sai船長のおかげで豊漁
ボートを修理に出したので、3週間休漁と思っていたら、saiさんから乗りませんか、とのお声掛けを頂けましたので、喜んで乗せていただきました。いつもの内房で、いつものポイントや久々のポイント、そして新しいポイントなどを攻め、狙いの魚は釣れなかったものの、sai船長の見立てが効いて、大漁の一日になりました。
嬉しいお誘い
先週修理に出した123tomboyの修理には3週間かかるようです。ということで、5月中には出れないかも・・・と思っていたら、釣り仲間のsaiさんから嬉しいお誘いがありました。私と草刈Eさんに、週末乗りませんかとのお話です。saiさんのハンマーヘッドに乗ってみたかったし、草刈Eさんとの釣りも楽しそうなので、喜んで乗せていただくことにしました。
当初は外房の予定だったのですが、外房は午後4時頃まで干潮で船を上げることができないとのことで、内房に行くことになりました。今回の狙いはマダイです。コマセマダイとヒトツテンヤとタイラバを準備します。
当日の朝はいつもより早めで渋滞の心配がないのと、トレーラーを引いていないので高速代が安いのをいいことに、自宅の傍のインターから千葉市内経由で現地に向かいます。すると、千葉市内の貝塚トンネル辺りで前に黄色いボートが・・・saiさんのボートです。saiさんはトレーラーを引いているので、安全運転です。その横を抜いて、先に行くことにしました。
途中、草刈Eさんから「到着」とのメール。さすがに気合が入ってます。私も珍しく釣り餌屋によって、オキアミをコマセ用に購入しました。これまでオキアミコマセは使ったことがないので、初の経験です。
現地には約束の時間通りに到着です。saiさんは到着済みでした。しかし、草刈Eさんの姿が・・・saiさんに聞いてみると、急用で急遽帰られたとか。これは残念でした。
saiさんと二人で準備します。
「今日は凪ですねえ。」
「凪ぎすぎて釣れないかも。」
「この凪なら沖までいけますよ。行きません?」
「沖にいくとマダイは居ませんよね。今日はマダイでは?」
「そうかあ、マダイでしたね。」
「沖は深場メインですから、深場の道具も必要ですよ。ぜひ深場タックル準備してください。」
ということで、沖に行きたいsaiさんをマダイで釣って、予定通りマダイ狙いの釣行にしていただきました。
出航
今日はいつもより早い出航です。まず沖を目指しつつ、ベイト探しです。海はべた凪です。
しばらく走ったところで、saiさんが止まります。
「激熱反応ですよ。ここでやりましょう。」
ベイトや巨大魚?が沢山魚探に写ったようです。まずは水深40mで釣り開始です。テンヤで魚を狙います。しかし、何も食いません。
少し移動して二つ目のポイントに入りますが、ここも何も釣れません。
「駄目ですね。」
「やっぱりあそこ行かないと駄目かな。」
「ですね。あの遊漁船の近くに行きましょうか。」
ということで、移動です。
マダイ釣り挑戦
今日は遊魚船が二箇所に別れて釣っています。この二箇所を行き来している船もあるので、どちらもあまり釣れていないのでしょう。とりあえず、手前の有漁船の近くに入ってマダイ釣りをしてみることになりました。
ここで私はコマセマダイ仕掛けに変更です。といっても、仕掛けはいつものイサキ・マダイ仕掛で、3本針のイサキ仕掛けの後ろに、1本だけ長いハリスでマダイ針が付けてある、「何でもいいから釣れる物を釣る」仕掛です。しかし・・・やはり何も釣れません。遊漁船の様子を見ても、釣れている感じはありません。
ついに、もう一つの遊漁船の塊のほうに向かいます。しかし、遊漁船が集中しているのであまり近くには入れません。
「あの横にポイントがあるから、そこに入りますか?」
「何のポイントですか?」
「メバルが居るんですが、メバルが居るからには、他の魚も居るかも。」
ということで、以前メバルを釣ったポイントに入ります。
仕掛を下ろすと、すぐに当たりです。それも、メバルの当たりと分かる当たりです。上がってきたのはやはりメバル(トゴットメバル)でした。
しばらくして、少し大きめのメバルも釣れました。小さいものは出来るだけリリースしたのですが、針を飲んでリリースできなかったものはキープしました。
ちょっとメバルにしては強いな・・・という引きがあると、カワハギです。この後、もう一匹カワハギを釣りました。両方とも良型で、一匹は28センチでした。
本命のマダイはなかなか来ません。やっと強い当たりがありますが、マダイの引きではありません。しかし、結構強いので、期待しながら上げてみると、赤い魚体が見えます。
「赤いぞ、マダイか」
と思ったのですが、残念、オジサンでした。しかしサイズは30センチを超えます。このサイズのオジサンを釣ったのは初めてなので、これはこれで嬉しいですね。最近は高級魚として扱われる美味しい魚ですしね。
saiさんは、良型のキュウセンを釣りました。完全に雄に性転換を終えた個体です。これも羨ましいですね。
「Gakuさん、色々釣りますね。五目釣りになりそうですね。」
「 私はこういう釣りが好きなんですよ。ともかくいろいろな種類の魚が釣りたいんです。 10目くらいになることも多いですよ。」
「10目ですか。」
「で、こんな邪道仕掛け使ってるんです。この仕掛だと、本命が来る前に外道が来ちゃうので、本命はなかなか釣れないんですけどね。」
ということで、今日もいつも通り、来るもの拒まず釣りです。
しばらくして、またもメバルの当たりがあります。しかし、巻き上げ始めると重いのです。とはいえマダイの当たりではありません。途中からあまり引かなくなります。なにかな・・・・と思ったら、上針のメバルの下に付いていたのは、40cm超の立派なマハタでした。
この後は、メバルが邪魔して、メバル以外釣れません。マダイを釣るために移動を決断です。
こませマダイに集中
ついに遊漁船軍団にもっと近づいてみることにしました。saiさんがポイントを探しますが、良いポイントには遊漁船が入っているようです。
ともかくsaiさんが釣れそうな場所を選んでくれましたので、そこで釣ることにします。ここで私もついに五目狙いのイサキ・マダイ仕掛をやめて、本格的にコマセマダイ仕掛けに変更です。
遊漁船を見ると、一度だけタモが出て、マダイをすくい上げるのが見えました。やはりマダイは居るようです。しかし・・・・釣れません。全く当たりも無いので、飽きてきますね。
11時頃までここで粘りましたが、ついにギブアップ。ここでの釣果はシロサバフグ一匹でした。
ちなみに、その日に出ていた遊漁船のブログを見ると、0~6匹ということで、釣れた人は釣れたようです。やはり腕が未熟なのでしょうか・・・まあ、またリベンジしましょう。
うまづらポイントに移動
11時過ぎに、新しいポイントに移動します。saiさんが、私がいつも行っているウマヅラポイントに行ってみたいということで、行ってみることにしました。
到着してみると、魚探には反応が出ます。上のほうにイサキが居るようです。しかし、ここで狙いたいのはマダイかアジです。ポイントを少しずらして、マダイやアジが回遊していそうな場所で釣ってみる事にしました。
しかし、なぜか、何も食いません。凪で潮止まりなので、魚も食い気がないのでしょうか。このポイントで何も釣れないのは珍しいですね。
「だめですね。何も釣れませんね。」
「Gakuさん、アカハタポイント行ってみませんか。」
「お、いいですね。アカハタ釣りたいです。」
ということで、saiさんに、初のポイントを案内していただけることになりました。
アカハタポイントでアカハタ
アカハタポイントに入ったのは12時です。ここではテンヤで攻めることにしました。
まずはsaiさんに大物がかかります。しかし、あまりの強さで、根に入られてしまったようです。大型のマハタでしょうか。根掛りを外すことができず、残念でした。
次の当たりは私にあります。上がってきたのは、私にとっては初めてのアカハタです。
これは嬉しいですね。テンヤでまともな釣果がつれたのも初めてかもしれません。これに気をよくして、再度攻めてみると、またも当たりがあり、先ほどよりサイズの良い、40cm弱のアカハタが上がってきました。
「このポイントすごいですね。」
「ここは普段だと、潮が早くて波も荒いので、なかなか来れないんですよ。今日は湾内だと超凪なので、ここが快適に釣れますね。」
「それはラッキーでしたね。」
ということで、この後も釣り続けますが、段々と流れが速くなります。潮止まりが終わったようです。こうなると、このポイントでは釣り難いですね。テンヤを根掛りで取られてしまいます。やむなく仕掛をカサゴ仕掛けに、餌をさば餌に変更してみましたが、結局この後は釣れませんでした。
ウマヅラポイント再攻撃
アカハタポイントの潮の流れがかなり速くなったので、釣り難くなります。このタイミングで、再度ウマヅラポイントに行ってみることにしました。
ここでsaiさんはオニカサゴを釣ります。私の方にも当たりがあったのですが、上がってきたのはサバでした。
その後、極小ヒメが釣れ、そして、ついに定番のやつが釣れます。ウマヅラです。今日は早々にリリースしてお帰り頂きました。
結局今日はウマヅラポイントは駄目です。
「どうしますか?」
「どこかにアジは居ませんかねえ。」
「漁礁に回ってくることはあるらしいので、タイヤ漁礁とか行って見ますか?」
「そうですね。」
ということで、タイヤ漁礁に向かいますが、途中で、先週あゆみと釣った際にビデオを撮影した漁礁を通ることが分かったので、そこで釣ってみることにしました。しかし・・・やはり何も釣れません。
「どうしましょうか。タイヤ漁礁行きます?」
「駄目そうですね。帰り道のアジポイントによって見てもいいですか。」
「ええ、じゃあ、それでお願いします。」
ということで、タイヤ漁礁には行かず、最後にアジポイントに戻ることにしました。
アジポイントで巨大イトヨリ
アジポイント到着は14:45です。もうほぼ終了時間です。
「このポイントならイトヨリもいそうですね。」
「そうですね。何か居るといいですね。」
ということで、釣り開始です。しかし、当たりはありません。魚探にも魚影は出ないようです。
「駄目ですね。」
「終わりますか?」
「終わりましょうか・・・」
と巻こうとしたところで当たりが出ます。
「お、何か来ました。」
「アジですか?」
「アジじゃないかな。フグかな・・・あれ、段々強くなってきた。」
「おお、最後に本命のマダイ?」
「ドラグが出ますね。相当強い。」
「これはマダイかな~~~お、見えてきた。赤い!!」
「あ~~イトヨリだ~~~でも大きい!」
最後に起死回生のマダイかと思いましたが、残念、マダイではなくイトヨリダイでした。それも大型で、40cmは軽く超え、50cmに届きそうなサイズです。このサイズならマダイよりも高級ですね。
ということで、最後にイトヨリで締めくくって、今日の釣りを納竿としました。15:08でした。
今日の釣果
ということで、今日の私の釣果は、トゴットメバル10位(半分はリリース)、アハカタ2匹、カワハギ2匹、マハタ1匹、オジサン1匹、イトヨリダイ1匹、シロサバフグ1匹(リリース)、ゴマサバ1匹(リリース)、ウマヅラ1匹(リリース)、ヒメ1匹(リリース)で、ちょうど10目釣りでした。
sai船長の的確なポイント選択で、大満足の釣果となりました。これならマダイが釣れなくても全く問題ありません。前回の3.5馬力船長とのタンデムに続き、ゲストとして良い目を見させていただきました。申し訳ないです。
その上、持って帰って娘に見せたい大型の釣果が多くて、sai船長に2匹目のアカハタとカワハギしか御裾分けできず、結果的に小型のトゴットメバルを引き取っていただくことになったのは、さらに申し訳なかったです。あと、saiさんは食べないということで、良型のキュウセンは私が頂きました。
持ち帰りは、イトヨリ、マハタ、アカハタ、オジサン、カワハギ、キュウセンの6匹でしたが、一匹一匹が大きいので、食べるのは大変です。ということで、今回は料理編は別途書きます。
来週末は仕事で出れません。その次の週末までに船の修理が終わるでしょうか・・・・・
お疲れ様でした。
それにしても良く釣りましたね!流石です。
機会が有ればまたご一緒しましょう、大型リール準備しておきますので深場の釣り
教えてください。
勿論沖の瀬ですよ。
saiさん、今回は本当にお世話になり、ありがとうございました。真鯛は釣れませんでしたが、大満足です。次回は是非深場でご一緒しましょう。楽しみにしています!
沖の瀬はトムボーイでは行けないので、ハンマーに期待してます!
釣行お疲れ様です!
11日の館山情報はいろいろみましたがGakuさんチームが一番種類が多いです。やはり餌釣り最強!
イトヨリ大きい!なかなか出ないサイズですよね?
船はぶつけちゃいました?自分も外房の堤防に干潮のときよくぶつけるので傷だらけです(泣)
ステキチさん、コメントありがとうございました。確かにイトヨリは大きかったです。お刺身とカルパッチョが美味しかった・・・・
やはりオキアミ餌は最強ですね。タイラバ主体だったsai船長の横で餌釣りしてたのは、申し訳なかったです。傍にえさ釣りが居ては、タイラバは不利ですよね。次回は私もタイラバでがんばってみようかな。
船の故障はサビ付きです。一ヶ月使わなかったら錆付いてしまいました。早く治るといいのですが・・・・