孫と船遊び
娘夫婦が孫を連れて館山に遊びに来るということで、冬の寒い時期ではあるものの、船遊びと釣りをしてみることになりました。波が荒く寒くて釣りは駄目でしたが、一人でのボート出し入れなど、色々と良い経験ができ、懐かしい釣り場にも訪れることができました。
船遊び計画リベンジ
10月に一度計画された舟遊びは、結局強風の予報で陸釣りになりましたが、その際に私が紹介したホテルが取れたということで、また館山に遊びに来るようです。釣り場からもよく見える、このホテルですね。さすがに土曜は取れなかったようで、日曜に宿泊予定です。

そこで、天気がよければ船に乗ってみたいということになりました。この時期、釣りはカワハギ位しか期待できないので、とりあえず船に乗れればいいということです。
金曜と土曜は風が強く、きむさんとの釣り始めは延期となりました。きむさんとの釣りは、このまま冬眠になってしまいそうです。
でも、日曜は午前中はいい感じです。午後2時頃から雨模様なので、午前中しか駄目ですが、船にちょっと乗って楽しむだけなら大丈夫です。
私もちょうど船の出し入れ練習をしたかったので、ちょうど良いということで、日曜に出かけることにしました。待ち合わせは保田のばんやにしました。ばんやには予約不要のビジターパースがあるので、一度行ってみたいと思っていたのです。子供を乗せるにも浮桟橋は安全なので、ばんやはぴったりです。
試し釣りは敗退
当日はちょっと早く目が覚めたので、いつもきむさんと釣行するのと同じような時間に現地に到着します。今日のまず一つ目のタスクは、一人で船が出せるか確かめるということです。
いつもきむさんが担当しているフォークリフトでの船の出し入れを、今日は一人でやってみます。やってみると、意外と早くできることが分かりました。ただ、船を下ろした後に船を桟橋に横付けするのが一人だとなかなか面倒で手間取ってしまいました。
それでもちゃんと準備はでき、8:00過ぎに出航です。海上で体制を整え、一路保田を目指します。
保田の懐かしいカワハギ釣り場に到着したのは9:20でした。ちょうど一時間かかりました。ちょっと波が高かったので、時速18キロ程度でゆっくり走って行きました。
この釣場は、きむさんとボート釣りを始めたころに、カワハギ釣りで通っていました。

本当に懐かしい釣り場です。この時期はもうカワハギは深場に落ちているので、ここにはいない気もしますが、とりあえず釣ってみることにしました。
近くの島には多くの人が上陸して何かを狙っていました。何を釣っていたのでしょうね。

カワハギ仕掛けを投入すると、何かが食っているようです。何度かトライして、やっと上がってきたのは、懐かしいオオスジイシモチでした。
美味しくないので、通常はリリースですが、今回は孫に見せるために生け簀でキープです。
次に何か重いものがかかりました。でも魚ではない感じです。上がってきたのは大型のキタマクラでした。見えた時にはヨリトフグかと思うほど膨らんでました。これもキープです。
しかし、ここで釣り続けても、他にめぼしいものが釣れそうな気はしません。孫たちも順調にこちらに向かってきているようなので、保田のばんやに入港してみることにしました。
初のばんや入港は快適
まずはばんやの漁協に入港の連絡電話をしてみます。しかし今日は日曜なので、漁協はお休みのようです。誰も電話に出ません。まあ、元々予約は必要ないということだし、真冬の午後雨の日に混んでるとはとても思えないので、直接行ってみることにしました。
ばんやのある保田港は真ん前に大きな定置網があるので、これを迂回して入らなくてはなりません。今日はちょうど定置網の張替えの日だったようで、何隻かの船が網の引き揚げ作業をしていました。
ばんや入港は10:40分でした。浮桟橋なので、接岸は容易です。一人でも難なく接岸して係留することができました。

やはり漁協はお休みのようでシャッターが閉まっていたので、ばんやのレストランの方で係留費用を払って、入港手続き終了です。30フィート以下は日帰りの場合2000円です。
11:00には娘夫婦と孫たちも到着したので、船遊びをすることにします。厚着をして再度出航です。孫たちに、やっと先日買った救命胴衣を着せてやれると思ったのですが、上の子はもう大きくなってて苦しがるので、子供用の救命胴衣にしました。下の子は救命胴衣を着けてバギーにぴったり収まりました。
港を出て少し行ったところで竿を下ろしてみますが・・・当然何も食いません。

まあ、孫も竿を出せて満足したようなので、帰港です。帰りは娘の婿さんの操船で戻りました。彼も前回一緒に行った釣りで、船舶操船に目覚めた?ようで、ちゃんと免許を取ってきました。これで、この船の利用者も増えそうです。

港に戻ったのは12時過ぎでしたので、一時間ほどの船遊びでした。
ばんやでおさかなに舌鼓
さて、ちょうどお昼なので、ばんやでお昼を食べることにしました。天気予報が悪いとはいえ、日曜のお昼ですから、ばんやの食堂も大繁盛です。しばらく順番を待つ間、孫たちに構われて楽しく過ごしました。

15分ほどで順番が来たので、注文です。今回、2900円の大漁御膳と、1350円の漁師のまかない丼を頼んで比べてみました。


さすがに大漁御膳は魚の種類も多く贅沢ですが、漁師のまかない丼は魚の種類は少ないものの、びんちょうとぶりの漬けがたっぷりでご飯より魚の方がずっと多い満足の丼でした。こういう場所の食堂は観光地値段で割高だと思っていたのですが、この量なら満足です。ばんやが人気があるのは当然ですね。
食事をしている間に雨が降り始めましたが、それほど強くならず、逆に波は収まってきているようです。14時に孫たちと別れ、館山に戻りました。帰りは時速30キロ以上出せたので、45分で戻ることができました。
一人での上陸も順調に終わり、船を片付けると4時半になりました。今日は一人で留守番の家内からお土産の要望が届いていたので、道の駅富浦に行って、キンギョソウと枇杷ジャムと干物を買って帰りました。枇杷ジャムは種類が沢山あったので、カロリーが表示してあるものの中で一番カロリーが少ないのにしました(笑)



さて、来週はどうなるかな?? きむさんと釣り初めができるかな