色々作って食べ比べ

この週末に釣って持ち帰ったのは6匹。でも、それぞれが大きいので、我が家で食べきるのは大変でした。魚たちは色々な料理になりましたが、失敗も多くありました。今回は、その成功・失敗を記録しておきます。

今回の釣果は以下の通り、どの魚もそれぞれサイズがよいのです。イトヨリダイは50センチ近く、マハタも40cm超です。とても2人家族の我が家で食べられる量ではありませんが、今は偶然娘が帰省中(寄生虫?)です。ということで、三日間掛けてこれを消費しました。

この5匹+saiさんが釣った良型キュウセンを持ち帰りました

刺身と炙り

まずは定番の刺身と炙りです。ハタ類は釣ってから数日置いたほうが美味しいので、まず初日の刺身はイトヨリとオジサンにしました。オジサンはヒメジの仲間で、最近は高級魚扱いされる白身の魚です。

ネットで調べてみると、おじさんの刺身は美味しいけど、イトヨリの刺身は普通という評価です。で、イトヨリは霜皮造りが美味しいとのこと。霜皮造りは熱湯を皮の側に掛けて氷水で急冷して作るのですが、作業が意外と面倒なので、最近はバーナーで作る焼霜造りで済ましてしまいます。

バーナーで炙る場合、炙ってから切ると皮が剥がれてしまうことがあり、アカムツの刺身では、刺身状態にしてから炙ると美味しくできました。そこで、今回も、イトヨリとオジサンを皮付きの刺身状態にした後に炙ってみました。

結果は・・・オジサンの炙りは美味しくできたのですが、イトヨリは失敗でした。イトヨリは薄切りにしてから炙ると、水分が出て身が縮んでしまい、食感が変わってしまうのです。この食感を楽しむために、イトヨリをしゃぶしゃぶで楽しむことはあるようですが、炙りだと美味しい味まで一緒に出てしまう感じです。

おじさんの炙りは美味しい

ということで、翌日のハタ類は、通常の刺身と、炙りと両方作ってみました。イトヨリは通常の刺身のみです。この日から娘が居たので、娘用にオジサンも刺身と炙りの両方を造り、カワハギは肝を添えて薄造りにしました。

結論ですが、ハタ類も炙りは駄目でした。皮が硬すぎるのです。確かに皮の裏にうま味が有るのは分かるのですが、皮が無い方がずっと美味しく食べられます。

アカハタとマハタでは、アカハタのほうが身が柔らかいようでした。これは魚のサイズの差かもしれません。いずれにせよ、ハタの刺身は甘みも多く絶品でした。

上がアカハタとマハタ、左イトヨリ、真ん中カワハギ、右はアカハタ、マハタの炙りで下がオジサン

漬けとカルパッチョ

刺身の量があまりに多かったので、家内が漬けにして食べると言い始めました。娘はカルパッチョがいいとのことで、刺身の半分が漬けとカルパッチョになりました。

漬けはハタ類がおいしいですね。ご飯が進みます。

カルパッチョは、イトヨリ、カワハギが薄造りにしやすいので向いています。イトヨリのカルパッチョは、身も柔らかく、予想以上に美味しくできました。

ハタといえば定番は鍋です。今回は刺身を相当食べても身がまだまだあったので、ハタ類は定番の鍋にしました。中骨などのアラで出汁をとり、頭や肉を野菜と一緒に煮込みました。

これは定番ですから、当然のように美味しいですね。特にカマの部分が美味しく食べられるのがいいですね。ハタ類は煮ると皮がぷよんぷよんになるので、美味しいですねえ~~

鍋の締めは定番のぞうすいです。娘がアラから取った肉と海苔で雑炊を飾ってくれました。これも絶品でした。白いご飯があまり無くて、少ししか作れなかったのが残念です。

焼きもの

ハタは大きかったので、一番美味しい部分の切り身を西京漬けにしてみました。西京味噌をみりんと酒で溶いて、その中に塩で絞めた後の切り身を漬けておきます。2~3時間で完成です。

さすが、ハタの西京焼き。マハタもアカハタもとても美味しくできました。これはまた食べたくなる味です。

番外編で、先日大量に釣ったイサキの干物も食べました。これも脂が乗ってて美味しくいただけました。

写真を撮り忘れましたが、キュウセンの塩焼きも鉄板の美味しさでした。

今週末は仕事で釣りはお休みです。来週末はいけるかな?

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