娘のカワハギリベンジ

娘が前回のリベンジにカワハギ釣りに行きたいと言うので、急遽出撃しました。Fukuさんとの釣行で入手したポイントで、無事にリベンジに成功し、水中映像も撮ってくる事ができました。

急な予定変更

年末は娘夫婦がうちに挨拶に来るというので、きむさんとの釣行予定をキャンセルして土曜日に娘たちの訪問を待つことにしました。ところが、家内の体調がイマイチです。病院に行ったところ、コロナではないとのことですが、今回は娘夫婦の訪問を遠慮してもらうことになりました。

家内が娘にその旨を連絡したところ・・・

「パパ、そっちに行かないことになったから、カワハギ釣りに行きたい!」
「土曜限定なの? 日曜でもいいの?」
「土曜限定」
「あんただけ? 夫君も?」
「うん、二人で行く。天気は大丈夫そう?」
「天気は良さそうだね。何時にする?」
「遅いほうがいいな。10時かな。でも9時半に到着できるように頑張る。」

ということで、急遽カワハギ釣りに出撃することになりました。娘は前回の釣りでカワハギが釣れなかった上に、先日私が沢山釣ったので、自分も釣りたくなったようです。

当日は9:30に現地到着です。ゆっくり出発だと体も楽ですね。娘たちも9:30前に到着しました。

現地には空のトレーラーが3台並んでいます。土曜の好天にしては少ないのは、年末で皆さん忙しいのでしょうか。うち二台はゴトウさんとSplashさんのトレーラーです。お二人は本当の常連ですね。我々も早速準備して10時ちょうどに出航となりました。

カワハギポイントに直行

今日は風も波も無く絶好の釣り日和です。珍しく3人乗っているので、滑走に入るのに少し時間が掛かりましたが、その後は時速38~42kmで釣り場に直行です。3人乗って30馬力でこの速度が出るのは快適ですね。10分かからずに定置網周りのポイントに到着です。

ポイントは、前回Fukuさんとの釣りで教わったカワハギポイントです。前回釣りつくしたという説もあったのですが、だとしても一週間たてば魚が戻ってきているはずです。

早速娘と夫君がカワハギ釣り開始です。夫君は、まだ釣りは三回目の初心者なので、カワハギ釣りのビデオを見て餌のつけ方や誘いの仕方を勉強してきたそうです。

仕掛を下ろすと、あたりは出ないようですが、餌は無くなっています。当たりを取る暇も無く餌を取られているようです。

娘がカワハギ釣りの勘を取り戻すのに少し時間が必要でしたが、ちゃんと釣ってくれました。

レギュラーサイズのカワハギですね。

「やった~~リベンジ成功!! これでカワハギの肝和えが食べられる~」

と大喜びです。

私の方は、餌付け係りです。

しばらく釣っていると、近くに赤いtomboyが来ているのに気が付きました。Splashさんです。

釣りの合間にtomboyを見つけたので、ゴトウさんかなと思い見に来たそうです。tomboyは形が独特なので、かなり遠くからでも判別できるのですよね。

天気がいいので、見学も楽しいってことで、Splashさんもしばらくカワハギ釣りを見学です。そんな中で、娘が2匹目を釣りました。

ビデオ撮影を楽しむ

さて、私は餌付け係りをしながら、海中ビデオの撮影をしてみることにしました。内房は外房に比べて透明度が低いので、これまで水中映像の撮影はあまり成功しなかったのですが、透明度の高い冬だし、水深が浅いので、カワハギ釣りなら撮影ができるのではないかと思ったのです。

娘と夫君の二人の仕掛の間に、カメラを沈めます。夫君のほうに近いので夫君の仕掛が写ります。予想以上に良い映像が取れました。下の画像または下のリンクをクリックしてyoutubeにアップした動画をご覧下さい。

https://youtu.be/2zsQwgDqM-E

館山湾にツノダシの群れが居るとは知りませんでした。この映像を見ると、カワハギは沢山いて、簡単に釣れそうに見えるのですけどねえ・・・・

大型登場

さて、ビデオ撮影も一段落したので、私もカワハギ釣りに参入してみることにしました。といっても、カワハギ竿は2本しかありません。前回エギ竿でやってみて駄目なことがわかったので、今回は沖釣り用の電動リール竿で参入です。

竿先の繊細さは無いのですが、エギ竿よりは硬いので、空合わせはできそうです。

この竿に仕掛をつけて沈め、弛ませ釣りです。すると、すぐに当たりがありました。なかなか良い引きです。

上がってきたのは30センチクラスのカワハギでした。

二週連続でこのサイズは嬉しいですね。帰宅後に測ってみると、29.5センチで、30センチには届きませんでしたが、満足のサイズです。

夫君は、海底動画にも映っていたように、何度か掛けたもののバラシを繰り返していましたが、ついに釣りました。少し小型ですが、初カワハギです。

しかし、段々とカワハギの当たりが遠くなり、キタマクラとトラギスが多くなってきました。トラギスは前回持ち帰って食べたら美味しかったということで、今回も小型を除き喜んでキープです。

ポイントを探してウロウロ

当たりが減ったので、新しいポイントを探して、うろうろと近くを回ってみることにしました。今日は水の透明度が高く、少し浅くなるとボート上から海底まではっきり見えます。

底まで下ろした仕掛けも見えるし、仕掛を追ってくる魚も見えるのです。

目の良い夫君が、これを見ながら、カワハギを浮かせて食わせることに成功しました。

今回は良型、25センチ超ですね。カワハギの気持ちになって釣る極意に目覚めたそうで、釣った本人の顔もカワハギになっています(笑)

夫君、またも良い引き、と思ったら、今回はエソでした。これはリリースです。

しばらくポイント探しのため、流しながら釣ります。

アサリが残り少なくなってきたので、私はオキアミでカワハギ狙いをすることにしました。オキアミは餌が取られやすい分、付けるのも早いので、外道が少ないときはオキアミでも良さそうです。

このオキアミ餌で、良型を一匹確保しました。28センチ位あるかな。

館山のカワハギはサイズが良いのが魅力ですね。

最後に最初のポイントに入りなおして、娘が一匹確保したところで、アサリも無くなったので、カワハギ釣りを終了することにしました。13:10です。

最後のポイントで大釣果??

帰りがけに、ダイビングスポットでちょっとだけ竿を出してみることにしました。カワハギ仕掛けで釣ってもらうと、ポイントの真上にいる小魚はオキゴンベ、下にはベラもいるようです。

←オキゴンベ

ホシササノハベラ→

この場所でカワハギ仕掛で釣ると小魚しか釣れないので、アマダイ仕掛けに変更することにしました。二人の竿と仕掛を取り替えます。

今日は二人が並んで釣っているので、仕掛けの全長が長いイサキ仕掛けは使えません。

この場所にアマダイはいませんが、アマダイ仕掛けはシンプルな2本針の吹流し仕掛なので、何でも食うはずです。私はダイソーの100円イカエギを中錘仕掛でセットします。

しばらく釣っていると、またもtomboyがやってきました。今回は青いtomboy、ゴトウさんです。

「どうですか?」
「根の上に小魚はいますよ。」
「ここ、イカのよいポイントなんですよ。」
「ですよね。私もちょっとやってみようかと思って、中錘エギ出してます。ゴトウさん、今日のイカ釣果はどうですか?」
「ま、ボチボチですね。」
「おお、いいなあ。」
「イカ上げましょうか?」
「え、いいんですか。嬉しいです。」

横から娘も喜びの声を上げています。

「ありがとうございます。」
「3匹入ってますから。大中小です。」
「え、三匹も頂いて良いんですか?」
「ええ、」
「ありがとうございます。家内も好きなので喜びます。家内は海老とイカならいつでもウエルカムとか言ってるので」

ということで、なんとアオリイカを3匹も頂いてしまいました。大釣果?です(笑)

ゴトウさん、我々にイカを下さって、颯爽と去って行きます。

このイカには娘も大喜びです。

「これでもうおかずは十分だね。もう止めてもいいね。」

ということで、なんと即座に納竿決定です(笑)。で、二人が仕掛を上げていると、夫君の仕掛けに何か掛かったようです。結構強い引きです。上がってきたのは・・・

ウマヅラハギでした。

娘曰く、「今日は私の負けだね」

ということで、今日は夫君が大活躍です。

これで納竿として、戻ることにしました。14:00です。今日は4時間の釣りでした。

今日の釣果

今日の釣果は写真の通りで、三人でカワハギは9匹+ウマヅラでした。これ以外にキタマクラを沢山釣りました。

カワハギの型がよいので、お土産としては十分です。その上イカが3匹もあります。ゴトウさん、またまたありがとうございました。

私はカワハギ4匹とイカ1匹をもらい、残りは娘夫婦が持ち帰りました。

カワハギは30センチを刺身に、残りを煮付けにしました。

娘の自宅では、初日からイカも刺身になったようです。肝醤油はカワハギとウマヅラと2種類作ったようです。

さて、前回Fukuさんとカワハギを釣った時に、今週の娘の訪問のために、カワハギの肝を冷凍保存してみるという実験をしました。その結果が下の写真です。

上の大きいのが冷凍保存した前回の30センチのカワハギの肝で、冷蔵庫で解凍した後です。下は今回持ち帰った中型カワハギの肝です。冷凍した肝は色が少し悪くなっているだけで、感触には差がありません。

本当は、この肝を肝醤油にして刺身と一緒に食べてみる計画だったのですが、今日は刺身の肝には新鮮なものがあったので、この冷凍肝は煮付けに入れてみることにしました。

結論として、冷凍した肝も全く問題なく、美味しく頂けました。食感等にも変化はなく、冷凍で十分保存できることが分かりました。

さて、年末にもう一度釣行したいところですが、天気が悪そうですね。出れるかなあ・・・

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娘のカワハギリベンジ” に対して 4 件のコメントがあります

  1. Ayumi より:

    名船長ありがとうございました!!
    かわはぎ肝醤油食べられてたので無事に年を越せます!!やはり1年に一回は無性に食べたい病になる笑

  2. Gaku より:

    釣れて良かったねえ。でも、ビデオ見ると、もっと居たんだって分かって悔しいね。カメラに向かうカワハギのどや顔が悔しい(笑)
    ま、また釣りに行こう。

  3. Fuku より:

    Gakuさん
     食レボありがとうございます。肝はすぐに取り出して冷凍すれば1週間は大丈夫説、これで検証されましたね!
     マイボートでの今シーズン最後の釣果は、アマダイ2、カワハギ3 、スミイカ1と少し貧果で納竿となりました。カワハギは水中カメラで確認済みなので、例のポイント周辺でかなりねばりましたが、1匹しかとれず、流しながらポイントを探るような展開になってしまいました。

     そして、その翌日はイカのエキスパートゴトウさんにおねだりして、タンデムで今年最後の出漁をさせてもらいました。当日は嬉しいことに、このブログでよくお名前を拝見するスプラッシュさんとお話させて頂ける機会も頂けました!
     激渋の状況でしたが、ゴトウさんはしっかりとアオリイカを3とタコ1をとりました。私はスミイカ2とタコ1と、本命のアオリはダメでしたが、まずまずの釣果でした。当然ながら、ゴトウさんにアオリイカをおねだりして、ひとまず妻にどやされずに済みました(笑)。
     この出漁でゴトウさんから、釣法に加え話法についても色々と学ばせて頂きました(爆)。もちろんGakuさんにしっかりナレッジ移転をさせて頂きますね!

     今年は本当にお世話になりありがとうございました。
     来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

    P.S. 娘を釣りガールに仕立て上げる術について、別途ご教授下さい!

  4. Gaku より:

    Fukuさん、コメントありがとうございます。年末は怒涛の釣行ですね。スミイカでも、確実にイカをGetしてるのはさすがです。
    今年の初釣りはいつになることやらですが、ぜひイカ釣りの妙技を見せていただくのを楽しみにしていますね。

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