館山釣り拠点計画(建築開始)

館山の釣り拠点、設計も終わり、建築確認も終わり、建築開始です。建て始めると早いですね。建物の契約が終わると、私が現地に行くことなく、すぐに建築が始まり、建て始めて二週間ほどで、一回目の内覧会がありました。

契約2つを締結

前々回に土地契約の話を書きましたが、契約の翌週、登記情報が到着しました。これで土地は入手済みです。ちょっと嬉しいですね。

次に家の建築請負契約です。これは前の回にも書いたように、家内と一緒に八街にある楽ちん住宅さんのモデルルームを訪問しました。楽ちん住宅の本拠は茂原市ですが、ちょうど八街にモデルルームがあったので、そこでの契約をお願いしたところ、快諾していただけました。八街なら我が家から30分もかからずに行けるので快適です。

この会社、モデルルームを固定して持つのではなく、建売住宅のように、数か月モデルルームとして使うと、どんどん売っていくスタイルのようです。八街のこのモデルルームも、既に来週には購入者に引き渡されるということで、ギリギリ使えた感じでした。いい感じの小さな家でした。

ちなみに、茂原市か八街市なら、最初からモデルルームに提供するという約束をすれば、安く建築することもできるようです。カーテンや家具付きで四か月ほどモデルルームとして使った後に引き渡されるようです。値段もお得なので、私も場所が茂原か八街だったら、これに応募したかったですね。

この日は家内にも同行してもらい、家内が壁や屋根の色を選んでいる間に、私が契約手続きをしました。小さな建築屋さんなので、品質保証の保険は、住宅瑕疵担保責任保険法人の日本住宅保証検査機構という会社が提供している保険を使うようです。

こちらの契約自体は電子契約を使うということで、重要事項説明を受けた後に、その場で端末で電子契約をしました。これで家の契約も終わりです。契約の記念に花束を頂きましたが、家内を連れて行ってたので、ちょうど良いお土産になりました。

壁や屋根の色、玄関などは家内が全部選んでくれたので、私は一応家内が選んだものを、それでいいよと確認はしたものの、正直、あまりむ覚えていません。多分中も外も白っぽい家になるはずです(笑)

建築スタート

契約が終わると、まずは土地の地盤調査です。まあ、何十年も前から住宅地として使われていたので、べた基礎用の建築場所として問題のあるような地盤ではないと信じていましたが、調査の結果も問題ないということで、建築が始まりました。

基礎の建築や上棟はお任せです。上棟式は朝8時からということで、私は参加しないことにしました。弁当の費用だけ私が負担することになるそうです。面白いですね。

上棟から2週間程度で一回目の内覧ということでしたが、ちょうどお正月を挟むことになってしまったので、二週間ほど遅れて内覧の日が決まりました。

ちなみに、内覧の二週間前、年末のぎりぎりに、館山に釣りに行ったので、帰りに建築現場に行ってみました。夕方だったので、既に薄暗くなっており、写真では夜のようですが、それなりに全体を見ることができました。まだ上棟して間もないので、柱だけが建った骨組みが丸見えの家を想像していたのですが、壁?に囲われた全体像ができていて驚きました。

第一回内覧

さて、年が明け、第一回目の内覧です。今回は柱の構造などを確認し、コンセントやスイッチの位置を最終的に確認することになります。

この日は快晴で素晴らしい天気になりました。家も美しく見えます。前回の上の写真と比べると、玄関や玄関のひさしができているのが分ります。

まずは周りを見てから中に入ります。

中に入って、初めてこの白い壁の意味が分かりました。これはただの紙?だったのですね。外から見ると壁ができているように見えますが、柱などの木の表面を守るためのシートのようです。内側から見るとこうなります。

確かにこうやってシートを貼っておけば、冬でも中での作業がしやすいし、木材の痛みも少なくなる気がしますね。

私は仕事上、色々な規格に興味があるのですが、このシートの規格はJIS A 6111(透湿防水シート:住宅の通気工法などの内部結露防止構造を備えた外壁,及び屋根において,透湿,防水,防風などのために使用する透湿防水シート)に適合しているようです。

一部では断熱材の施工も始まっていました。

断熱は価格が安いのでローコスト住宅では定番のグラスウールですが、使われている製品は旭ファイバーグラスのアクリアネクストという製品でした。JIS A 9521ではGWHG14-38の高性能品に適合する断熱性能で、防湿性能はJIS A 6930に適合した防湿フィルムが片面に使われています。このフィルムの端が結構幅広く耳になって施工性が良いので大工さんにはありがたい製品ですね。

床はまだ下板しか貼ってありませんでしたが、JAS規格の構造用合板24mmで接着力の強い(特類)針葉樹主体で(2級)表面仕上げの荒い(C-D)合板でした。この上に化粧合板の床板12mmが張られるので、この板の表面仕上げは荒くて当然ですし、ホルムアルデヒドは、最近の建材は全てF☆☆☆☆なので、あまり価値は変わりません。作られたのは石巻なのですね。こういうマークが見れるのは建築途中だけなので、楽しいですね。

さて、今回の内覧で一番楽しみにしていたのが、ロフトの様子です。既に概ね構造が見えるようなので、梯子で上って覗いてみました。

屋根裏ですけど、なかなか広くていい感じです。これだけあれば本を置くのも十分です。天井は一番高いところで1.4m以内でないとだめで、一番低いところでは83cmの設計になっているようです。まあ、出来てみてからのお楽しみですね。

ただ、この時点で一つだけ問題に気付いていたので、お願い事をしました。ロフトに上がる梯子の位置です。ロフトは梯子で上がるタイプですが、普段は収納されているので、その入り口にはあまり気を使っていなかったのですが、部屋に家具を配置しようとすると、ロフトの梯子が下りてくる場所には家具が置けないので、意外と家具の配置を制限してしまうことに気づいたのです。

といっても、既に設計は終わっているので、大きな変更は無理です。梯子の位置をできるだけクローゼット寄りに寄せて付けて頂くようにお願いしました。あとは家具の配置で工夫するしかないですね。

次に続きます

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