところにはいるんですね~。
釣行お疲れ様です!
数はそこそこですが旨い肴系で固まりましたね!
狙いを変えなさるとか!?
自分も縞ホッケでも釣れないんだろうか?と考えてみたりしましたがポイントが遠いですね(笑)
釣行お疲れ様でした。
余り釣れなかったという割には?多魚種釣れてますね!
私達カサゴ系とカワハギのみでした。
大潮なのに潮が動かず、変な海でしたね?
深場の釣りをやろうとしましたが、300m以上だよと聞いて諦めました、
もう少し浅場で修行してからにします。
ガクさんお疲れ様です
ガクさん以外みんな孫に釣られてフィッシングストップ状態です。今回も貧果じゃないですね。美味い魚しっかりゲットは海の女神が居たからかなー。年内になんとか出たいです。ハタ釣りたいなー。
あひさん、コメントありがとうございました。いらしてたんですねー。
すれ違いで残念でした。
洲崎沖でオオモンハタですか。実は次回は洲崎沖でアカハタ狙いでもしようかと目論んでいます。我々の出港場所からはちょっと遠いのですが。
次回はその辺りでお会いしましょう!
すてきちさん、コメントありがとうございました。ホッケですか? 昔は鹿島でもホッケが釣れることがありましたが、温暖化だしなあ。シマホッケは深場ですか?
私は魚探の性能向上の恩恵を感じるために500mとかを攻めてみたいのですが、新しい電動リール買わないと無理ですね。次はどこに行こうかなあ。
saiさん、コメントありがとうございました。土曜はお会いできてよかったです。
saiさんのうっかりカサゴは大きかったですねー。次回はそのポイントを狙いに行こうかな~
深場の準備が整ったら、是非ご一緒しましょうね。
3.5馬力さん、コメントありがとうございました。お孫さんにはアカムツも敵いませんね。是非年末にはご一緒できるのを楽しみにしています。
ただ、館山湾は最近不調なので、外房の方が良いかも知れませんね。年末年始のよい釣り、楽しみにしています。