復活はアジ釣りで

ついに本格的に復活です。半年ぶりの123tomboyでの出航です。場所は当然のように館山ですが、何が釣れているかの情報は殆どありません。深場とウマヅラポイントなら外れは無いだろうと、いつものパターンで探り歩き、良型アジの大漁に巡り合うことができました。

半年ぶりの出撃

ついにやってきました。半年ぶりの本格的な出撃です。天気予報を見ると、天気と風は問題なし。ただ、内房にしてはちょっと波が高い予報です。でも、よく調べてみると、波は南西から、うねりは南東からなので、館山湾の南側なら問題無さそうです。

「きむです。土曜は行けそうですか? Yahoo!の予報だと天気は大丈夫そうです 問題は波と風ですね」
「Gakuです。今のところ大丈夫そうだよね。このまま予報が変わらないといいけど」

と金曜の天気予報を待ちます。

「きむです。天気は大丈夫だね 波がありそうだけどどう?」
「Gakuです。確かに波が高めだから沖には行けないかも。近い方の深場くらいは行けると思うけど」
「きむです。了解です 久々だからとりあえず竿が出せるなら行きましょう。ウマヅラポイントも厳しいかな? 一応コマセもって行きます。イサキかアジ釣りたい。」
「Gakuです。了解。南からの波なのでウマヅラポイントも可能かもしれません」

ということで、土曜日の出撃が決定です。

この日は、saiさんと3.5馬力さんも出る上に、草刈Eさんは新艇での初出航です。皆さんは朝が早いので、我々は出航時には間に合わなくても、海上で会えそうで楽しみです。半年ぶりの出航で、先週の2馬力エンジン不調経験があったので、誰か知り合いが出ているのはとても心強いですね。

念入りに出港準備

半年ぶりの出航なので、前々日から色々とチェックします。

まず、取り外してあったガソリンタンクを繋ぎ、ガソリンを入れてエンジンに送ります。古いガソリンは全て車に移し替えて使っておきましたので、新品のガソリンが使えます。

エンジンを掛けてみるために、エンジンをチルトしようとすると、ゆっくりしか動きません。エンジンを掛けてみると、セルが回りません。バッテリーが上がっているようです。i-pilot用や魚探用の電池は定期的に充電していたのですが、エンジン用のバッテリーは小窓のインディケーターが緑球のままだったので、大丈夫だと思い充電しないで置いていました。半年の間にバッテリーが放電してしまったようです。まあ、マニュアルには一ヶ月ごとに充電するように書いてあるのに、しなかった私が悪いですね。

とりあえずスターターロープを引いてエンジンを掛けます。エンジンは順調に動きました。エンジン用、i-pilot用、魚探用、電動リール用の4個のバッテリーも全て充電します。i-pilotも動かしてみました。ちゃんと動きそうです。

忘れ物がないか、チェックしながら荷物を積みます。それでも危うくタモを積み忘れそうになりました。なんとなく自信が持てないのですが、準備は整ったようです。

当日は、きむさんがトラック軍団に妨害され、いつもより15分遅れで到着。これでは皆さんの出航には間に合いそうも無いので、あわてずゆっくり行きます。

「今日は深場はいけそう?」
「近めの深場なら行けると思うよ。」
「久々にシロムツ釣りたいから、深場に行けると良いなあ。」

と話しながら現地に向かいます。7:45分頃に現地に到着しました。

まずは深場から

到着してみると、当然既に皆さんは出航した後です。我々も早速出港準備です。久々の準備で戸惑いながら色々揃えます。出航は8:23でした。魚探の新ポジションはいい感じです。

3.5馬力さんらはテトラ周りでキス狙いとのことで、ゆっくりそちらに向かいますが、テトラ周りにはいません。海は予想外に凪です。これならどこでも行けそうです。

周りを見回すと、アジポイントにsaiさんのオレンジ色のハンマーヘッドが見えます。まずはそこに向かいます。近くに草刈Eさんの新艇も浮かんでいました。両者の写真を撮ったつもりが、真ん中の竿にピントが合ってしまい、ピンボケです(笑)

草刈Eさん、新艇に馴染んでいます。歴戦釣師の風格が漂っていますね。

様子を聞くと、このアジポイントには今来たところのようで、釣りはこれからのようです。我々は今日はまず深場に向かうことに決めていたので、挨拶をした後、深場に向かいます。

深場到着は9:00でした。早速魚探で群れを探します。今日は少し濁りがあるようで、P79振動子の50Hzだと、250mの底は取れるものの、魚影は見えません。しかし、P258の200Hzには230m下のシロムツの群れがはっきり写っています。

「きむさん、シロムツならいるよ。ここでやってみる?」

「そうだね。シロムツ釣りたいね。」

ということで、まずはシロムツ釣りです。

今日は娘の父の日のプレゼント竿デビュー戦です。

この新竿、なかなかいい感じです。このシリーズ、サイズと硬さで3つのバリエーションがあるのですが、型番まできむさんの竿とお揃いでした。80号から200号までの錘が使え、実釣りでは250号を使っても良いとのことですが、今日は二人とも120号で釣ることにしました。

外ガイド竿の場合、先絡みが一番の心配ですが、2m弱の竿なので、狭いボート上でも立ち上がれば先端に手が届きます。ゴムボートだと辛いかもしれませんが、立ち上がることが容易なプレジャーボートだと何の問題もありませんね。

きむさんの方は、餌置き場の新兵器の開発中とのことで、餌台にピンが立っています。これ、どのように使うのでしょう。きむさん曰く、「数学的かつ物理的に考察した結果」だそうです。

新竿の威力は明白でした。本当にシロムツの当たりが完璧に分かるのです。第1投から当たりが出ます。なかなかいい当たりだったのですが、巻き上げ途中で外れて逃げます。

久々の深場釣りで新竿なので、錘の重さが分からず、2投目は何も釣れていないのに重くなった気がして巻き上げてしまいましたが、3投目には明確な当たりが出ます。途中から走り始めたので、サバかあ・・・と思ったのですが、巻き上げてみるとシロムツが付いています。あれ?と思ったら、その下に40cm近い大型のアジが付いていました。久々の釣果でこのサイズのアジに心が弾みます。

この後もポツポツとシロムツが釣れます。きむさんも釣っています。シロムツの魚影が見えるときは、シロムツは確実な獲物ですね。

シロムツを釣っていると、saiさん+3.5馬力さん号と草刈Eさん号も深場にやってきました。saiさん号の後ろに草刈さん新艇が見えます。saiさんのハンマーヘッドは40馬力で、草刈Eさん号は15馬力なのに、遜色ないスピードで走ってきました。皆さん深場釣りに参戦です。

その後もシロムツは順調です。群れに入れば多点掛けできます。

しかし、シロムツ以外が釣れないので、ちょっと楽しくありません。クロムツ、アカムツを目指して、移動してみることにしました。3.5馬力さんらに挨拶して移動します。

10:50に次のポイントに入りましたが、ここにもシロムツしかいないようです。これで深場は一旦打ち止めとし、ウマヅラポイントにイサキを探しに行くことにしました。

ウマヅラポイントへ

ウマヅラポイント到着は11:30です。早速イサキ仕掛を投入します。すると、いつもの当たりです。上がってきたのは、やはりウマヅラでした。

しかし、このウマヅラの下に、アジが2匹付いていました。それも良型です。

「アジがいたね。」

「これは良いね。アジ釣ろう。」

ということで、きむさんもアジを狙います。確かにアジも釣れるのですが、どうしてもウマヅラも掛かります。

私の方は、アジだと思ったら、イサキが釣れたりもしました。

しかし、やはりウマヅラの猛攻は続きます。針がどんどん取られます。きむさんも私も、ウマヅラを釣りつつ、同時にアジやイサキがポツポツ付いてくるという感じです。

ウマヅラは2匹キープしたところで、あとはリリースすることにしました。

たまに来るアジは良型なのですが、なかなか続きません。

ウマヅラだけは続きます。ウマヅラ写真も3匹目で打ち止めです。その後は直リリースです。

アジもイサキも時折釣れますが、ポツポツです。数は伸びません。

12:00に一旦ポイントを移動してみます。ポイント移動すると、すぐにアジが釣れるのですが、やはり続きません。たまにイサキの群れも回ってくるのですが、すぐにいなくなります。

イサキかアジか

「どうもイマイチだねえ。イサキポイントに移動しない?」

「あそこまで行く? 今から行くと一時間も釣れないよ。」

「でも、ここもイマイチだよねえ。」

「行くなら今いかないと駄目だよ。でも、あそこにはアジはいないよ。」

「アジを選ぶか、イサキを選ぶか、悩ましいね。」

「最後にもう一度だけ小移動して、そこで駄目ならイサキポイント行こうか。」

「了解。いいポイントがあるの?」

「いつもイサキを釣ってるポイントだよ。」

とエンジンは掛けずi-pilotで移動してポイントを目指します。12:30に新しいポイントに到達、魚探には魚影たっぷりです。

「ここだよ。何かの群れはいるよ。釣ってみよう。」

仕掛を下ろしてみると、すぐに当たり、上がってきたのは良型のアジでした。その後も結構釣れます。

「アジがいたね。」

「うん、これならイサキポイントに行かなくても良いね。」

ということで、二人で黙々とアジ釣りです。

アジはほぼ入れ食いです。深場で釣ったのと同じ40cmサイズのものもきました。

時折ウマヅラも混じりますが、アジが安定して釣れます。

ふと気が付くと、13:40分です。

「あと20分だよ。」

「了解。」

アジ釣りは好調です。釣り過ぎて疲れてきました。

「私はもうやめるね。」

ということで、私は14:00に納竿としました。生簀に入っている釣ったアジとイサキを絞めます。その間もキムさんは釣り続け、結局14:15分に納竿として港に戻りました。

帰りは完全な凪でスピード出し放題だったので、フルスロットルにしてみたら、43km/hまで出ました。しかし、このスピードを出すと船が結構跳ねるので、今日はクッションを忘れてきたきむさんが腰が痛いとのこと、結局少しだけ全力疾走して、あとはゆっくり戻りました。

ちなみに、半年ぶりで心配した出航でしたが、大きなトラブルは無く、忘れ物もきむさんのクッションくらいで、順調に終えることが出来ました。

今日の釣果

ということで、今日の二人の釣果です。私の釣果は、シロムツ10匹、アジ20~25匹、ウマヅラ5匹(4匹リリース)イサキ4~5匹でした。

半年ぶりの本格的な釣りは、アジの大漁で満足の釣行となりました。

今回は持ち帰りも大量になったので、料理は別記事にします。

次回は深場をじっくりと攻めたいですね。暑い夏になるので、いつ行けるか心配ですが。

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復活はアジ釣りで” に対して 8 件のコメントがあります

  1. Fuku より:

    Gakuさん
     今年初の本格的な出漁おめでとうございます!予報では波が少し心配でしたが、杞憂に終わって何よりです。
     美味しそうなアジですね。刺身、なめろう、たたき、天ぷら等々、万能な美味しさを堪能できる釣果は羨ましい限りです。個人的にはウマズラの肝和え刺身が気になるところではありますが・・・?!(笑)

  2. 3.5馬力 より:

    ガクさん先日はお疲れ様でしたー。
    それにしても釣っちゃいましたねー。一年分のアジ一日で釣ったような。館山アジ諦めかけていましたが私もオオアジゲットしたことから次はアジ狙いにしよーかなーと思ってます。tom boy乗りたい〜。1人乗船の場合は24時間365日いつでも声かけて下さいねー。

  3. Gaku より:

    Fukuさん、コメントありがとうございます。天気予報が良いほうに外れるのは嬉しいですね。アジもタップリ釣れて良かったのですが、ウマヅラの肝が小さかったのは謎です。去年はこの時期にもまだ肝は大きかったのですが・・・今年は海の様子が違うのかな。

  4. Gaku より:

    3.5馬力さん、土曜は久々に合流できて嬉しかったです。アジが沢山いたのは我々にも驚きでした。今年はずっと居てくれるといいのですが。
    きむさんがしばらくは出漁頻度が低くなりそうなので、ぜひtomboyにお誘いしますね。宜しくお願いします。

  5. sai より:

    釣行お疲れさまでした。
    アジはそちらに居たんですね!着いて行けば良かったかな?
    何だか久しぶりの館山湾だったんで今一感が冴えませんでした。
    次回はアジ一本で行こうかと思います。

  6. Gaku より:

    saiさん、コメントありがとうございます。ポイントに入ってしばらくは、アジはポツポツしか釣れなかったので、お誘いするのを躊躇いました。
    3.5馬力さんが40cmアジを釣った頃にポイント変更したら急に釣れ始めたのですよ。このポイントでアジが釣れたのは2017年の梅雨時以来です。今年はここでアジが釣れると良いですね。
    またご一緒できるのを楽しみにしています。

  7. JBB280 より:

    こんにちわー。
    鍵わ取りに行った時に片付けされていたのをお見かけしました。
    船を上げて戻ったら既に皆さんお帰りになっており、お話聞けず残念でした。
    アジも沢山釣れてひもの屋さん出来ますね。(笑)
    今度お会いしましたら宜しくお願いします。

  8. Gaku より:

    JBB280さん、コメントありがとうございます。いつもぐっちゃんやsaiさんのHPでお名前は拝見しています。新艇購入おめでとうございます。丁度コロナとぶつかってしまい、折角の新艇での外房攻めが出来ず残念ですね。暫くはぜひ内房で楽しんでください。我々は内房メインなので、またぜひお会いしたいです。アジはきむさんが干物にしたはず。私はシロムツを干物にしました(笑)

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