凪倒れになりかけたものの挽回

今回はFUKUさんと二人で出航です。FUKUさんの釣行計画を基本に、イサキ・アジ、カワハギ、深場と回ってみました。途中で凪倒れ感が漂ったものの、結果的には立派なクロムツが釣れましたし、久々のアジと餌のサバも確保できたので、満足の釣行となりました。

もっと釣りに行こう!!

過去の釣行記を見ると、2014年は年間40回、2015年は年間35回とか釣行していたのに、コロナ以降は平均月1回で年12回を超えるのがやっとという状況です。YF21に乗り換えて船が少し大きくなり、風に強くなりましたし、3月に定年退職したので、再雇用で働いてはいますが自由度が高まりました。そこで今年は釣行回数の回復を図りたいと狙っています。

ということで、GWは終わりましたが、次の釣行計画です。

その前に、前回の釣行で破壊されたリールの部品が届いたので、受け取って修理をします。このハンドルだけで5000円は高いですよね。グリップは使えるので、ハンドルの棒(写真の金色の部分)だけが必要なのですが、グリップと一体でしか販売していないようです。

やむなくこれをキャスティングに注文して取り寄せていただきました。部品はすぐ届いたので修理です。まあ、キャスティングのポイントキャンペーンのおかげで、少しだけポイントが多めに戻ったから、許しましょう(笑)

で、週末です。この週末はいろいろ予定が多く、私が出れる候補日は一日だけです。で、その日は午前中は絶好の釣り日和の予報ですが午後は風が強くなる予報です。午前中勝負なら釣りになりそうです。

しかしこの日は一年で一番潮の引く日の一つです。館山湾で干潮の潮位がマイナス10センチを超えるのは年に3回ほどですが、その日です。干潮の時間はお昼。つまり、風が強くなり始めるころは干潮ど真ん中で、船を上げるのに苦労しそうです。

さらに今週の週末は、きむさんが所用で出れないようです。でもFUKUさんは空いているので、FUKUさんと相談です。FUKUさんは、翌日のお客さん用に歓待用の魚を調達したいので、風が強くなるまでの午前中勝負で早朝に単独でゴムボートで出る計画だったようですが、きむさんがいないので、私が前日に現地に入って車内泊すれば早朝に出れるし、ゴムボートより風に強いので長く釣れるかも、ということで、一緒に出ることになりました。

ということで、今回はFUKUさんに釣行プランを立ててもらいました。その計画は

①ウマヅラポイントでイサキとアジを狙う
②①が不調の場合はFUKUさん秘蔵のイサキポイントへ
③浅めの漁礁周りでマハタを探す
④FUKUさん秘蔵カワハギポイントで確実なカワハギ確保
⑤前回のアカムツポイントでアカムツ狙い
⑥FUKUさん秘蔵深場ポイントでアカムツ狙い
⑦ここまで不調なら最後の賭けでバラ根付近でタイラバ
⑧風が強くなったら港周辺でシロギスの泳がせマゴチ

という感じです。もちろん全部は無理なので、臨機応変に対応です。

前泊体験はGoodすぎて寝過ごし・・・

さて、前日は自宅を20時過ぎには出発し、現地に入ります。車内泊は久々ですが、窓の暗幕や床のクッション、掛布団用の寝袋などの道具はそろっています。車内で買ってきた弁当を食べて、11時過ぎに睡眠体制に入ります。最初はなかなか眠れませんでしたが、一度眠ってしまうとぐっすりで、目覚ましで起こされました。で、外に出てみると、もう日の出直前です。目覚ましを掛けた時間が遅すぎました。FUKUさんは30分以上前に到着していたようです。

慌てて準備開始ですが、船を見てみると、驚きの状況です。船を保護するトレーラーの棒がぐちぐちゃになっています。

これは鳥のせいですね。カツオ船用のイワシ生け簀ができて鳥が集まるようになったので、そいつらがいたずらをするようです。きむさんの青い仕掛けクッションも食い荒らされていました。この部分の改修を考えなくてはなりません。

さて、寝坊を取り返すべく慌てて準備を進めた結果、日の出には30分ほど遅れたものの、5:00には出航することができました。まずはアジ狙いです。

「せっかく珍しく早朝に出たから、昔早朝だけ釣りに行ってたアジ釣り場に寄ってみない?」

ということで、早朝だけアジがいる浅場に行ってみることにしました。しかし、魚探には反応がありません。とりあえずサビキ仕掛けを下ろしてみましたが、何も釣れませんでした。

少し遠くに船が集まっていましたので、そちらにアジがいたのかもしれませんが、ここは早めに見切りをつけて、馬面ポイントに行くことにしました。

①ウマヅラポイント

ウマヅラポイント到着は5:40分ころ。魚探で群れが見つかったので、まず私が釣ってみることにしました。すると・・・魚がかかりました。久々にイサキかと思ったのですが、上がってきたのはアジです。早朝だからでしょうか、久々にアジが釣れました。

その後もアジが釣れますが、喰いが浅いようで、途中で外れたり手元で外れたりします。大型のアジも釣れたのですが、残念手元で外れて落としてしまいました。

そうこうしているうちに、さらに強い当たりです。これは大型アジの再来か、と思ったのですが、残念、上がってきたのは30センチ弱のマサバでした。サバも久々です。サバは餌にもなるのでうれしいですね。

しかし、マサバはこれ一匹だけ、次からはさらに大きい40センチサイズのゴマサバです。まあ、ゴマサバでも餌にはなりますし、時折アジが混じるので、釣り続けます。

その後はどんどんサバの確率が高まって、疲れてきたので、イサキを探しに移動することにしました。

ちなみに、象背根付近には今日も船がたくさん出ていました。

②FUKUさんイサキポイント

FUKUさん秘蔵イサキポイント到着は7:30頃です。FUKUさんの宣言通り、イサキっぽい魚影が魚探に出ます。近くには遊漁船も来ています。

早速群れの上に止まってイサキ狙いです。今日も簡単には口を使ってくれませんが・・・・釣れました。いい引きで上がってきたのは30センチ近い良型のイサキでした。

なんだか久々にイサキが釣れました。

これに気をよくして、次を狙いますが・・・・・今日は簡単にイサキが釣れると慢心したのが失敗でした。次の一匹は取り込みで落としてしまいます。で、釣れなくなります。

それでもイサキ釣りを続けていると、近くに緑色の船がきます。見たことがある船です。さくら丸です。二人で後藤さーんと声を掛けたら気が付いてくれました。今日は調査日だそうです。いろいろ新しい魚種や釣り場を研究しているようです。楽しそうですね。

後藤さんが去った後もイサキは喰いません。他の群れも探してみましたが、どこでやってみても喰いません。なぜでしょうねえ・・・・

天候は雲一つない快晴で、波も穏やかな最高の釣り日和です。朝方は少し寒かったものの、だんだん暖かくなってきました。富士山もきれいに見えます。でも・・・釣れません。凪倒れでしょうか

FUKUさんと、凪倒れの話をチョットしたのですが、「翼の王様」というブログに、凪倒れになる理由は「天気が良く、波がない状況は海中で釣り糸やハリがよく見え、また釣船のエンジン音で魚が警戒し、なかなか釣果が伸びない」と書いてありました。凪倒れには理由があったのですね。ちょっと納得しました。

Tomboyの時は、ipilotを入れたらエンジンを止めていたのですが、YF-21になってから、ipilotの電池容量が不安なので、エンジンかけっぱなしで充電しながら釣ることが多くなってました。ちょっと次回はエンジンを止めて釣ってみたいと思います。

で、結局イサキは釣れないので、ここを諦めて、次に行くことにしました。

③浅めの漁礁周りでマハタ…は出来ず

次の狙いは、マハタの予定でしたが、その漁礁に近づいてみると、遊漁船が真上に入ってました。遊漁船がいては、近くで釣ることはできませんね。

この船はイサキ専門の早川丸のようです。イサキを狙っているのですね。帰ってから早川丸のHPを見ると、この日もちゃんとイサキが釣れていました。やはり我々は粘りが足りないようです。

ちなみに、早川丸の記述に、「朝方は水が澄んで釣れない」とか、「水色が良くなり食い気上昇」とか書かれていて、イサキ釣りには海水の透明度もかなり重要だということが分かります。これも凪倒れに通じるものがありそうです。水色の経験を積まなくてはなりませんね。

で、ハタ釣りは諦めました。そろそろお土産確保に不安を覚えだしたので、確実に釣れるカワハギに向かうことになりました。

漁礁を探りつつカワハギポイントに向かっていると、船の周りに小魚が集まってきました。FUKUさんが泳がせの餌にしようというので、朝方出したサビキで釣ってみると、小魚は小鯖でした。時々カタクチイワシが混じるのですが、ほとんどは小鯖です。小鯖餌の泳がせって釣れますかねえ・・・・

④FUKUさん秘蔵カワハギポイントでカワハギ

サバだらけの小魚釣りもやめて、ゆっくりとカワハギポイントに向かいます。

このあたりで岸の近くを走るのは初めてです。こんなところに岩礁があるのは知りませんでした。波佐間島という島のようです。

この後しばらく走ったところで、水中にブイが見えます。で、エンジンが異様な音を立てて止まります。ブイのロープがエンジンに絡んだに違いありません。すぐにチルトアップして確認です。やはり絡んでいました。三回巻き付いていただけでしたので、頑張って、無事取り除くことができました。ほっと一安心です。

周りを見ても、ブイなどは全くなく、定置網からも遠いので、油断していました。水中に沈んだブイやロープがあるとは思いませんでした。

で、あとで海図を調べてみると、そのエリアは海図では定置網エリアに指定されていました。定置網エリアは、定置網が設置してなくても、設置用のロープが水中に残っていることがあるのですね。確かにロープにはブイも付いていましたが、水没していました。元々はちゃんと浮かんでいたのでしょう。これは油断しました。今後は海図で定置網となっている場所は定置網がなくても通らないようにしなくては駄目ですね。大きなトラブルにならず良かったです。貴重な経験をしました。

さて、カワハギポイントに入りますが、今日はカワハギも釣れません。FUKUさんが記録をもとにいろいろなポイントをまわりますが、餌が無くなりません。今日はカワハギにも裏切られたのでしょうか。

FUKUさんが一度だけ何かを掛けたのですが、外れてしまいます。その後苦節30分、10時過ぎにやっと1匹目のカワハギを釣ることができました。サイズはなかなか良いですね。

この後もなかなか釣れませんでしたが、FUKUさんが何度もポイントに入りなおして、拾い釣りです。二人で交互に釣っていく感じで、何とか予定の数を確保することができました。

⑤前回のアカムツポイントでアカムツ・・・は釣れず

カワハギを確保したので、次は定番の深場です。まずは先日アカムツを釣ったポイントに入ります。この時点で12時少し前です。午後になると風が強くなる予報なので、いつまで釣れるかわかりません。まずは流しながら釣ってみましたが、船は風ですごい勢いで流れ、仕掛けが横に出て着底しません。そこで、アカムツポイントの真上に止まって釣ることにしました。しかし・・・あたりが出ません。やっと小さな当たりで上がってきたのはシロムツでした。

FUKUさんは大型のサメを釣ってしまいました。私にはまた小さい当たりがあったので、シロムツかなと思ったのですが、残念ギンメダイでした。

結局ここを諦め、最後にFUKUさん秘蔵の深場に行くことにしました。

⑥FUKUさん秘蔵深場ポイントでアカムツ・・の代わりにクロムツ

すでに13時を過ぎ、風もかなり強くなってきました。最後のポイントに到着です。FUKUさんの指定の場所に止まって釣ります。

そして、私の竿に当たりが出ます。なかなか良い当たりで期待できます。私はこのポイントで釣ったことがないので、ここで何が釣れるのかよくわかりませんでしたが、上がってきたのは30センチを軽く超える35センチ近い立派なクロムツでした。これはうれしい釣果です。

FUKUさんの方にも当たりが出たようですが、カラズザメの仲間だったようです。ヒレタカフジクジラかな。同定しませんでした。

私の方は次は小さな当たりで、あげてみるとやはりシロムツが付いていました。

そろそろ終わりにしようということで、最後の投入です。

そして、私の竿に当たりが出ます。なかなか良い当たりです。ちょっと期待できるかなと巻き始めます。

でも、途中で、強すぎる感じがしてきました。もしかするとサメかもという感じで暴れます。サメかな、それとも大きなアカムツかな、と期待して巻き上げです。

で、上がってきたのは、先ほどよりさらに大きい、40センチのクロムツでした。このサイズだとクロムツもアカムツ同様サメかと思うような強い引きをするのですね。

このサイズのクロムツはあまり釣れないので、大満足の釣果でした。

これで今日の釣りは終わりです。置き場に戻ると別のボートが陸揚げしている最中でしたので、海上で10分ほど待つことになりましたが、無事に14:30には帰港できました。

今日の釣果

ということで、今日の釣果は、マアジ5匹、マサバ1匹、ゴマサバ4匹、豆サバ多数(リリース)、イサキ1匹、カタクチイワシ数匹、カワハギ6匹、クロムツ2匹、シロムツ2匹、ギンメダイ1匹でした。クロムツ1匹とイサキ1匹はFUKUさんにトレードされたので、写真には写っていません。サバも相当大きいのですが、クロムツの大きさが目立ちますね。

カワハギがたくさん釣れたので、娘に連絡すると、欲しいとのこと。孫がシロムツの塩焼きを気に入ったそうなので、カワハギ二匹とシロムツ二匹が娘の家に行きました。ちなみに、この時期のカワハギの肝はやはり全然だめですね。カワハギ釣りに向いた季節ではないことを痛感しました。

我が家ではカワハギの刺身と、久々のアジの刺身を楽しみました。今の時期、テーブルの上が家内の栽培しているバラで埋まっているので、バラの中の刺身の写真になりました。

久々のアジは美味しかった!!

サバは一番大きかったゴマサバを塩焼きにしました。まあそれなりには美味しかったのですが、もう少し脂の乗りが欲しいですね。一緒に焼いたサバの卵が美味しかったです。

この塩焼きをほぐして家内が翌朝サバサンドを作ってましたが、これはとっても美味しかったです。

翌日はクロムツの刺身と煮つけ、カワハギも煮つけです。

40センチのクロムツの刺身は絶品ですね。アカムツに負けないです。アカムツは上品な脂ですが、クロムツの脂の乗りの方が好きな人も多そうです。

煮つけには、カワハギの卵、クロムツの肝、アジの白子などが追加されています。

カワハギは多くが抱卵していました。やはりこの時期のカワハギは釣ってはいけないかも(笑)

カワハギの煮つけも定番の美味しさなのですが、クロムツの煮つけは最高でした。大満足のクロムツでした。

娘の自宅では、孫がシロムツ塩焼きをたくさん食べてくれたそうです。シロムツの目玉も好きになったようで、血筋ですね(笑)

さて今週末は釣りに行けませんが、来週末はきむさん復活のはずです。ともかく暑くなるまでに、できるだけ釣りに行きたいと思っています。イサキも上向きだしたようなので、次回はイサキ入れ食いかな(笑)

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凪倒れになりかけたものの挽回” に対して 4 件のコメントがあります

  1. Fuku より:

    Gakuさん
     先日は、我が家のホームパーティ用の漁に、普段ならあり得ないくらい早い時間から出航して頂き、ありがとうございました!だいぶ苦戦しましたが、最後に良型クロムツを2匹を釣り上げてフィニッシュする辺り、さすがねですね(しかも1匹ホームパーティ用にご寄付頂き、重ねて御礼申し上げます)。
     凪ぎ倒れ論考、大変興味深く拝読しました。実は5/19(日)はベタベタの凪ぎ予報だったので、2馬力の非力マイボートでも深場を狙えるだろうと、出航しました。凪ぎ倒れが予想され、案の定深場はユメカサゴ1尾に終わり、例のイサキ必釣ポイントも魚探に映るけれども、口を使ってくれず・・・、朝マズメは泣かされましたよ。
     結果的に、良型のウマヅラ3、イサキ3、本カワハギ5、上記のユメカサゴで、カワハギ、ユメカサゴ、イサキを初めて昆布締めに、その他はノーマルに塩や醤油、そして両種類の肝醤油をネタに、本日自宅で寿司屋開業しました。今回は、ウマヅラと本カワハギの肝醤油について、ブラインドで妻に比べてして、どちらが美味しいか感想を言ってもらうのが目的でした。
     結果として、あれだけ本カワハギの方が美味しいと豪語していた妻が、ウマヅラの方を美味しいジャッジしました(笑)。人の味覚(もちろん個体の身や肝の差もありますが)がいかに当てにならないか、良い例証事例でしたよ!
     次回またご一緒できるのを楽しみにしております(トレーラーの上げ下げのフォークリフトの操作もこなせるようになりましたし?!)。

  2. Gaku より:

    FUKUさん、コメントありがとうございます。先週末も出たのですね。ウマヅラはオスとメスで味が相当違うのですが、奥さんが食べたのはどちらだったでしょうね。肝も今の時期はウマヅラの方が絶対美味しいと思うので、今だからこそかもしれませんね。
    こぶじめがおいしいという話はよく聞くのですが、私はまだ作ったことがないです。イサキの刺身が凄く美味しくなるという記事もあったので、次回イサキが釣れたら作ってみます。では、また次回!!

  3. Fuku より:

    Gakuさん
     ウマヅラはオスとメスとで味が違うですか?知りませんでした。次回はその辺りも留意して食べ比べしたいと思います!

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