館山釣り拠点計画(に至る経緯)

123tomboyからYF21に乗り換え、館山に船が置けるようになったので、釣りの拠点は館山に限定されることになりました。で、昨今の様々な状況を考え、館山に釣りのための拠点を設置することにしました。いろいろ検討したことを忘れないように、釣りに行けなかった週は、この拠点設置に関する記録を書いておくことにしました。

館山拠点までの経緯

娘が以前からトイレ付の船を要望していたこともあって、2022年にsaiさんからYF21を譲っていただきました。YF21の置き場として館山方面のマリーナを探したのですが、マリーナはどこも満杯で、置き場として富津岬の付け根にある大貫マリーナしか見つかりませんでした。

大貫マリーナに私の船があったころのgoogle mapの航空写真

大貫から館山までボートで走ると2時間くらいかかりそうです。おまけに大貫マリーナは写真でもわかるように、干潮の時は川が干上がってしまうので出航できません。朝出て夕方戻る釣りができるのは年間の半分程度です。その結果、YF21と123tomboyの二艘体制になりました。で、どうしても様々な釣果が期待できる館山に123tomboyで出撃することが多くなり、2023年後半から2024年前半は殆どYFには乗りませんでした。

さらに、2022年夏には、大貫マリーナが一年半後に閉鎖されることとなり、YFを移動させなくてはならないことが決定します。元々写真に写っている岩瀬川には、漁師さんが船を置いている場所も沢山あって、その時代は国が川の浚渫をしてくれていたようなのです。でも、漁師さんが廃業していまって、川が浚渫されなくなり、大貫マリーナもクレーンが老朽化したこともあって廃業を決めたようです。

私の方は、トイレ付きの船を強く求めていた娘に子供ができて、当面釣行は無理そうなので、これは最悪YFを手放すしかないか、と思っていたのですが、今度は館山の船形漁港のスロープが土曜閉鎖となるということで、tomboyでの週末釣行が難しくなることが判明しました。どちらの船の釣行にも暗雲が漂う状況です。

しかし、ここで幸運の女神が訪れます。以前からお願いしていた館山のマリーナに、船が置けることになったのです。そこにtomboyを置くという案もあったのですが、やはりせっかく場所があるならYFを活用したいところです。ということで、早速準備を進め、2024年秋にYF21を館山に移動し、123tomboyを売却してYF21の一艘体制とすることにしました。

2024年から、YF21での釣行になりましたが、なかなか釣行回数が伸びません。その最大の理由は、風の強い日が多くて出れない・・・なのですが、地球温暖化のせいで風の強い日が多くなったのかというと、それはちょっと根拠がなさそうです。それよりも天気予報の精度がアップして、風の予報の時間的正確性が高くなったので、風の強さの変化が分りやすくなり、一日ずっと風が弱いという日が少ないことが目に見えやすくなってしまったと言った方がよいでしょう。

確かに、以前から出港してみると予報より風が強かったり、急に強くなったりすることはあったのですが、以前は風予報は外れるものがと思っていたので、あまり気にせず出ていました。しかし、予報の精度が上がり、途中で風が強くなることが分かると、リスクを取って館山まで出かけるのが躊躇されてしまいます。それが釣行回数を少なくする原因となっていました。

ということで、これからは海の近くに住んで、風が良ければ出る、悪くなったらさっさと戻る、という体制でないと、釣りを楽しめる回数が伸びないことを痛感します。ちょうど昨年、63歳で私は定年を迎え、65歳を超える来年春には完全引退も可能になります。元気に自分の船で釣りができるのも、あと10年でしょうから、今動かなくては、折角の楽しい老後の自由時間を失ってしまいます。

saiさんが館山ベースと称するログハウスの釣り基地を自力で建築したのにも刺激を受け、私も館山に釣り拠点を置きたいという気持ちが強くなりました。館山釣り拠点計画の開始です。

車内泊システムの検討

まず最初に考えたのは車内泊設備の充実による拠点化です。元々私のエスティマには、快適なエアマットと、窓を全部塞ぐことができるシェードが準備されています。(購入記録はここにあります)ハイブリッド車なので、エンジン稼働状態で停車してエアコンを利用していても、自動的に充電の時だけエンジンを回してくれるので、安心して眠ることが可能なのです。

さらに館山のマリーナには小さな小屋があり、トイレ、水道、冷蔵庫、エアコンなどが完備されていますので、マリーナ駐車場での車内泊も結構快適にできそうです。

問題は、エスティマがそろそろ買い替え時期になってきていることです。次の車は我が家の太陽光FIT終了とガソリン代節約のため、EVかPHVにしたいと思っています。そうなると、車内泊が快適な大きな車は三菱のアウトランダーになりますが、アウトランダーは高いですよね。三菱自動車という会社の将来にもちょっと不安があります。本当は1月末に発売されるアルファード/ヴェルファイアのPHEVが一番いいのですが、新車価格で1000万の車は買えません。

私の資金計画で買えそうなのは、プリウスのPHEVか、日産さくらなどの軽EVです。ホンダから出たn-VAN:eも気に入っているのですが、助手席や後部座席の乗り心地がわるそうなので、きむさんや家内が苦労しそうです。いずれにせよ、車内泊に向いた大きな車を買うのは難しそうです。

ということで、釣り拠点=車内泊計画を諦め、家を手に入れる方向で検討することにしました。

中古の家探し

ずっと住むわけではない一時滞在拠点ですから、別荘のようなものです。となると、一番手軽なのは中古の家を入手することです。ということで、中古探しを開始します。

家探しはat homeやSuumoのHPが地図から探せるので便利です。件数はat homeが最も多そうです。場所は当然マリーナから近い方が良いのですが、将来的に娘夫婦に引き継がれることを考えると、あまり不便な場所より、スーパーなどが近くにある場所がよさそうですし、そこから東京の仕事に出ていくとすれば、館山駅まで行きやすい方がよさそうです。館山移住というと、館山湾南側の房総フラワーライン沿いの丘陵地が別荘エリアとして人気ですが、生活にはちょっと不便そうです。ということで、那古船形から波佐間くらいまでの範囲をターゲットに、中古の家をいろいろと探してみることにしました。

条件としては、昨年もらった退職金(第二の職場で勤続年数7年なので僅かですが)と、コロナ禍の引きこもりで少し溜まったお金で買えるように、最大でも1000万円以内で入手したいところです。1000万円だとアルファードのPHEVが買えてしまうので、本当は500万円以内で見つかるのが理想です。で、色々なサイトをウロウロし、しばらく探し続けたのですが、なかなか良いものが出ません。売り出されているもので、私の求める価格に適合するものの欠点は以下のような感じです。

①古い。娘の代までは維持できず、私が解体や処分などで苦労することになる。
②大きい。売りに出されている家は4LDKとか、6LDKとか、大きいのです。こちらは一人で住む予定ですから、大きい家は必要ありません。大きいと掃除とか管理とか面倒そうです。
③再建築が難しいものがある。古くても建て替えるという案はあるのですが、諸条件で再建築が難しそうな物件ほど安いのです。
④トイレが汲み取り式。今は館山市も浄化槽の設置が義務付けられていますが、昔の家は汲み取り式のままが多く、ずっと住んでないと色々面倒そうです。

一番可能性がありそうだったのが、このサイズの家です。土地はすごく広いので、前面道路は狭いもののセットバックすれば再建築は可能です。釣り場にも近くて3SDKという家のサイズもギリギリ許容範囲です。ただ、古くて高い。築50年近いのに、1500万円近い値段です。まあ、土地の値段ですね。

無駄に土地が広いのは管理が大変になるだけですよね。結局、私の欲しいタイプの家が中古で出てくることは無さそうです。やむなく、中古を探しつつも、新築の可能性も探すことにしました。

新築するとなると・・・

新築で拠点を準備するとなると、検討すべきは大きく3つです。

①資金確保
②土地探し
③建築業者探し

です。まずは資金問題を検討し、投入できる資金を決定したうえで、その資金を土地と建物に振り分ける必要があります。となると、まずは建物の費用が大きいですね。どこまで安く建てることができるのか、調べることが必要です。土地もできる限り安く入手したいところです。検討すべきことは山積みです。

とりあえず館山市内の新築一戸建て建売住宅の値段を調べたところ、2000万円前後で販売されていることが分かりました。しかし、中古の家の購入目標が1000万円ですから、新築でもこの目標は維持したいところです。目標を1000万円以内に設定して、新築の可能性を探りつつ、中古の出物を待つことにしました。

次回に続きます。

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