冬眠明けの釣りは敗退

二月が終わり、温かい春の日が巡ってきたので、冬眠明けの釣りに出てみました。快適な天候で釣りを楽しむことができましたが、釣果は駄目駄目でした。まあ、久しぶりの釣りは楽しかったので、満足としておきましょう。

週末の天気が良いらしい

週末が近づき、きむさんからメールです。

「きむです。今週末暖かそうだけど行けそう?
「Gakuです。今週末は土曜のみ行けます。土曜に出れるといいねぇ」
「了解です。」
「鯖はないよー 生サバがなかったら、塩サバで釣れるか、買ってみるつもり。」

ということで天気予報の様子見です。行けそうです。

「きむです。土曜日、行きましょう。狙いは魚礁と深場で良い?超深場はやる?カワハギとアカハタは無しで良い?やるなら竿持って行くけど。 サバ、こちらでも高くて買えないです。ブランデだからって言うのもあるけどね。一匹500円以上するよ。塩でしめるから塩サバでも良いのかなあ。」
「Gakuです。日曜に娘が来るから、カワハギは釣りたいかな。超深場はまだ早いかな。やったら太刀魚がいるかも知れないけど、サバないしねえ。」
「了解。じゃあカワハギ竿持ってきます。」
「鯖売ってたので一匹だけ買いました。300円。高いよねえ。」
「おお、買えたんですね! 300円なら適正価格と思いますよ。いつも298円で買ってた気がする。」
「サバさばいて、短冊30本作れたから、3本針の深場なら二人分には足りると思うよ。今回はFUKUさんは来れないそうです。」
「ありがとうございます。了解です。では明日もいつもの時間に行きますね。」

ということで、サバも入手でき、土曜日出撃確定です。

いつものパターンでいつもの釣りを

当日もいつも通りに到着です。いつも通りに準備して、いつも通り、8時過ぎに出発です。

いつも通り、まずはウマヅラポイントでイサキ・アジ探しです。

ポイント到着は8:25、すぐに群れが見つかります。なかなか大きな群れで、二層に分かれているので、イサキとアジかもしれません。早速この群れの上に止まって、竿を出してみます。

竿を出しても直ぐには喰いませんが、しばらくしてきむさんが釣ってくれました。イサキです。しかし、サイズはイマイチで、何とかキープサイズという感じです。

それでも、久々の釣りで久々のイサキなので、ここでイサキ釣りをすることにしました。私も竿を出して真剣に誘いますが、喰いません。餌をとられたかな?と巻き上げていると、突然強い引きです。これはサバですね。珍しくサバを買って餌を作ってきたら、サバが釣れたようです。

上がってきたのは3本針にサバ3匹。でも、一番下の1匹は、取り込みで落ちてしまいました。それでも立派なサバが二匹釣れました。模様からするとゴマサバのようです。

その後もきむさんはポツポツとイサキを釣りますが、私の方はどうも釣れません。今日はイサキの食い気が小さいようです。9時過ぎにやっと小型のイサキが一匹釣れました。

しかし、その後が続きません。今日のイサキは食い気がないようです。でも、海は静かで、天気も良く、全く寒さを感じない快適な釣り日和です。

3月だけ館山に立ち寄る高速船が走って行きました。この高速船、船体は大きいのに、羽根で浮かんでいるので、引き波が殆どでないのです。我々のような小さな船の釣り人にはありがたいです。

さて、その後きむさんがまた一匹イサキを釣りますが、サイズはアップしません。

「もっと大きなイサキが釣りたいね。」

「ポイント移動しようか。」

ということで、別のイサキポイントに移動です。

群れは居るけど喰わない

9:50に次のポイントに到着です。ここでも群れは発見できたのですが、喰いません。あまりに喰わないので、私はイサキ仕掛けを放置して、カワハギ釣りをしてみることにしました。しかし、カワハギもいないようで、餌が残って戻ってきます。

そうこうしているうちに、私の放置したイサキ仕掛けときむさんの仕掛けがお祭りしたようです。変だなと思って上げてみると、私の仕掛けにウマヅラが掛かっていました。このウマヅラを放置したせいで、きむさんの仕掛けとお祭りしてしまったようです。

このお祭りを外す際にちょっと失敗をして、きむさんの道糸が船尾のスクリューに巻き付いてしまいました。エンジンは止まっていたはずですが、スクリューは流れで回っていたようですね。たった3周程度の巻き付きですが、解くことができず、きむさんの道糸を少し切ってもらうことになりました。

結局イサキは釣れないので、どうするか悩みます。

「ほかにポイントは?」

「近くに先日のシマダイポイントがあるけど?」

「シマダイかあ・・・でも、シマダイが居なければイサキがいるかもね。」

「じゃあ行ってみようか、ipilotで移動するよ。」

ということで、10:06にシマダイポイント到着ですが、ここには魚影がありませんでした。

「どうする?深場行く?」

「深場に行くか、アマダイ・レンコダイに行くか、カワハギに行くかだね。」

「どれがいい?Gakuさんの好きなのでいいよ。」

「じゃあ、近い順でカワハギに行こうか。」

と、さらにipilotで移動してカワハギポイントです。

カワハギ1匹確保

10:40にカワハギポイント到着です。私はカワハギ釣り、きむさんは、そのままイサキ仕掛けでサバを狙います。で、私の竿にかかったのは、大型のキタマクラ。カワハギは居ないのでしょうか。

「Gakuさんがカワハギ釣ったら参戦するよ。」

ときむさんは休憩モードです。

翌日に娘が来ることが確定していたので、一匹だけでもカワハギが欲しかったこともあり、私は真剣にカワハギ釣りをすることにしました。

で、真剣に釣ろうとしても餌は取られるので、このエサ取りはキタマクラではなくカワハギです。それならちゃんと戦おうと、立って釣ってみました。すると、やっと掛かりました。まあまあのサイズのカワハギです。

このカワハギを見て、きむさんも参入しましたが・・・・・この後は餌も取られません。ここには1匹しかいなかったのでしょうか。

私としては、できれば娘用と我が家用に、2匹のカワハギが欲しかったのですが、既にウマヅラを2匹確保したこともあり、とりあえずお土産の必要量は確保しています。これ以上粘ってもあまり釣れそうもないということで、カワハギ釣りはやめ、ポイントの近い順で、次は深場に行くことにしました。

深場も食わない・・・・

深場到着は11:18です。今日は流れも速くないので、流しながら釣ることにしました。

一度目の流しで、きむさんがシロムツとクロムツを釣ります。私の方は何も釣れません。

二度目の流しの準備で、操船を失敗して、私の道糸をスクリューに巻き込んでしまいました。今日二度目の巻き込みです。今回はスクリューが回っていたので、巻き込み回数も多く、とても解けるとは思えません。やむなく道糸の途中で切って解き、繋ぎなおすことにしました。

この作業に15分ほど取られ、私は疲れてしまいました。一日に二度も巻き込んで高切れをしてしまうとは大失敗です。久々の釣りなので、カンが鈍っていたようです。

気を取り直して再度深場に挑戦ですが、だんだんと風が強くなり、船が流れるようになってきました。やむなくipilotで止めて投入しましたが、結局私には何も釣れません。きむさんがシロムツを一匹釣ったところで深場を諦めることにしました。

アマダイも敗退

13:30にアマダイポイントに到着です。最初の流しで、きむさんが小さいながらもアマダイを釣りました。私の方は・・・小型のレンコダイでした。

次の流しのころから風と流れが強くなり、ipilotでゆっくり進むものの、仕掛けが流れるようになり、なかなか釣れません。

釣れるのは、きむさんにはレンコダイやキヌバリ、私にはクラカケトラギスやヒメです。今回は釣果が少ないので、トラギスもレンコダイもキープです。

小さなレンコダイを巻き上げている途中にサバが掛かったりもしました。

結局私はアマダイを釣ることは出来ず、14:20に納竿としました。

今日はきむさんはイサキ数匹、クロムツ、アマダイと釣りましたが、私の方は深場は坊主で、大きなレンコダイも釣れず、駄目駄目でした。

今日の釣果

ということで、今日の私の釣果は、ゴマサバ3、ウマヅラハギ2、レンコダイ2、カワハギ1、イサキ1,クラカケトラギス1、オキトラギス1、ヒメ1(リリース)、キタマクラ1(リリース)でした。釣果はイマイチですが、ウマヅラとゴマサバが大きいので、体積的には大漁です(笑)。

きむさんが孫の大好きなシロムツを二匹くれたので、娘のお土産も十分です。

初日は最近お気に入りのウマヅラ塩焼きを家内と二人で分けて食べました。

翌日、娘夫婦が来たので、カワハギとウマヅラの刺身、シロムツを持たせました。ウマヅラの肝もとても美味しそうな良い肝でした。シロムツは娘の家で塩焼きになり、孫二人が全部食い尽くしたそうです。

我が家でもカワハギとウマヅラの肝和え刺身を堪能しました。今回はカワハギとウマヅラ半身ずつなので量は少ないのですが、二人だとこれくらいでちょうど良いですね。肝がたっぷりあったので、贅沢な肝醤油を楽しみました。

残った小魚たちは塩焼きです。イサキはちょっと崩れてしまいました。レンコダイやトラギスは小さいけど味はいいですね。美味しくいただきました。

そしてサバ。当然餌用に冷凍ですが、一匹しめ鯖にしてみました。砂糖で絞め、塩で絞め、酢で絞め、冷凍して完成です。美味しくいただきました。

ということで、冬眠も明けました。釣りシーズンの始まりです。まだまだ風が不安定なので、出れる日は少なそうですが、次はいつ出れるかな。

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